アースインフィニティ(7692)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,970円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めてIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)配分数などを考察してみたいと思います。
アースインフィニティ(7692)の上場日は10月16日(金)で単独上場、上場市場は最近はIPO市場でも東証マザーズ並みの人気の高まりを感じさせるJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はちゃんと抽選分は平等抽選されているはずですが、個人的には何かと相性の悪いみずほ証券となっております。
尚、このアースインフィニティ(7692)のIPO申し込み期間は9月30日(水)~10月6日(火)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れの無いようご注意下さい。嬉しいことに他のIPO申し込みとはほぼ被っていませんので全資金を使える状態となります。
アースインフィニティ(7692)のIPO(新規上場)初値予想
アースインフィニティ(7692)のIPO想定価格は1,970円となっているため、現時点では公募価格の1.5倍~2.0倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めの第一弾初値予想となっており、個人的な評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このアースインフィニティ(7692)のIPO仮条件は本日9月28日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
アースインフィニティ(7692)の事業内容は小売電気事業、ガス小売事業、電子機器の製造・販売・卸業ということで、セクターは「小売業」とIPO的には地味で人気化するような業態ではありません。
このアースインフィニティ(7692)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
アースインフィニティ(7692)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。東証にしては珍しくほどよく間隔が空いて良いペースです。まるで嵐の前の静けさの …
アースインフィニティ(7692)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,970円)で6.9億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感を感じるサイズではないため、需給面での不安はありません。
事業内容は上述の通り「エネルギー事業」と「電子機器事業」の2つを軸に事業展開しているようですが、メインは「エネルギー事業」となっているようです。2016年の電力自由化、2017年の都市ガスの自由化で上場企業の中でも電気事業者はガスも取り扱うようになり、ガス事業者は電気も取り扱うようになり、エネルギー業界では大手も含めて競争が激化しています。
今後はそういった大手競合他社とどのような差別化を図っていくのかが、企業成長の焦点になってくるのかと考えられます。将来性という観点で見るとなかなか見えにくく、正直厳しいと言うのが現状のような気もしますが、それとは逆に直近の業績は堅調に推移しているのですよね。
IPO(新規上場)という観点で見ると単独上場で公開規模はIPO想定価格(1,970円)ベースで6.9億円と小さく、ベンチャーキャピタルの保有株も無いため、高スペックと言えます。
事業内容的に上場日値付かずの翌日持ち越しとなるほどまで人気化することはないと思われますが、公募割れするような要素もなく、今のところ堅調なスタートが見込めるのではないかと考えられます。
ただ同日上場はないものの、前週にIPO(新規上場)する大型IPO、ダイレクトマーケティングミックス(7354)の初値結果及びその後の値動き次第ではIPO市場の雰囲気がガラッと変わってしまう可能性は排除しきれません。
当初記事は上記にキオクシアホールディングス(6600)も入れていましたが、キオクシアホールディングス(6600)については先ほど正式に公式サイトでIPO(新規上場)の中止のプレスリリースがあったので、削除しております。おかげで少々無理のある記事になってしまいました^^;
仮にダイレクトマーケティングミックス(7354)が崩れ、IPO市場に不穏な空気をもたらすようなことになれば、このアースインフィニティ(7692)にも飛び火し、初値が予想以上に抑えられるというストーリーだけは考慮しておいた方が良いかもしれませんね。
それでもとりあえず現時点でのIPO地合いは絶好調と考え、管理人の個人的なこのアースインフィニティ(7692)のIPO参加スタンスは全力申し込みで問題無いと思っています。ただIPO株数は公募株及び売り出し株合わせて3,060枚しかなく、冒頭でも申し上げております通り、IPO主幹事は個人的に相性の悪いみずほ証券となります。当選の二文字を見るのは厳しそうです。すでに諦めモード^^;
アースインフィニティ(7692)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのアースインフィニティ(7692)のIPO株(公募株及び売り出し株)3,060枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 2,846枚 | 93.0% |
SBI証券 | 61枚 | 2.0% |
丸三証券 | 61枚 | 2.0% |
岡三証券 | 61枚 | 2.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 31枚 | 1.0% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が459枚あります。
元々のIPO株数(公募株及び売り出し株)自体も少なく、IPO主幹事となるみずほ証券がIPO株数の93.0%を占めることになるため、平幹事での当選は困難となりそうです。ただ管理人はこれまで何度も平幹事の少ないところからのIPO当選経験があるため、平幹事も含め諦めずコツコツと申し込んで行きたいと思います。
<追記>
アースインフィニティ(7692)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,970円
IPO仮条件:1,820円~1,970円
IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。以前はこれが一般的でしたが、今はなんとなく弱気にすら見えてしまいますね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は6.4億円~6.9億円となりました。
<追記>
アースインフィニティ(7692)の第二弾初値予想が発表されたようです。
5,000円~6,000円
IPO仮条件は一般的な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価からA級評価に変更させて頂き、IPO参加スタンスは引き続き全力申し込みとさせて頂きます。
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