Faber Company(220A)IPO新規上場初値が無事に付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。これでひとまず7月分のIPOも終了となり、次の8月21日(水)上場のオプロ(228A)までおよそ三週間ほどのIPO空白期間突入となります。

Faber Company(220A)のIPO初値結果

公募価格1,000円
初値価格1,190円(9時25分)
初値売却益+19,000円
初値売買代金6.5億円
初値出来高552,700株
7月31日終値1,162円

市場開場直前(8時59分)のこのFaber Company(220A)のフル板の合致点は1,100円(初値売買代金:4.6億円)となっていましたが、およそ90円ほど吊り上げられた1,190円(初値売買代金:6.5億円)での初値形成となりました。

公開株数(親引け除く)に対する初値売却率はおよそ47.0%、初値売りで+19,000円の利益となります。直前初値予想よりは低い位置での着地となりましたが、プラス発進となっていますので、IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

ただ、一方でやはり初値売買代金は6.5億円レベルと活況さは見えませんでした。やはりこの規模(吸収金額12.3億円)で二桁億円到達するにはテーマ性が無いと厳しいようですね。既存株主からの売り圧力はありませんでしたが、IPO主幹事がネット証券(SBI証券)だったこともあり、IPO株取得者(当選者)の売りが多く降って来た印象です。

事業内容はデジタルマーケティング自動化ツールなどの提供とすでに成熟感があり、一時期ほどの人気業態ではなくなってしまいましたが、上場時の余計な売り圧力は無く、公開規模に荷もたれ感も無く、次のIPO案件オプロ(228A)まで三週間ほどのIPO空白期間突入というスケジュール面での優位性があったにも関わらず初値が抑えられた感は否めません。

IPOチャレンジポイントを使用した際の配分数は100株で当選ボーダーは200ポイント~220ポイントあたりにあったとの情報からポイント単価は86円~95円程度となります。いつもより低めのポイント数とはいえ100円を割ってしまったのは残念なところです。

本日は日銀の金融政策決定会合の結果が発表される予定になっていますが、量的引き締めに加え政策金利の引き上げ案が有力との一部報道があり、先物がマイ転し、為替も円高に進行していたことで、株式市場全体が再び下落の道へ進んだことも初値が抑えられた要因なのかもしれませんね。

朝方の日経平均株価は一時500円超安まで売り込まれていましたが、日銀の追加利上げ(0.25%)決定を受け、前日比+575.87円まで上昇し、39,101.82円で取引終了となっています。

Faber Company(220A)の初値は直前初値予想よりも低い位置でのスタートとなり、初値形成後の高値は1,388円(初値価格+198円)まであったものの行って来いとなり、その後は1,200円を境にヨコヨコの展開となりましたが、14時52分に安値1,082円(初値価格-108円)まで下落して行きました。

Faber Company(220A)IPO5分足チャート(2024年7月31日)
Faber Company(220A)IPO5分足チャート2024.7.31

終値は初値価格(1,190円)を28円下回る1,162円での取引終了となっており、本日1日の出来高は8,184,800株で、OA含めた公開株数(1,232,100株)の6.6回転程度と大商いとなりましたが、それでも東証スタンダード市場の出来高ランキングは6位にとどまっています。

Faber Company(220A)のIPOセカンダリ

後続IPOまでおよそ三週間ほどのIPO空白期間突入となりますが、全体相場が悪かったことや、東証スタンダード上場であったこと、弱いものはとことん弱いの法則、そして何より個人的な所用で相場が見れなかったためIPOセカンダリは参戦しておりません。

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