TORICO(7138)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(2月16日)もまたIPO新規上場承認発表が1社ありました。3月7社目のIPOとなります。
1日1社のIPO発表で重複上場も無しと今のところ順調ですが、このペースがいつまで続くでしょうか。IPO愛好家としてもIPOブロガーとしても重複上場無しは非常にありがたいので、願わくばこのペースで行ってほしいです。などと言っていると一気にドサッと来たりするんですよね^^;
TORICO(7138)の上場日は2022年3月23日(水)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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TORICO(7138)のIPO(新規上場)情報
設立:2005年7月29日
業種:小売業
事業の内容:コミックの全巻売りECサイト「漫画全巻ドットコム」の運営及びマンガ・アニメ関連グッズの販売などを行う各種マンガ事業
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 7138 |
名称 | TORICO |
公募株数 | 50,000株 |
売出し株数 | 100,000株 |
オーバーアロットメント | 22,500株 |
IPO主幹事証券 | SMBC日興証券 |
IPO引受幹事証券 | SBI証券 楽天証券(100%完全抽選) マネックス証券(100%完全抽選) 岡三証券 いちよし証券 松井証券(前受け金不要) 岩井コスモ証券 東海東京証券 岡三オンライン証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 2月16日(水) |
上場日 | 3月23日(水) |
仮条件決定日 | 3月4日(金) |
ブック・ビルディング期間 | 3月7日(月)~3月11日(金) |
公開価格決定日 | 3月14日(月) |
IPO申し込み期間 | 3月15日(火)~3月18日(金) |
時価総額 | 22.1億円 |
吸収金額 | 3.1億円 |
想定価格 | 1,830円(183,000円必要) |
以下の通り東証の新規上場会社概要書には今年(2022年)4月4日の市場再編でこのTORICO(7138)はグロース市場に上場となる予定となっております。
そしてこのTORICO(7138)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券が入っているため、グループ会社となる岡三オンライン証券もIPO委託幹事(裏幹事)に入る可能性が高いです。
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TORICO(7138)のIPO(新規上場)事業内容等
TORICO(7138)はグループ会社で、株式会社TORICO及び連結子会社3社で構成されており、マンガ事業の単一セグメントでありますが、コミック全巻セットに特化したネット書店「漫画全巻ドットコム」を中心のサービスとした「ECサービス」、国内外への「デジタルコミック配信サービス」、リアルスペース及びECサイトでの「イベントサービス」の3つを並行して展開することで、サービス間の垣根を越えたシナジーを生み出しております。
「漫画全巻ドットコム」(コミック全巻セットに特化したネット書店)、「ホーリンラブブックス」(女性向けネット書店)、「まんが王」(男性向けネット書店)のユーザー層/コンセプトの異なる種類のネット書店を運営しています。
国内デジタルコミック配信サービス「スキマ」、海外デジタルコミック配信サービス「MANGA.CLUB」の運営、自社オリジナルマンガ作品の編集・出版を行っております。国内/海外、ウェブ/アプリ、スマートフォン/タブレット/PCを問わない柔軟な閲覧が可能で且つ一部無料で読むことができることから、グループサービスの中では最大のユーザー数を誇るサービスに育っています。
自社店舗で開催されるイベント「マンガ展」を通じて、マンガファンにマンガの閲覧だけでは収まらない新たな楽しみの機会を提供しています。池袋「池袋虜」、渋谷「渋谷虜」、大阪「大阪谷六虜」の店舗にて、漫画家のサイン会、原画の展示、マンガの世界観を再現するフード/ドリンク、限定オリジナルグッズ、関連書籍の販売を行っており、福岡「リブリオShop」の店舗にて図書館内での小規模コミック書店の運営を行っております。
【手取金の使途】
差引手取概算額74,180千円に本第三者割当増資の手取概算額上限37,748千円を合わせた、手取概算額合計上限111,928千円については、①運転資金(エンジニア増員費用)及び②運転資金(事業拡大に伴う在庫拡充資金及び売掛金増加分)に充当する予定であります。
なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(TORICOのIPO目論見書より一部抜粋)
TORICO(7138)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
TORICO(7138)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,830円としてオーバーアロットメント含め3.1億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては超小型サイズとなり荷もたれ感はまったくありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて1,500枚しかありません。完全にプラチナチケットですね。
上述の通りTORICO(7138)の事業内容はコミックの全巻売りECサイト「漫画全巻ドットコム」の運営及びマンガ・アニメ関連グッズの販売などを行う各種マンガ事業ということで、2019年7月に上場したマンガ系の電子書籍配信サービスを行っているLink-U(4446)が近しいところでしょうか。そのLink-U(4446)も上場時は東証マザーズでしたが、いまや東証一部にまで昇格しています。
TORICO(7138)のようなマンガのネット配信サービス業界はコロナ禍による巣ごもり需要で拡大傾向にあり、今では生活の一部になりつつあります。今の子供たちの年代は本屋さんで漫画を買うよりもスマホで見た方が手っ取り早いと言って、下手すると一日中釘付けになっています。確かにマンガ本を持ち歩く不便さやスキマ時間を利用してサクっと読めるという点は便利以外の何者でもないですね。
最近では無料でマンガが読めるということで話題となっていた海賊版漫画サイトも違法であることから次々と閉鎖に追い込まれ、日々メディアで取り上げられていたこともありました。特に日本のマンガは海外でも人気がありますからね。今となってはネタバレサイトでさえも違法性が疑われる時代となっています。
上記画像の通りTORICO(7138)はマンガを軸足として、ECサービス、デジタルコミック配信サービス、イベントサービスの3つを並行して展開しており、様々なマンガファンに向けたタッチポイントを多面的に有することでサービス間の垣根を越えた相乗作用を生み出しており他社にはない強みを持っています。
TORICO(7138)の株主の中にベンチャーキャピタルの保有株が7社390,600株あり、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しで1社100,000株が放出されるものの、まだ290,600株残ります。90日間のロックアップが掛かっていますが、公開価格の1.5倍以上となれば解除され売却可能となるため、大きな売り圧力となる可能性があります。
業績水準もそれなりに高く、売上利益ともに順調に推移しており、特にコロナ禍になってからの業績の伸びは目を見張るものがあります。公開規模は東証マザーズ上場でIPO想定価格(1,830円)ベース3.1億円と小粒で需給妙味もあり、地合いさえ回復していれば需給ひっ迫で初値は高騰となりそうです。ひとまずの評価はA級評価で問題無いでしょうか。
よって管理人の個人的なこのTORICO(7138)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。IPO主幹事は比較的相性の良いSMBC日興証券ということで、通常当選はもちろんのこと優遇抽選のステージも一定上げていることから、優遇当選も含めて積極的に狙って行きたいところです。
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TORICO(7138)のIPO(新規上場)業績等
TORICO(7138)のIPO経営指標
TORICO(7138)のIPO売上高及び経常損益
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