フィスコ(3807)の株主優待はクラブフィスコ(有料会員)の方のみがIPOナビ「リミテッド」のレポートを無料で購読できるということからIPO投資家にとっては非常に人気の高い株主優待の一つとなっています。

管理人もこれまでは月額11,000(税込み)を支払い有料でIPOナビ「スタンダード」の会員になっていましたが、今回久しぶりに株主優待でIPOナビ「リミテッド」の権利を獲得しましたのでその内容をご紹介させて頂きたいと思います。

ちなみにIPOナビとはフィスコが独自で解析しているIPO新規上場)の銘柄紹介や初値予想などのレポートのことを言い、IPOブログなどでは「F社」などとイニシャルで表現されていることが多いです。

フィスコ(3807)の株主優待はIPO投資家には大人気!優待利回りは驚異の43%超え!?

クラブフィスコ(有料会員)で購読できるIPOナビ

ひと昔前はクラブフィスコ(有料会員)で購読できるIPOナビのバリエーションは以下画像の通り「スタンダード」「アディショナル」「リミテッド」と3種類ありました。

フィスコ(3807)購読料金

しかし今は「アディショナル」は無くなっており、有料会員で購読しようと思えば「スタンダード」のみで「リミテッド」を購読しようと思えば株主優待権利を獲得するのみという2つの選択肢しかありません。

上記画像はまだ消費税が5%の時代のものですね。最新のものがなく、まだフィスコ公式サイトにあったので拝借させて頂きました。今は有料会員でIPOナビ「スタンダード」に登録する場合は月払いなら11,000円(税込み)で年払いになると110,000円(税込み)と2ヵ月分お得になります。

フィスコ(3807)IPOナビスタンダード購読料金

IPO新規上場)に関する有益な情報があるもののやはり月額11,000円(税込み)は高く感じるかもしれませんね。そこで活躍するのがこの株主優待となります。ちなみに管理人はこれまで最高峰となる「アディショナル」には一度も入会したことはありません。

IPOナビ「リミテッド」で購読できるレポートの内容

フィスコ(3807)の株主優待で購読できるIPOナビ「リミテッド」の主なレポートは「銘柄紹介」「ブック考察」「初値予想」「初値分析」「ウィークリー」の5種類となり内容は以下の通りとなります。

<銘柄紹介>
IPO(新規上場)する会社の事業内容やIPO(新規上場)の条件などを簡単に知ることができます。「投資のポイント」を参考にして、まずはブックビルディングに参加するかどうかを参考にすることができます。

<ブック考察>
ブックビルディングスタート直後の状況を伝えています。ブックビルディングに参加するかどうかまだ検討しているときにはブックビルディングの人気度合いも参考にしながら参加不参加の参考にすることができます。

<初値予想>
初めて市場で取引される価格「初値」をズバリ予想します。初値予想や売却タイミングだけでなく、初値買いに向かうかどうかの判断材料なども参考にすることができます。

<初値分析>
初値が付くまでの注文状況や初値形成後の値動き、出来高、投資家の売買動向などを調べ上げ伝えています。翌日以降も積極的に売買すべきかどうかを参考にすることができます。

<ウィークリー>
熱しやすく冷めやすいIPO(新規上場)人気の動向を毎週末に現状分析と今後の見通しの両面から総点検できる充実のレポートです。

以上がIPOナビ「リミテッド」のおおまかなレポート内容となります。IPOナビ「スタンダード」の場合はもう少しレポート回数が多くさらに深い内容となりますが、当記事は株主優待の権利確定で見ることができるIPOナビ「リミテッド」の紹介なので、IPOナビ「スタンダード」についての説明は割愛させて頂きます。ただ個人的には普通のIPO愛好家であればこの「リミテッド」でも十分な情報量かと思います。

フィスコ(3807)の株主優待の内容

このフィスコ(3807)の株主優待権利確定月は6月末12月末の年2回となっております。6月末でも12月末でも取得条件は変わりませんが、保有株数によってIPOナビ「リミテッド」の購読無料期間が変わります。

保有株式株主優待内容
100株以上2,500株未満1ヵ月無料(6,600円相当)
2,500株以上5,000株未満3ヵ月無料(19,800円相当)
5,000株以上6ヵ月無料(39,600円相当)

上述の通り今は有料会員でIPOナビ「リミテッド」に登録することはできませんが、金額換算すると税込みで6,600円相当から39,600円相当となるようです。

管理人が実際に取得した2019年12月24日時点のフィスコ(3807)の株価は153円だったので、もし1ヵ月無料(6,600円相当)狙いで100株購入した際の優待利回りはなんと43%超えとなります。

ただ3ヵ月無料(19,800円相当)の2,500株や6ヵ月無料(39,600円相当)の5,000株購入した際の優待利回りはそれぞれ5%程度まで下がります。よって管理人は今回下記画像の通り5,000株購入しているため優待利回りは5.1%となります><

管理人の勝手な憶測ではありますが、性質的に1ヵ月無料(6,600円相当)狙いでこのフィスコの株主優待取得はあまり無いと考えると優待利回り43%は現実的ではないかもしれませんね。この辺りはウマいことなっています。

フィスコ(3807)取引履歴2019.12

ちなみに上記画像は管理人がSBI証券で昨年(2019年)取引した内容です。12月の権利付き最終日は2019年12月26日でしたが2日前となる2019年12月24日に153円で5,000株を購入しております。12月の逆日歩日数が7日となることから両建てはしていません。その後2019年12月27日と12月30日の2回に分けて購入した5,000株を購入時と同額の153円で売却しています。

結果的に購入価格と売却価格は同じだったことからフィスコ(3807)の株主優待取りに掛かった経費は手数料となる1,345円のみとなります。しかしながら3月30日には期末配当が5,000株で0.5銭分の2,500円を頂くことができましたので、手数料1,345円を差し引いても1,155円のプラスとなりました。運良くまさにタダ取りとなりました。

クラブフィスコ(有料会員)の登録方法

フィスコ(3807)の株主優待権利を獲得したら次はクラブフィスコの会員登録が必要です。会員登録をするには12月末権利確定分の場合は4月1日~9月30日までにフィスコ宛てに会員登録のための申請メールを送らなければなりません。件名を「株主優待希望」とし、本文には「名前、郵便番号、住所、メールアドレス、電話番号」などの個人情報を記載したメールをフィスコまで送ります。

その後数日でフィスコから「【フィスコ】IPOナビ(リミテッド)配信設定につきまして」と件名に記載されたメールが届きます。本文には利用期間やログインに必要なIDパスワードが記載されているので大切に保管して下さい。

これで晴れてクラブフィスコの有料会員となれましたので、保有株式に応じた期間はIPOナビ「リミテッド」のレポートを無料で見ることができるようになります。管理人はIPO閑散期を考慮せず申し込んでしまったので4月初旬から会員となっています。すでに1ヵ月近くIPO新規上場)が無いことから期間損失となってしまいました><

IPO歴が長い方はご存知かと思いますが、昔は某証券会社に口座があるだけでIPOナビ「リミテッド」を無料で見れるという良き時代もあったのですけどね。

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