ミライロ(335A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(2月17日)IPO新規上場承認発表のあった3社のうちの2社目です。
当記事はミライロ(335A)のIPO詳細記事となりますが、残る2社のうちの1社のパパネッツ(9388)のIPO詳細についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いており、もう1社のビジュアル・プロセッシング・ジャパン(334A)のIPO詳細についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。記事が出来上がりましたら上記社名テキスト部にもリンクさせて頂きます。
パパネッツ(9388)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日はIPO新規上場承認発表が3社ありました。今週が3月分のIPO新規上場承認発表のヤ …
ミライロ(335A)の上場日は2025年3月24日(月)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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ミライロ(335A)のIPO(新規上場)情報
設立:2010年6月2日
業種:情報・通信業
事業の内容:①デジタル障害者手帳「ミライロID」の企画、設計、開発、提供、②ユニバーサルデザインに関する研修、リサーチ&コンサルティング、③手話通訳派遣、遠隔通訳など情報保障及び手話講座の提供
上場市場 | 東証グロース |
コード | 335A |
名称 | ミライロ |
公募株数 | 1,250,000株 |
売出し株数 | 1,051,200株 |
オーバーアロットメント | 345,100株 |
IPO主幹事証券 | SMBC日興証券 |
IPO引受幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 SBI証券 岩井コスモ証券 岡三証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 三菱UFJ eスマート証券(委託幹事決定) 岡三オンライン(委託幹事決定) |
IPO発表日 | 2月17日(月) |
上場日 | 3月24日(月) |
仮条件決定日 | 3月5日(水) |
ブック・ビルディング期間 | 3月6日(木)~3月12日(水) |
公開価格決定日 | 3月13日(木) |
IPO申し込み期間 | 3月14日(金)~3月19日(水) |
上場時発行済株式総数 | 10,475,000株 |
時価総額 | 26.7億円 |
吸収金額 | 6.7億円 |
想定価格 | 255円(25,500円必要) |
そしてこのミライロ(335A)のIPO幹事団(シンジケート)の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券と岡三証券が入っているため、それぞれのグループ会社となる三菱UFJ eスマート証券と岡三オンラインがIPO委託幹事(裏幹事)に入る可能性が高いです。
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ミライロ(335A)のIPO(新規上場)事業内容等
ミライロ(335A)は「バリアバリュー」を企業理念とし、バリアバリュー事業の単一セグメントで当事者の視点から「障害=バリア」を取り除き、「価値=バリュー」に転換するインフラやソリューション、サービスの提供を行っています。
デジタル障害者手帳「ミライロID」によるインフラの提供、企業等への「バリアバリューソリューション」の提供を軸として、障害者とその家族が今日を楽しみ、明日を期待できる社会を実現するための事業展開を行っています。
デジタル障害者手帳「ミライロID」は、2019年7月からスマートフォンのアプリとして提供されており、ユーザーは個人情報と障害者手帳画像を登録し、さらに当社で登録内容を目視で確認して認証することにより、スマートフォンだけで障害者手帳の確認と同等の効果をユーザーに提供することを目指しております。
企業等に対して、障害者にとっての社会的障壁を取り除き、障害者との共生社会を実現するため、障害を価値に転換するためのバリアバリューソリューションを提供しております。
①ミライロIDソリューション
「ミライロID」による障害者に対するサービス提供や、企業等からの障害者への対応・取り組みに関する相談に対し、「ミライロID」や専門人材を活用したソリューションやコンサルティングを提供しております。
② ユニバーサルマナー研修及び検定
障害者・高齢者・LGBTQ+等の多様な人との向き合い方をユニバーサルマナーと定義し、障害のある当事者が講師となるユニバーサルマナー研修及び検定を会場開催・オンライン開催・eラーニングにより実施しております。
③ コミュニケーションサポート
聴覚や発話に困難のある方に向けた情報保障サービス「ミライロ・コネクト」を提供しております。
【手取金の使途】
手取概算額283,250千円に本第三者割当増資の手取概算額上限80,677千円を合わせた、手取概算額合計上限363,927千円については、①ソフトウエア開発・改修費用として121,559千円(2025年9月期24,559千円、2026年9月期39,000千円、2027年9月期58,000千円)、②人材採用及び人件費として101,049千円(2025年9月期17,490千円、2026年9月期47,075千円、2027年9月期36,484千円)、③ソフトウエア利用者登録作業費として70,019千円(2025年9月期14,101千円、2026年9月期24,502千円、2027年9月期31,415千円)、④ 長期借入金の返済として47,169千円(2025年9月期47,169千円)、⑤広告宣伝費として19,129千円(2025年9月期2,632千円、2026年9月期5,287千円、2027年9月期11,209千円)、⑥事務所設備として5,000千円(2027年9月期5,000千円)に充当する予定です。
また、上記調達資金は、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(ミライロのIPO目論見書より一部抜粋)
ミライロ(335A)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
ミライロ(335A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格255円としてオーバーアロットメント含め6.7億円と規模的に東証グロース市場への上場としてはで小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO募集株数は低位株となるため公募株及び売出株(OA分)合わせて2,646,300株とやや多めにあり、海外投資家への販売もありません。
上述の通りミライロ(335A)の事業内容は①デジタル障害者手帳「ミライロID」の企画、設計、開発、提供、②ユニバーサルデザインに関する研修、リサーチ&コンサルティング、③手話通訳派遣、遠隔通訳など情報保障及び手話講座の提供ということで、ユニバーサルデザイン(誰もが利用できるようなデザイン)の総合コンサルティングを行っています。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
ミライロ(335A)の株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株は無く、既存株主には180日間のロックアップが掛かっていますが、一部企業保有分136,000株については公開価格の1.5倍でロックアップ解除され売却可能となります。
売出し株1,051,200株のうち、取得金額2,000万円に相当する株式数を上限として、同社株主への参画によって、同社の持続的な企業価値向上に資することを目的に、コモンズ投信株式会社が運用を行う「まあるい未来共創マザーファンド」に売付け(親引け)される予定となっています。
ミライロ(335A)が提供しているデジタル障害者手帳「ミライロID」は、政府が提供している「マイナポータルAPI」の民間活用第1号として、マイナポータルと連携しており、今のところ同社と同様に障害者手帳の代替を行うことが可能な類似アプリは存在しないため独占状態となっています。
近年の業績は堅調に推移しており収益も第14期(2023年9月期)以降は黒字転換しています。公開規模もIPO想定価格(255円)ベースで6.7億円と荷もたれ感なく、単価も個人投資家が買いやすい超低位株設定となっていることから需給面での不安もありません。ひとまずの初値評価はC級評価といったところになりそうです。
よって管理人の個人的なこのミライロ(335A)のIPO参加スタンスは積極参加で行く予定で考えています。超低位株となるため、仮に初値が高騰したとしても利益は低くなると思われますが、IPO投資の醍醐味の一つでもある「当選」の二文字が見たいところです。
ミライロ(335A)のIPO(新規上場)業績等
ミライロ(335A)のIPO経営指標
ミライロ(335A)のIPO売上高及び経常損益
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