プレミアアンチエイジング（4934）IPO上場承認発表と初値予想！

プレミアアンチエイジング（4934）がIPO（新規上場）承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日は2社のIPO新規上場承認発表があり、もう1社のさくらさくプラス（7097）についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いております。

プレミアアンチエイジング（4934）の上場日は10月28日（水）で、さくらさくプラス（7097）と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は野村證券となっております。

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プレミアアンチエイジング（4934）のIPO（新規上場）情報

設立：2009年12月1日
業種：化学
事業の内容：基礎化粧品の製造及び販売

売り出し株式1,650,000株のうちの一部は欧州及びアジアを中心とする海外市場の海外投資家にも販売される予定となっており、国内販売株数及び海外販売株数の最終的な内訳は引受人の買取引受による売出しの需要状況等を勘案した上で、売出価格決定日2020年10月19日（月）に決定されます。その際の海外販売数は売り出し株数の半数未満となります。

そして上記をご覧の通りこのプレミアアンチエイジング（4934）のIPO幹事団（シンジケート）の中には岡三証券が入っているため、グループ会社でIPO申し込み時の前受け金が不要の岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。

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プレミアアンチエイジング（4934）のIPO（新規上場）事業内容等

プレミアアンチエイジング（4934）は有効成分を適切に配合することにより、効果が実感できる製品を、容器に価格の半分以上を費やすようなことなくお求めやすい価格で提供することを方針として、基礎化粧品の製造及び販売を行っており、化粧品の製造・販売事業の単一セグメントとなります。

取扱いブランド及び製品はシリーズ累計販売個数1,500万個を突破した「ザ クレンジングバーム」シリーズの「DUO」シリーズと「プレミアホワイト オールインワン」及び「プレミアリフト オールインワン」の2製品「CANADEL」シリーズとなります。製品は、通信販売、卸売販売、及びその他の3つのチャネルで販売しております。

【手取金の使途】
手取概算額2,134,400千円については、設備資金として①ECサイト開発費、及び運転資金として②採用費及び人件費、③広告宣伝費、及び④借入金（代預託を含む）の返済に充当する予定であります。なお、将来における具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
（プレミアアンチエイジングのIPO目論見書より一部抜粋）

プレミアアンチエイジング（4934）のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

プレミアアンチエイジング（4934）の市場からの吸収金額はIPO想定価格3,350円としてオーバーアロットメント含め90.5億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては大型で荷もたれ感を感じる水準となります。

肌が本来持つ自己回復力に着目し、肌にとっての自然と科学に基づいた先端技術の2つを融合したエイジングケアブランド「DUO」と大人の女性のための高機能エイジングケアブランド「CANADEL」の開発、輸出入、通信販売、卸及び小売り業務を展開している企業で、業界での知名度は抜群のようです。

業界での知名度はかなりあるようですが、管理人は男性ということもありますが、こういった化粧品のことはおそらく普通の方以上に知りません。特にスキンケア製品やメイクについてはサッパリで、もちろんこのプレミアアンチエイジングという会社名も初めて聞きます＾＾；

最近は男性でも肌のケアをする時代のようですが、親の遺伝子が良かったのか、基本的に肌のトラブルや悩みがありません。結構羨ましがられますが、管理人はこれが普通だと思っているのでありがたみがよくわかっていません＾＾；

完全に話がそれてしまいましたね。
でもそれぐらい化粧品関連は興味が無いということなので、事業内容を基にしたIPO申し込み判断が正確にできないかもしれないということをお伝えさせて頂きたかった次第です。

てっきり大型案件なのでベンチャーキャピタルずらりパターンかと思いましたが、ベンチャーキャピタルの保有株はありません。およそ95.5%を保有する上位大株主1社及び1名には解除価格無しで90日間のロックアップが掛かっています。

業績については第9期（2018年7月）から売上利益ともに強烈な増収増益で申し分ありません。しかしながらIPOは基本的に需給が第一と考えます。東証マザーズ上場で90.5億円はやはり荷もたれ感を感じざるを得ません。初値評価としてはD級評価といったところでしょうか。

個人的な第一印象はスルーですが、大型案件で海外販売もあることから、とりあえずこのプレミアアンチエイジング（4934）のIPO参加スタンスは中立とさせて頂き、今後のIPO地合いや大手初値予想会社の見解を見てから本格的に検討したいと思います。

＜追記＞
やはり岡三オンライン証券がこのプレミアアンチエイジング（4934）のIPO裏幹事（委託幹事）になると公式サイトで正式に発表がありました。

プレミアアンチエイジング（4934）のIPO取り扱い決定（岡三オンライン証券）

プレミアアンチエイジング（4934）のIPO（新規上場）業績等

プレミアアンチエイジング（4934）のIPO経営指標

プレミアアンチエイジング（4934）のIPO売上高及び経常利益