Branding Engineer(7352)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(440円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、個人的な私見及びIPOチャレンジポイントについても含めて考察してみたいと思います。
Branding Engineer(7352)の上場日は7月7日(火)七夕で単独上場、同時に7月第一号のIPO(新規上場)となります。上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は毎回IPOチャレンジポイントで賑わうSBI証券となっております。
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尚、このBranding Engineer(7352)のIPO申し込み期間は6月22日(月)~6月26日(金)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。
Branding Engineer(7352)のIPO(新規上場)初値予想
Branding Engineer(7352)のIPO想定価格は440円となっているため、現時点では公募価格の3.0倍~4.0倍程度の初値形成になるのではないかとかなり強めの初値予想となっており、個人的な評価についてももちろん強めA級評価に設定させて頂いております。
このBranding Engineer(7352)のIPO仮条件は本日6月18日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
Branding Engineer(7352)の事業内容は企業に対してエンジニアリソースの提供を行うMidworks事業、メディア事業及びプログラミングスクール運営等ということでひと言で表すとIT(情報技術)に特化した人材サポート事業となります。
このBranding Engineer(7352)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
Branding Engineer(7352)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。今回も3月4月の上場中止(延期)組ではなく完全新規のIPOです …
Branding Engineer(7352)の公開規模はIPO想定価格ベース(440円)で1.9億円と東証マザーズ市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。IPO株数も公募株及び売り出し合わせて3,962枚と少なめとなります。
Branding Engineer(7352)の事業内容は上述の通り、IT(情報技術)に特化した人材サポート事業ということで、IPO的にはIT(情報技術)特化型ということからコロナによるテレワーク普及の影響もあり、人気化しそうな業態となります。
さらにこの手の業種には出資していることが多いベンチャーキャピタルですが、もちろん数社ありますが、すべてに解除価格無しで90日間のロックアップが掛かっているため上場時の余計な売り圧力とはなりません。
公開規模もIPO想定価格(440円)ベースで1.9億円と超小型、業績好調の人気業態、余計な売り圧力無し、上場日は単独上場で前後には適度なIPO空白期間あり、などなど好条件が揃っていることから、多少地合いが悪くなったとしても初値高騰は間違い無く、上場日値付かずとなる可能性が高そうです。
そしてやはりSBI証券と言えばIPOチャレンジポイントが気になるところですね。今回のBranding Engineer(7352)は低位株ということもあり、IPOチャレンジポイントの話題はいつもよりは少ないかと思っていましたが、そうでもないようです。ということで独断と偏見でIPOチャンジポイントの考察をしてみたいと思います。
まずは以下に過去一定IPO数社のIPOチャレンジポイントを使用した際のIPO配分数をまとめたデータを張り付けておきますのでご参照下さい。さらなる過去統計もありますがキャプチャの関係上、以下のIPO社数となりましたことをご了承下さい。
上記過去のIPOチャンジポイント使用時のIPO株配分数から見ると今回のこのBranding Engineer(7352)のIPO株配分は200株配分が濃厚と考えられます。ちなみにアディッシュ(7093)、サイバーセキュリティクラウド(4493)、Macbee Planet(7095)の3社はコロナショック中だったことから勝手に特例と考えて過去統計の考察には含めておりません。
次に一番気になるIPOチャレンジポイントを何ポイント使用すれば当選できるかの当選ボーダーラインとなりますが、残念ながらここ最近はポイントインフレが激し過ぎて、正直予測が難しいです。すいません。
ですので、今回は代わりにIPOチャレンジポイント1ポイントの価値がどの程度になるのかのポイント価値を初値予想を元に算出してみました。パターンは2種類で初値が3倍の1,320円になった場合の200株分の利益176,000円(3倍パターン)と、初値が4倍の1,760円になった場合の200株分の利益264,000円(4倍パターン)を基準とし、それぞれポイント価値と必要ポイント数を計算してみると以下の通りとなりました。
1ポイント価値 | 3倍パターン | 4倍パターン |
2,000円 | 90ポイント | 130ポイント |
1,500円 | 120ポイント | 180ポイント |
1,000円 | 180ポイント | 270ポイント |
500円 | 350ポイント | 530ポイント |
もちろんこれはあくまでも初値が3倍から4倍に化けるとしての仮定の数字に対してのポイント価値の予測となります。ざっくり申し上げますとIPOチャレンジポイントに過去平均単価となる2,000円の価値が欲しいと考えるなら90ポイント~130ポイントを入れる。500円の価値まで落としても当選が欲しいと考えるなら350ポイント~530ポイントを入れる。ということになります。さすがに最近の状況からこの規模で2,000円の価値を出す前者は難しいと思いますが。
ちなみに管理人の個人的なこのBranding Engineer(7352)のIPO参加スタンスはもちろん全力申し込みですが、IPOチャレンジポイントについては全弾ではなく、上記を参考に適度に投入するかもしれません。そして願わくば通常当選分については複数当選ではなく、単元当選と広く浅くのIPO株配分をSBI証券にはお願いしたいところですね。
Branding Engineer(7352)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのBranding Engineer(7352)のIPO株(公募株及び売り出し株)3,962枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SBI証券(主幹事) | 3,365枚 | 85.0% |
大和証券 | 198枚 | 5.0% |
みずほ証券 | 79枚 | 2.0% |
あかつき証券 | 40枚 | 1.0% |
エイチ・エス証券 | 40枚 | 1.0% |
エース証券 | 40枚 | 1.0% |
岡三証券 | 40枚 | 1.0% |
極東証券 | 40枚 | 1.0% |
東洋証券 | 40枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 40枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 20枚 | 0.5% |
水戸証券 | 20枚 | 0.5% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
ネオモバ(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が989枚あります。
IPO幹事団(シンジケート)はIPO裏幹事(委託幹事)含め14社と多くありますが、下位証券のIPO割り当て数を見ると当選確率は限りなくゼロに近いと考えられます。よってこのBranding Engineer(7352)のIPO株を狙うのであればIPO主幹事となるSBI証券が中心となりそうです。IPOチャレンジポイントを使うかどうかにもよりますが、IPO株は争奪戦となりそうですね。
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<追記>
Branding Engineer(7352)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:440円
IPO仮条件:450円~490円
IPO想定価格がほぼ最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は1.9億円~2.1億円となりました。
<追記>
Branding Engineer(7352)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,000円~2,500円
IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてもA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスも全力申し込みで変更無しとさせて頂きます。
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管理人さんへ
いつも貴重な情報をありがとうございます。
私はIPOを始めて数年ですが、この投稿日記をいつも参考にさせていただいています。
今回はSBI証券のIPOチャレンジポイントについての質問です。
「Branding Engineer」の申し込みにIPOチャレンジポイント使うかどうかは未だ迷っていますが、もし使う場合は申込株数を何株にすれば良いでしょうか?
SBI証券は申込株数を増やせば当選確率も増えますが、IPOチャレンジポイントを使う場合は最低限の株数で良いのでしょうか?
以上、よろしくお願いします。
こんばんは、ひこさんさん。
さんさんっておかしいですね^^;
参考にして下さってありがとうございます。
SBI証券のIPOチャレンジポイントについてのお問い合わせは非常に多く、いつも具体的なお答えができず申し訳ないのですが、今回も同様となってしまうかもしれません。あくまでも私の考えとしてお話させて頂きます。
IPOチャレンジポイントを使う場合は抽選枠での当選を防ぐため(IPOチャレンジポイントの無駄遣い防止)に申し込み株数を最小限にするというのは基本的には常套手段となります。
ただここで問題となるのが最低限株数がわからないという点です。
一応過去統計的に今回は200株の可能性が濃厚かと思われます。
しかしながら前3社はコロナ禍の影響もあってかいずれも300株配分となりました。
今回もコロナ特別策となれば予想外の配分数ということもあり得るかもしれません。
ですので200株で申し込んで当選したは良いものの、IPOチャレンジポイント使用時の配分は実は300株や500株でしたとならないように、もし私なら無駄遣いは仕方ないと考え、予想以上の配分を逃すことを後悔する方が悔しいので1,000株ぐらいで申し込むと思います。