ラキール(4074)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。予想通り今日(6月11日)は金曜日ということでIPO新規上場承認発表が1社ありました。
複数社来るかもしれないと思っていたのですが1社のみで少しホッとしてしまいました。ただやはり金曜日にIPO発表するのはここ最近の通例となっており、おそらく取引所にとって何かしら都合の良い事情でもあるのでしょうね。
ラキール(4074)の上場日は7月16日(金)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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ラキール(4074)のIPO(新規上場)情報
設立:2017年10月5日
業種:情報・通信業
事業の内容:企業向けシステムの開発・保守及びクラウド型アプリケーション開発・運用基盤「LaKeel DX」とその関連製品の開発・販売等
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 4074 |
名称 | ラキール |
公募株数 | 840,000株 |
売出し株数 | 420,000株 |
オーバーアロットメント | 189,000株 |
IPO主幹事証券 | 野村證券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 楽天証券(100%完全抽選) SMBC日興証券 あかつき証券 東洋証券 岩井コスモ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 丸三証券 auカブコム証券(委託幹事) LINE証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 6月11日(金) |
上場日 | 7月16日(金) |
仮条件決定日 | 6月28日(月) |
ブック・ビルディング期間 | 6月30日(水)~7月6日(火) |
公開価格決定日 | 7月7日(水) |
IPO申し込み期間 | 7月8日(木)~7月13日(火) |
時価総額 | 93.9億円 |
吸収金額 | 18.8億円 |
想定価格 | 1,300円(130,000円必要) |
IPO主幹事が野村證券で、記念すべき第1号IPO取り扱い案件としてコラントッテ(7792)をLINE証券で取り扱うことが発表されたので、もしかするとこのラキール(4074)も野村證券主幹事案件となることからIPO委託幹事(裏幹事)として登場するかもしれませんね。
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さらにIPO幹事団(シンジケート)の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っているため、グループ会社となるauカブコム証券のIPO幹事入りも期待できそうです。
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ラキール(4074)のIPO(新規上場)事業内容等
ラキール(4074)はグループ会社で、株式会社ラキール及び連結子会社3社(Legend Applications China Holding, Inc.、北京利衆得応用技術有限公司、株式会社ZEST)で構成されております。ラキールグループはLaKeel事業の単一セグメントであるためセグメントごとの記載を省略しておりますが、ラキールグループのサービスは「プロフェッショナルサービス」及び「プロダクトサービス」の2つに区分されています。
LaKeel事業とはプロフェッショナルサービス(システム開発サービス、システム保守サービス)及び次世代クラウド型デジタルビジネスプラットフォーム「LaKeel DX」を中心とした成長エンジンであるプロダクトサービス(ストック型収益モデルの製品サービス、フロー型モデルのコンサルティングサービス)からなります。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
プロフェッショナルサービスはシステム開発及びシステム保守を提供するモデルで、新規顧客向けのシステム開発案件はフロービジネスです。また、既存顧客向けのシステム開発案件、及び保守案件は持続的な安定収益をもたらすリカーリング型レベニューモデルです。
製品サービスはサブスクリプション型レベニューモデルであり、継続的なサービス提供により、サービス提供期間を通じた収益が積み上がるモデルで、製品ラインナップの拡充により顧客数が増加し、売上の成長につながっております。
コンサルティングサービスはサービスの提供によりその対価を受領するフロービジネスで、製品サービスの成長に伴い、収益が増加するモデルです。
【手取金の使途】
手取概算額994,640千円については第三者割当増資の手取概算額上限226,044千円と合わせて、当社製品の開発費、技術系人材の採用・育成費、広告宣伝費及び借入金の返済に充当する予定であります。残額につきましては、当社の事業規模拡大のための人件費など上記以外の運転資金に充当する方針でありますが、具体化している事項はありません。
なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(ラキールのIPO目論見書より一部抜粋)
ラキール(4074)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
ラキール(4074)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,300円としてオーバーアロットメント含め18.8億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて12,600枚とそこそこの枚数となります。
ラキール(4074)の主力事業は、最新の状態を保ちながら共通するものを使いまわしたり連携させ、部品単位でサーバーを増やすことができるという特徴を持つクラウド型アプリケーション開発・運用基盤「LaKeel DX」及びその関連製品(DX、BI、Commerce、Online Media Service、Messenger、Data Insight、My Number、StressCheckなど)の開発・販売とやや小難しい感じですが、中身はクラウド及びDX(デジタルトランスフォーメーション)関連となることからIPO市場では鉄板で人気化しやすい事業内容となります。
東証のIPO(新規上場)会社概要では設立が2017年10月となっているものの、前身は企業向けアプリケーションの部品化とそれらの再利用を可能とするプラットフォーム開発を目的として2005年6月に設立された株式会社レジェンド・アプリケーションズとなり、2019年10月に株式会社ラキールに商号変更されています。ちなみに社名のラキール(LaKeel)のLa部分はこのレジェンド・アプリケーションズ(Legend Applications)の頭文字を取っているそうです。
汚い話ですいませんが、管理人は目が悪いのでラキール(4074)の公式サイトに飛んだ時に表示されるタブのアイコンが小さ過ぎてう○ちに顔が書いているように見えてしまいます。いやホントすいません。
LaKeel製品(DX、BI、Commerce、Online Media Service、Messenger、Data Insight、My Number、StressCheckなど)のユーザー数も着実に増やしており、ビジネスモデルがサブスク(サブスクリプション)型となることから、ユーザー数増加に伴って売上も順調に伸ばしております。
ラキール(4074)の公開規模はIPO想定価格(1,300円)ベースで18.8億円と東証マザーズ上場としてはやや荷もたれ感のあるサイズとなりますが、現時点では単独上場でIPOラッシュも落ち着いていることから、資金分散や買い疲れなどの影響は無く、初値は好スタートとなりそうです。ひとまずの初値評価はA級評価で問題無いかと思います。
よって管理人の個人的なこのラキール(4074)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。IPO主幹事がマンモス野村となることからIPO当選は容易では無いと思いますが、IPOラッシュも終了し、資金面でも余裕ができているため、下位証券も含めてしっかりと申し込んで積極的にIPO当選を目指したいところです。特にコラントッテ(7792)に続き、第2号取り扱い案件としてLINE証券の登場にも期待したいですね。
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<追記>
やはりauカブコム証券がこのラキール(4074)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
ラキール(4074)のIPO取り扱い決定(auカブコム証券)
<追記>
やはりLINE証券がこのラキール(4074)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
ラキール(4074)のIPO取り扱い決定(LINE証券)
ラキール(4074)のIPO(新規上場)業績等
ラキール(4074)のIPO経営指標
ラキール(4074)のIPO売上高及び経常損益
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