DAIWA CYCLE(5888)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,610円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
DAIWA CYCLE(5888)の上場日とIPO申込期間
DAIWA CYCLE(5888)の上場日は2023年11月8日(水)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事は個人投資家(IPO愛好家)に優しい三菱UFJモルガン・スタンレー証券となっております。
このDAIWA CYCLE(5888)のIPO申し込み期間は10月23日(月)~10月26日(木)となっており、時期的に他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが無いため、申し込まれる方は一点集中できることから資金移動などを気にする必要はありません。
DAIWA CYCLE(5888)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
DAIWA CYCLE(5888)のIPO想定価格は1,610円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想については弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、このDAIWA CYCLE(5888)のIPO仮条件は週末10月20日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
DAIWA CYCLE(5888)の事業内容
DAIWA CYCLE(5888)の事業内容は自転車及び自転車パーツ・アクセサリー等の商品販売、自転車の整備及び修理サービスの提供ということで、主に店舗において自転車及び自転車パーツ・アクセサリー等の商品販売、自転車の整備及び修理サービスの提供を行っています。
このDAIWA CYCLE(5888)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
DAIWA CYCLE(5888)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(10月5日)はおよそ二週間ぶりにIPO新規上場承認発表が1社ありまし …
DAIWA CYCLE(5888)のブルベア要素とIPO参加スタンス
DAIWA CYCLE(5888)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,610円としてオーバーアロットメント含め14.8億円と規模的に10億円超えではあるものの東証グロース市場への上場としてはまだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じるほどのサイズではありません。
IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて8,000枚と多くもなく少なくもなくといったところで、IPO主幹事は店頭系証券となりますが、個人投資家(IPO愛好家)に優しい三菱UFJモルガン・スタンレー証券となることから、IPOの当選確度は比較的高めとなるかもしれません。
そして今回もこのDAIWA CYCLE(5888)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が自転車及び自転車パーツ等の販売及び自転車の修理サービスと地味な業態ではあるものの、コロナ禍の影響や健康志向の高まりを受けてか業績は順調に伸ばしています。
株価設定に割高感もなく、公開規模はIPO想定価格(1,610円)ベースで14.8億円と荷もたれ感のある規模でもありません。上場日は11月8日(水)で単独上場となり、上場日前後は数週間レベルのIPO空白期間となることから注目は集まりそうです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては業界的にすでに成熟感があり、成長期待は描きにくく、初値高騰にはなりにくい内容となります。そして10月以降に適用されたIPO新ルール「IPOにおける公開価格の設定プロセスの変更」適用第一号案件でまだ見えない部分も多く、依然としてIPO市場も不安定となっていることから、様子見姿勢となる可能性も否定できません。
とはいえ、内容的にキラキラ案件では無いものの、業績規模大きめの黒字企業という安定感から、初値高騰は無いにしても公募割れとなる要素も少ないため、管理人の個人的なこのDAIWA CYCLE(5888)のIPO参加スタンスは引き続き一部参加で考えています。
記事内で何度も申し上げております通り、IPO主幹事は個人投資家(IPO愛好家)に優しい三菱UFJモルガン・スタンレー証券となり、IPOの当選確率は比較的高そうですが、IPO当選後のキャンセルにはペナルティが課せられるため、注意が必要です。
DAIWA CYCLE(5888)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのDAIWA CYCLE(5888)のIPO株(公募株及び売り出し株)8,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事) | 6,800枚 | 85.0% |
SBI証券 | 1,200枚 | 15.0% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,200枚あります。
積極的にこのDAIWA CYCLE(5888)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる三菱UFJモルガン・スタンレー証券からのIPO申し込みは外せません。主幹事、平幹事、委託幹事それぞれ1社づつしか無いため、仮に全力申し込みとしても選択の余地は無いですね。
DAIWA CYCLE(5888)のIPO仮条件決定
DAIWA CYCLE(5888)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,610円
IPO仮条件:1,530円~1,610円(1,224円~1,932円)
※下限1,530円の80%(1,224円)から上限1,610円の120%(1,932円)以下の範囲で決定されます。
IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は14.3億円~14.8億円となりました。
DAIWA CYCLE(5888)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
DAIWA CYCLE(5888)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,700円~2,000円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても一部参加で変更はありません。
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