ジィ・シィ企画(4073)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,720円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
IPOラッシュ期であることからいつもより前倒しで初値予想記事をアップしております。そして本日(6月11日)は魔の金曜日ということで少なくとも1社はIPO新規上場承認発表があるかと個人的には予想しています。もしかすると複数社あるかもしれないので、とりあえず待ち構えています^^;
ジィ・シィ企画(4073)の上場日は7月7日(水)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は1年以上ぶりの登場となる岡三証券となっております。
このジィ・シィ企画(4073)のIPO申し込み期間は6月18日(金)~6月24日(木)となっており、他IPOとの申し込み期間被りが若干あるものの、IPO申し込みラッシュ期間は乗り越えているため、余裕を持ってIPO申し込みができますが、余裕を持ち過ぎることからのIPO申し込み忘れには十分ご注意下さい。
ジィ・シィ企画(4073)のIPO(新規上場)初値予想
ジィ・シィ企画(4073)のIPO想定価格は1,720円となっているため、現時点では公募価格の3.3倍~5.7倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。
このジィ・シィ企画(4073)のIPO仮条件は来週6月16日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
ジィ・シィ企画(4073)の事業内容はクレジットカード等のキャッシュレス決済に係るシステム開発及び導入後の保守運用並びにクラウド型の決済ASPサービスの提供ということで、国策となるキャッシュレス関連となります。
このジィ・シィ企画(4073)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
ジィ・シィ企画(4073)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。早くも7月2社目の登場で七夕上場です。 ジィ・シィ企画(4073)の上場日は7月7 …
ジィ・シィ企画(4073)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,720円)で8.1億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて4,144枚と少なく希少性も十分です。
冒頭でも申し上げた通り、IPO主幹事はレア登場となる岡三証券です。ちなみに前回の岡三証券主幹事案件は2020年3月に名証セントレックス市場へ上場したニッソウ(1444)で公募価格3,750円に対して付いた初値は2,800円で初値売買代金はわずか1,900万程度、しかもシンジケートカバーも入らずで一撃マイナス95,000円(100株)という悲惨な結果となっています。
さすがに今回はキャッシュレス関連で国策というテーマ性を持ち合わせていることから、上記ニッソウ(1444)のような悲惨なことにはならないと思いますが、岡三証券主幹事案件ということから一定程度の警戒感が残っている可能性はあるかもしれませんね。
とは言えやはりキャッシュレス関連はあくまでも日本政府が推進する政策の一つとなることから「国策に売り無し」という相場格言を当てはめると突撃の一択となり、初値高騰は必至でしょうかね。
よって管理人の個人的なこのジィ・シィ企画(4073)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く方向です。
管理人は岡三証券が平幹事の時は基本的にスルーしており、たまに読者様よりなぜスルーするかの問い合わせを頂くことがありましたが、実のところこの岡三証券は管理人の証券口座の中でも唯一の店頭口座となっているからです。個別で頂いていたご質問にはすでに回答済みです。
店頭口座にしている理由は特にありませんが、ある意味この時を待っていたという感じです。もちろん岡三証券で取引は一切していませんし、たまにある勧誘電話もほぼ聞き流す感じで営業さんの期待には一切応えてない状態です。このような客にも裁量配分が頂けるのかどうかを試すチャンスですが、普通で考えると上客でもなんでもない管理人に配分は無いでしょうね^^;
今回配分が無ければスッキリとネット口座に変更します。
ジィ・シィ企画(4073)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのジィ・シィ企画(4073)のIPO株(公募株及び売り出し株)4,144枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
岡三証券(主幹事) | 3,565枚 | 86.0% |
みずほ証券 | 207枚 | 5.0% |
ちばぎん証券 | 83枚 | 2.0% |
いちよし証券 | 83枚 | 2.0% |
SBI証券 | 83枚 | 2.0% |
エイチ・エス証券 | 41枚 | 1.0% |
水戸証券 | 41枚 | 1.0% |
むさし証券 | 41枚 | 1.0% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が621枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、やはりIPO主幹事となる岡三証券からの申し込みは外せません。その他証券会社は株数的にも厳しい結果となりそうです。しかしながらIPOラッシュもすでに終わっており、資金面にも余裕があることから可能性がゼロで無い限り、委託幹事(裏幹事)も含めて申し込める証券会社からはしっかり申し込んでおきたいところです。
<追記>
ジィ・シィ企画(4073)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,720円
IPO仮条件:1,720円~1,840円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は8.1億円~8.7億円となりました。
<追記>
ジィ・シィ企画(4073)の第二弾初値予想が発表されたようです。
4,200円~5,000円
IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更ありません。
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