コンピューターマネージメント(4491)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日IPO新規上場承認発表のあった2社のうちのもう1社です。もう1社のフォーラムエンジニアリング(7088)についてはすでに下記記事でご紹介させて頂いております。
フォーラムエンジニアリング(7088)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。どうも今年(2020年)は証券コード7080番台のサービス業が多いです …
コンピューターマネージメント(4491)の上場日は3月11日(水)で、今のところは単独上場、上場市場はJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はSMBC日興証券となっております。ちなみにこのSMBC日興証券は新規口座開設でIPOの当選確率がUPします。
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コンピューターマネージメント(4491)のIPO(新規上場)情報
設立:1981年11月26日
業種:情報・通信業
事業の内容:システムの受託開発等
上場市場 | JASDAQスタンダード |
コード | 4491 |
名称 | コンピューターマネージメント |
公募株数 | 187,200株 |
売出し株数 | 179,600株 |
オーバーアロットメント | 55,000株 |
IPO主幹事証券 | SMBC日興証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 岩井コスモ証券 岡三証券 むさし証券 岡三オンライン証券(委託幹事) 松井証券(委託幹事) |
上場日 | 3月11日 |
仮条件決定日 | 2月21日 |
ブック・ビルディング期間 | 2月25日~3月2日 |
公開価格決定日 | 3月3日 |
IPO申し込み期間 | 3月4日~3月9日 |
吸収金額 | 11.0億円 |
想定価格 | 2,630円(263,000円必要) |
そして上記をご覧の通りこのコンピューターマネージメント(4491)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券も入っているため、岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。
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コンピューターマネージメント(4491)のIPO(新規上場)事業内容等
コンピューターマネージメント(4491)は独立系の情報サービス企業としてコンピューターマネージメント株式会社及び連結子会社となるノックス株式会社により構成されており、システムソリューションサービスの単一セグメントではありますが、事業領域を「ゼネラルソリューションサービス」「インフラソリューションサービス」「ERPソリューションサービス」の3つのサービスラインに区分されています。
業歴38年の中で特に関西圏でエンドユーザーとの直接取引の比率が高く、企画立案、システム構築、システム運用の全工程において、トータルでサービスを提供できるところです。
特に設計、構築に力を入れ、特定の業種に偏ることなく、サーバー構築、ネットワーク構築、データベース構築等のサービスを提供できるところです。また、AWS(Amazon Web Services)を中心としたクラウド技術に力を入れ、顧客のニーズに対応しております。
SAP商品群においては、大企業向けSAP S/4HANA、中堅企業向けSAP Business ByDesign及び中小企業向けSAP Business OneのSAP ERPの3大ラインアップを展開しているところです。
コンピューターマネージメントグループは、さまざまなシステム開発からクラウド向けインフラ構築などのIT領域に加え、BPOサービスや、ERP、RPAなどのパッケージソリューションを提供し、幅広い顧客とのタッチポイントを有し、既存顧客のクロスセル、顧客リテンション、新規顧客獲得に繋げております。
20年以上のERPパッケージの取引実績やSAP認定コンサルタント資格の高い取得率を背景に、SAP社との強固なリレーションを構築し、中堅企業向けのパッケージでは、SAP社の承認済みソリューションとして認定されております。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
手取概算額446,149千円に本第三者割当増資の手取概算額上限132,612千円を合わせた、手取概算額合計上限578,761千円については、1.大阪本社移転に係る費用(262,000千円)、2.事業拡大に係る人件費(135,000千円)、3.社内基幹システムへの投資(76,000千円)、4.開発拠点拡充のための東京本社分室開設にかかる費用(57,000千円)に充当する予定であり、残額につきましては事業拡大のための人材確保に係る人件費として令和4年3月期までに充当する予定であります。また、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(コンピューターマネージメントのIPO目論見書より一部抜粋)
コンピューターマネージメント(4491)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
コンピューターマネージメント(4491)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,630円としてオーバーアロットメント含め11.0億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としてはまだ小型で荷もたれ感を感じるサイズではありません。
設立からおよそ40年の老舗企業となりますが、事業内容は独立系システムの受託開発等ということで、これまた目論見書にはIPO的には好まれそうなAWS、ERP、RPA、クラウド、IoT、ビックデータなどのIPO魅力ワードがふんだんに使われています。
コンピューターマネージメント(4491)の株主にはベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。
事業内容に新規性は無いものの業績は右肩上がりで順調に伸ばしていることから、成長性としては純粋に評価されそうです。小型IPOで需給不安が無いことやIT関連ということも含めて人気化しそうですね。IPO株数的にもプレミアチケットとなりそうな雰囲気です。
これはもうさすがに目隠しで全力申し込みで問題無さそうな銘柄です。よって現時点の管理人の個人的なこのコンピューターマネージメント(4491)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。
まだ2月初旬なのにすでに3月は7社ものIPO(新規上場)が発表されています。例年の傾向からまだ3月のIPOラッシュには少しばかり早い気がしますが、これは3月IPOラッシュの序章と捉えて良いのでしょうか。今のところは上場日も分散されていていい感じです。このまま分散された状態で20社ほど出てくれると嬉しいですね^^
<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのコンピューターマネージメント(4491)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
コンピューターマネージメント(4491)のIPO取り扱い決定(岡三オンライン証券)
コンピューターマネージメント(4491)のIPO(新規上場)業績等
コンピューターマネージメント(4491)のIPO経営指標
コンピューターマネージメント(4491)のIPO売上高及び経常利益
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