HYUGA PRIMARY CARE(7133)とJDSC(4418)とグローバルセキュリティエキスパート(4417)のIPO(新規上場)初値が3社とも無事に公募価格を上回る形での着地となりました。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
とりあえず簡単にですが、本日(12月20日)上場3社のIPO初値結果をおさらいだけしておきます。2銘柄がストップ高まで買われ1銘柄がストップ安まで売られると、完全に二極化していますが、沈んでいたIPO市場に一筋の光が見えたような雰囲気を感じます。
ちなみに個人的には3社ともIPOセカダンリ参戦はしておりません。開場前に3社とも100株のみ注文を出していましたが、気配の弱さと最近のIPO地合いにビビってしまいすべて取り消してしまいました。タラレバですが1社は損切りとなったものの、参戦していれば2社だけで結構な利益が取れたでしょうね。
JDSC(4418)のIPO初値結果
公募価格 | 1,680円 |
初値価格 | 1,681円(9時00分) |
初値売却益 | +100円 |
初値売買代金 | 12.4億円 |
初値出来高 | 737,700株 |
本日終値 | 2,081円(ストップ高) |
3社の中でも一番初めに値が付いたのがこのJDSC(4418)です。初値こそ勢いが無かったものの、初値形成後は一度も初値価格を割ることなく、ストップ高(2,081円)まで高騰。IPO地合いが弱いと言われた中でのまさかの展開に驚きしかありません。
IPO株取得組の方にとってはやや残念な結果となってしまいましたが、IPOセカンダリ組の方にとっては非常に嬉しい展開かと思います。
JDSC(4418)IPO日中足・5分足チャート(2021年12月20日)
グローバルセキュリティエキスパート(4417)のIPO初値結果
公募価格 | 2,800円 |
初値価格 | 4,020円(10時14分) |
初値売却益 | +122,000円 |
初値売買代金 | 19.0億円 |
初値出来高 | 475,100株 |
本日終値 | 3,320円(ストップ安) |
二番目に初値が付いたのがこのグローバルセキュリティエキスパート(4417)です。JDSC(4418)の二匹目のどじょう的な展開になるかと思いきや、真逆の値動きとなりました。さすがにおよそ1,000円ぐらい対等価格が逃げるという結構な寄る寄る詐欺が発生したことからか、およそ30分でストップ安(3,320円)に沈みました。
IPO株取得組の方のみが利益の出る展開となり、IPOセカンダリ組はJDSC(4418)の二匹目のどじょう狙いで突撃され損失を出された方も少なくないかもしれません。
グローバルセキュリティエキスパート(4417)IPO日中足・5分足チャート(2021年12月20日)
HYUGA PRIMARY CARE(7133)のIPO初値結果
公募価格 | 2,600円 |
初値価格 | 3,640円(10時20分) |
初値売却益 | +104,000円 |
初値売買代金 | 10.8億円 |
初値出来高 | 298,000株 |
本日終値 | 4,340円(ストップ高) |
三番目に初値が付いたのがこのHYUGA PRIMARY CARE(7133)です。JDSC(4418)同様に初値形成後は一度も初値価格を割ることなくストップ高(4,340円)まで急騰となりました。IPO株取得組もIPOセカンダリ組もどちらも利益が出るという理想の展開です。
JDSC(4418)はストップ高に、グローバルセキュリティエキスパート(4417)はストップ安と、完全に二極化し、まるで心理戦となった中で、前者に寄せる形となりました。素直と言えば素直ですが、お金が絡むとなかなか素直に読めない(買えない)ですね^^;
HYUGA PRIMARY CARE(7133)IPO日中足・5分足チャート(2021年12月20日)
本日上場の3社は明暗がくっきりと分かれる形となりましたが、ネガティブ視されていたIPO市場、そして超絶IPOラッシュ初日としては上出来なスタートかと思われます。この良い流れのままIPOラッシュを乗り切ってほしいですね。
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