アズパートナーズ(160A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,890円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
アズパートナーズ(160A)の上場日とIPO申込期間
アズパートナーズ(160A)の上場日は変更可能タイプの2024年4月4日(木)~4月10日(水)で、通常通り最短日程(4月4日)で決まれば単独上場、上場市場はIPO市場ではやや人気の劣る東証スタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
このアズパートナーズ(160A)のIPO申し込み期間は最短3月18日(月)~最長3月29日(金)となっており、IPO申し込み期間ラッシュは終わっていますが、微妙に他IPO案件とのIPO申し込み期間被りがあるため、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。
それとアズパートナーズ(160A)のIPO申し込み期限は最長3月29日(金)までとなっていますが、IPO新ルール適用(上場日変更可能)銘柄となるため、IPO申し込み期限が最短3月25日(月)までに前倒しで短縮される可能性がある点も注意が必要です。
アズパートナーズ(160A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
アズパートナーズ(160A)のIPO想定価格は1,890円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~1.6倍程度の初値形成になるのではないかと、やや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についてもやや弱めC級評価に設定させて頂いております。
なお、このアズパートナーズ(160A)のIPO仮条件は3月14日(木)~3月21日(木)のいずれかの日で決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
アズパートナーズ(160A)の事業内容
アズパートナーズ(160A)の事業内容はシニア事業(介護付きホーム、デイサービス、ショートステイのサービス提供)及び不動産事業(介護付きホーム等の不動産開発、老朽化不動産の再生、マンション等の賃貸)ということで、シニア事業(第19期売上構成比84.5%)と不動産事業(第19期売上構成比15.5%)で構成されています。
このアズパートナーズ(160A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
アズパートナーズ(160A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(2月29日)は早くも4月分のIPO新規上場承認発表が1社ありました。 4月 …
アズパートナーズ(160A)のブルベア要素とIPO参加スタンス
アズパートナーズ(160A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,890円としてオーバーアロットメント含め19.7億円と規模的に東証スタンダード市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じる水準となります。
IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて9,100枚と多くなく少なくもなくと言ったところですが、IPO主幹事は店頭型証券(野村證券)となることから、IPO当選は簡単では無いと思われます。
そして今回もこのアズパートナーズ(160A)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が超高齢化社会に向けた介護関連事業と、IPO市場では地味なイメージがありますが、社会的意義の高い事業を行っており、業績規模も大きく堅調に推移しています。
アズパートナーズ(160A)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株も無く、既存株主にはロックアップが掛かっており、上場時の余計な売り圧力もありません。株価設定には割安感もあり、IPO主幹事も営業力に定評のある野村證券となっていることから安心感があります。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開規模がIPO想定価格(1,890円)ベースで19.7億円とやや荷もたれ感があり、上場日は単独上場で3月IPOラッシュ明けとなるものの、3月のIPOラッシュの結果次第で初値は大きく左右されそうです。
とはいえ、この内容であれば、初値高騰は無いものの、公募割れの可能性も低そうなため、管理人の個人的なこのアズパートナーズ(160A)のIPO参加スタンスは当初の予定通り参加の方向で行く予定です。
アズパートナーズ(160A)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのアズパートナーズ(160A)のIPO株(公募株及び売り出し株)9,100枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 8,461枚 | 93.0% |
SMBC日興証券 | 182枚 | 2.0% |
SBI証券 | 182枚 | 2.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 91枚 | 1.0% |
岡三証券 | 46枚 | 0.5% |
岩井コスモ証券 | 46枚 | 0.5% |
むさし証券 | 46枚 | 0.5% |
立花証券 | 46枚 | 0.5% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,365枚あります。
積極的にこのアズパートナーズ(160A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる野村證券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の少ない店頭型証券が多く、抽選割合の多いネット証券はSBI証券しかなく、三桁レベルの持ち分があるもののなかなか厳しい数字です。
アズパートナーズ(160A)のIPO仮条件決定
アズパートナーズ(160A)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,890円
IPO仮条件:1,890円~1,920円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は19.7億円~20.0億円となりました。
尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記はありません。
アズパートナーズ(160A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
アズパートナーズ(160A)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,500円~3,000円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時と上限下限ともに同値の初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても参加で変更ありません。
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iさん。
ご指摘ありがとうございます。
訂正致しました。
基本的にデタラメなメールアドレスはスパム扱いとなる場合がありますので、今後は普通に入れて頂けますと幸いです。