デジタルグリッド(350A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(4,570円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

デジタルグリッド(350A)の上場日とIPO申込期間

デジタルグリッド(350A)の上場日は2025年4月22日(火)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。

このデジタルグリッド(350A)のIPO申し込み期間は4月7日(月)~4月11日(金)となっており、微妙に他IPO案件とのIPO申し込み期間が被っているため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。

デジタルグリッド(350A)のIPO(新規上場)初値予想 第一弾

デジタルグリッド(350A)のIPO(新規上場)初値予想

デジタルグリッド(350A)のIPO想定価格は4,570円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.4倍程度の初値形成になるのではないかと、弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このデジタルグリッド(350A)のIPO仮条件は今週末4月4日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

デジタルグリッド(350A)の事業内容

デジタルグリッド(350A)の事業内容は電力及び環境価値取引プラットフォーム「DGP(デジタルグリッドプラットフォーム)」の運営、分散型電源のアグリケーションサービス及び脱炭素関連学習コンテンツの提供ということで、電力会社が提供するプランではなく、企業が自ら発電事業者と直接取引を行い、主体的に電力を調達するための電力プラットフォームを提供しています。

デジタルグリッド(350A)IPOデジタルグリッドプラットフォーム概要

このデジタルグリッド(350A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

デジタルグリッド(350A)のブルベア要素とIPO参加スタンス

デジタルグリッド(350A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格4,570円としてオーバーアロットメント含め96.0億円と規模的に東証グロース市場への上場としては大型サイズとなり荷もたれ感のある水準となります。

IPO募集株数は公募株及び売出し株(OA含む)合わせて2,101,000株とやや多めにありますが、今回の募集は簡易型のグローバルオファリングで売出し株の一部が海外投資家へも販売(未定)されるため、国内分のIPO募集株数は減少する見込みです。IPO主幹事も大手証券の大和証券となるためIPO株の当選確率は高くはなさそうです。

そして今回もこのデジタルグリッド(350A)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が電力プラットフォームの提供で社会的意義が高く、民間企業では日本初となる電力取引(デジタルグリッドプラットフォーム)市場参入と独自性のあるビジネスモデルを展開し、業績も好調に推移しています。

株主の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株もあるものの、既存の上位株主含め解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時のIPO株取得者以外からの売り圧力は無く、需給は良好と言えます。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては海外投資家への販売があるものの、公開規模はIPO想定価格(4,570円)ベースで96.0億円と荷もたれ感が強く、個人投資家だけで持ち上げるには難しいサイズとなり、大口(機関投資家、海外投資家)の参戦が必須となります。

IPO募集株の内訳も公募株250,000株に対し売出し株1,577,000株で、売出し比率が約6.3倍と高く、多数の会社が今回のIPO(新規上場)に際する売出しで全株売却する形を取っていることから、出口(イグジット)案件と捉えられる向きもありそうです。

単価が4,570円と値ガサ株となるため、初値が上昇した際は利益も大きくなりますが、逆に公募割れとなった際は損失が大きくなります。慎重な判断が必要と考えられることから、管理人の個人的なこのデジタルグリッド(350A)のIPO参加スタンスは引き続き中立継続と致します。

今後のIPO地合いや仮条件設定、大口(機関投資家、海外投資家)の評価、仮条件決定後の大手初値予想会社の見解などを見てから再考し、改めて下記のIPO初値予想第二弾更新時に個人的な最終IPO参加スタンスを決めたいと思います。

デジタルグリッド(350A)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのデジタルグリッド(350A)のIPO株(公募株及び売出し株)18,270枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
大和証券(主幹事16,447枚90.02%
みずほ証券457枚2.5%
SMBC日興証券365枚2.0%
SBI証券274枚1.5%
東海東京証券274枚1.5%
楽天証券183枚1.0%
松井証券91枚0.5%
マネックス証券91枚0.5%
岡三証券22枚0.12%
極東証券22枚0.12%
丸三証券22枚0.12%
水戸証券22枚0.12%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,740枚あります。

積極的にこのデジタルグリッド(350A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる大和証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多い大手ネット証券(SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券)も入っており、持ち分は二桁レベルから三桁レベルあるため、狙えない数字ではなさそうです。

加えてIPO委託幹事(裏幹事)には大和コネクト証券が入っており、IPO主幹事(大和証券)からの委託で、それなりに持ち分があると思われるため、狙ってみる価値はありそうです。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和コネクト証券公式サイト
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デジタルグリッド(350A)のIPO仮条件決定

デジタルグリッド(350A)のIPO仮条件が決まり次第ココに追記致します。

デジタルグリッド(350A)のIPO(新規上場)初値予想 第二弾

デジタルグリッド(350A)の第二弾初値予想が発表され次第ココに追記致します。

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