ビズメイツ(9345)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(3,100円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ビズメイツ(9345)の上場日とIPO申込期間
ビズメイツ(9345)の上場日は2023年3月30日(木)で、ノバシステム(5257)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要のみずほ証券となっております。
このビズメイツ(9345)のIPO申し込み期間は3月13日(月)~3月17日(金)となっており、すでにIPO申し込みラッシュ真っ只中となっていることから、他IPO案件とのIPO申し込み期間も多数被っていますので、資金移動など資金管理にご注意下さい。
ビズメイツ(9345)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
ビズメイツ(9345)のIPO想定価格は3,100円となっているため、現時点では公募価格の1.6倍~1.9倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
なお、このビズメイツ(9345)のIPO仮条件は今週末3月10日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
ビズメイツ(9345)の事業内容
ビズメイツ(9345)の事業内容はオンラインでビジネス英語及び日本語レッスン等の提供を行う「ランゲージソリューション事業」、グローバルIT人材にフォーカスした人材紹介サービスや採用マッチングサイトの運営等を行う「タレントソリューション事業」の2つの事業を展開しています。
このビズメイツ(9345)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
ビズメイツ(9345)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(2月22日)IPO新規上場承認発表が2社あったうちのもう1社となります。これで3 …
ビズメイツ(9345)のブルベア要素とIPO参加スタンス
ビズメイツ(9345)の市場からの吸収金額はIPO想定価格3,100円としてオーバーアロットメント含め14.9億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズから中型サイズの範囲となりますが、荷もたれ感を感じるほどの水準ではありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて4,200枚と少ないため、当選確度は低めとなりそうです。
そして今回もこのビズメイツ(9345)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がビジネス特化型オンライン英会話サービス等とアフターコロナに向けた時流に乗ったビジネスモデルで、業績も右肩上がりで堅調に推移しており、今期も増収増益予想となっています。
株価設定に割高感は無く、公開規模もIPO想定価格(3,100円)ベースで14.9億円と荷もたれ感のある水準ではありません。ベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株も無く、既存株主にはロックアップが掛かっているため、大きな売り圧力もありません。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては上場日が3月30日(木)で、ノバシステム(5257)と2社同日上場、IPOラッシュも後半戦に差し掛かっており、資金分散の影響や買い疲れもほど良く出て来るころです。純IT系のようなキラキラ案件でも無いため、積極的な初値買い資金が入りにくくなる可能性もありそうです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
ビズメイツ | 14.9億円 | 東証グロース | みずほ証券 |
ノバシステム | 6.6億円 | 東証スタンダード | みずほ証券 |
とはいえ、よほど環境が悪くならない限り公募割れする要素は少なく、単価も比較的値ガサとなることから、少しでも初値が騰がればまとまった利益が得られそうなため、管理人の個人的なこのビズメイツ(9345)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で変更はありません。
ビズメイツ(9345)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのビズメイツ(9345)のIPO株(公募株及び売り出し株)4,200枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 3,906枚 | 93.0% |
SBI証券 | 84枚 | 2.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 84枚 | 2.0% |
SMBC日興証券 | 21枚 | 0.5% |
松井証券(前受け金不要) | 21枚 | 0.5% |
東海東京証券 | 21枚 | 0.5% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 21枚 | 0.5% |
極東証券 | 21枚 | 0.5% |
楽天証券(100%完全抽選) | 21枚 | 0.5% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が630枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるみずほ証券からの申し込みは外せません。そして元々のIPO株数が少ないため、平幹事は抽選割合の多いネット証券でも抽選分は50枚以下しか無く、店頭型証券に至っては抽選分が一桁レベル(10枚以下)となるため、さらに困難となりそうです。
ビズメイツ(9345)のIPO仮条件決定
ビズメイツ(9345)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:3,100円
IPO仮条件:3,100円~3,250円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は14.9億円~15.6億円となりました。
ビズメイツ(9345)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
ビズメイツ(9345)の第二弾初値予想が発表されたようです。
5,000円~6,000円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は上限下限ともに初値予想第一弾時と同値となる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価で変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き積極参加で変更ありませんが、割り当て株数的にみずほ証券とSBI証券の2社からのみの申し込みと致します。
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