Cross Eホールディングス(231A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,150円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

Cross Eホールディングス(231A)の上場日とIPO申込期間

Cross Eホールディングス(231A)の上場日は2024年8月29日(木)単独上場、上場市場はIPO市場では不人気市場(流動性が乏しい)となる福証Q-Board(地方市場)への上場で、IPO主幹事はJトラストグローバル証券(旧:エイチ・エス証券)となっております。

このCross Eホールディングス(231A)のIPO申し込み期間は8月14日(水)~8月20日(火)となっており、IPO閑散期で他IPO案件とのIPO申し込み期間被りは無く、資金管理(資金移動)などには気にする必要はありませんが、IPO空白期間となるため申し込み忘れにはご注意下さい。

Cross Eホールディングス(231A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

Cross Eホールディングス(231A)のIPO(新規上場)初値予想

Cross Eホールディングス(231A)のIPO想定価格は1,150円となっているため、現時点では公募価格の0.8倍~1.0倍程度の初値形成になるのではないかと、公募割れも視野に入った弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このCross Eホールディングス(231A)のIPO仮条件は来週8月13日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

Cross Eホールディングス(231A)の事業内容

Cross Eホールディングス(231A)の事業内容はハウステンボスや公共施設等の施設管理および廃棄物焼却炉や資源リサイクル施設等の建設、産業用機械等の設置工事業ですが、事業持株会社としてのハウステンボス・技術センター株式会社から持株会社機能のみを分離、独立し純粋持株会社として設立された会社となります。

Cross Eホールディングス(231A)IPO事業系統図

このCross Eホールディングス(231A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

Cross Eホールディングス(231A)のブルベア要素とIPO参加スタンス

Cross Eホールディングス(231A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,150円としてオーバーアロットメント含め9.2億円と規模的に福証Q-Board(地方市場)への上場と考えると荷もたれ感のある水準となります。

IPO募集株数は公募株及び売り出し株(OA分)合わせて800,000株とやや多めにあり、IPO主幹事は地場証券のJトラストグローバル証券(旧:エイチ・エス証券)となるため、IPO株の当選確度は比較的高くなりそうな気がします。

そして今回もこのCross Eホールディングス(231A)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては正直なところネガティブ要因が圧倒的に多くポジティブ要因を無理矢理探した感がありますが、株価設定に割高感は無く、IPO閑散期の中の単独上場とスケジュール面での優位性があり、業績規模も大きく堅調に推移しています。

既存株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株は無く、既存株主には解除価格無しのロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。売りはIPO株取得者に限られます。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては上場市場がIPO市場では不人気市場(流動性が乏しい)となる福証Q-Board(地方市場)への上場で、事業内容はハウステンボスや公共施設等の施設管理と新規性はありません。

セクターは人気薄の建設業で、東証プライム市場上場のエイチ・アイ・エス(9603)の子会社となることから、投資家から毛嫌いされやすい親子上場、地方上場案件で公開規模はIPO想定価格(1,150円)ベースで9.2億円となるため荷もたれ感も強く感じます。

これだけのネガティブ材料が揃っていれば、よほどIPO地合いの好転が無い限り公募割れは避けれないのではないかというのが個人的な印象です。よって管理人の個人的なこのCross Eホールディングス(231A)のIPO参加スタンスは当初の予定通りスルーで行く予定です。もちろんSBI証券IPOチャレンジポイントだけは頂きます。

Cross Eホールディングス(231A)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのCross Eホールディングス(231A)のIPO株(公募株及び売り出し株)7,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
Jトラストグローバル証券(主幹事5,600枚80.0%
SBI証券490枚7.0%
岡三証券350枚5.0%
FFG証券280枚4.0%
西日本シティTT証券140枚2.0%
マネックス証券100%完全抽選140枚2.0%
岡三オンライン委託幹事決定?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,000枚あります。

積極的にこのCross Eホールディングス(231A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるJトラストグローバル証券(旧:エイチ・エス証券)からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(SBI証券マネックス証券)も入っており、いずれも三桁レベルの持ち分があるため、確率は低いものの狙えない数字では無さそうです。

Cross Eホールディングス(231A)のIPO仮条件決定

Cross Eホールディングス(231A)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,150円
IPO仮条件:1,100円~1,180円

IPO想定価格がほぼ中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は8.8億円~9.4億円となりました。

尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記はありません。

Cross Eホールディングス(231A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

Cross Eホールディングス(231A)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,085円~1,180円

IPO仮条件はやや強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限は下ブレで下限は上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてもD級評価から公募割れの可能性も視野に入ったE級評価に格下げと致します。IPO参加スタンスは当初の予定通りIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券からの申し込み以外はスルーで変更はありません。

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