ARアドバンストテクノロジ(5578)のIPO(新規上場)初値は市場コンセンサス通り買い優勢となり、上場初日となる本日(6月23日)は値付かずとなり、初値は週明け(6月26日)にお預けとなりました。
週明けはまた後ほど別記事でご紹介させて頂きますが、元々上場予定だったブリッジコンサルティンググループ(9225)とQLSホールディングス(7075)が加わるため、実質的には3社同日上場となります。果たしてどのようなスタートとなるでしょうか。
と、その前に昨日(6月22日)値付かずで持ち越しとなっていたアイデミー(5577)が本日(6月23日)2日目にして無事に着地(初値形成)となったので、簡単ではありますが、ご紹介させて頂きたいと思います。
アイデミー(5577)のIPO初値結果
公募価格 | 1,050円 |
初値価格 | 5,560円(2日目 14時06分) |
初値売却益 | +451,000円 |
初値売買代金 | 21.2億円 |
初値出来高 | 381,600株 |
6月23日終値 | 4,560円(ストップ安) |
市場開場直前(8時59分)のこのアイデミー(5577)のフル板の合致点は5,550円(初値売買代金:13.0億円)となっていたので、およそ10円ほど吊り上げられた5,560円(初値売買代金:21.2億円)での初値形成となりました。初値売りで+451,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
初値3日目も想定されていましたが、本日は直近IPOが総崩れとなっており、残念ながらそこまでの買い意欲の増加はありませんでした。特に初値が高騰し過ぎたIPO銘柄は軒並み制裁を与えられているようで、このアイデミー(5577)もご多分に漏れず、初値形成後はVC売りも交えた売りに押されてストップ安(4,560円)へと沈んでいます。
アイデミー(5577)IPO5分足チャート(2023年6月23日)
週末を挟むことからか、まだ後続IPOがあるからなのかは不明ですが、即金規制明けの期待買いも無く、終値はそのままストップ安(4,560円)での大引けとなりました。後続IPOにとって悪い影響とならないことを願うばかりです。
ARアドバンストテクノロジ(5578)2営業日目のIPO(新規上場)初値予想
市場開場直前(8時59分)のARアドバンストテクノロジ(5578)のフル板の初値合致点は無しで、本日の注文受付価格の最上限5,040円Overでのスタートとなりましたが、市場開場後は直近IPOが総崩れとなったことからか、合致点無しも剥がされ、少しづつ下がって行き、最終的には合致点4,000円で持ち越しとなりました。
最終気配値は本日の気配上限となる2,898円で、売りが307,400株に対して買いは684,100株で差し引き376,700株で買い越し、売りに対して買いはおよそ2.2倍程度で初値買いに入っている資金は19.8億円と、小型IPOにしては多く入っている印象です。
週明けは即金規制(買付代金の即日徴収、成行買い禁止)が掛かるため買いは減少し、本日売り注文を出していなかった投資家の売りも足され、売りは増えることが予想されます。どの程度の売り買い増減があるのかはわかりませんが、2.2倍程度の売り買い差し引きがあれば、週明けも「買い気配スタート」となりそうです。
そして大手初値予想会社の明日のARアドバンストテクノロジ(5578)の週明け2営業日目のIPO初値予想は以下の通り、当初予想の4,000円と同値となる4,000円となっているようです。この初値予想価格通りで推移すれば週明けは前場10時10分頃の着地予定となります。
ちなみにもう一社の大手初値予想会社のARアドバンストテクノロジ(5578)の週明け2営業日目の初値予想は当初予想の2,800円から大幅上ブレとなる3,800円となっているようです。相変わらずの後出しジャンケン的な初値予想です。
ARアドバンストテクノロジ(5578)2営業日目のIPO(新規上場)気配運用
そしてARアドバンストテクノロジ(5578)の週明け2営業日目の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。
基準価格:2,898円
気配上限:6,670円
気配下限:2,174円
上限気配更新:10分で145円づつ。
下限気配更新:3分で通常の更新値幅(3,000円未満の場合は50円)
注文受付価格の範囲:725円~11,600円
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