ギックス(9219)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,070円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ギックス(9219)の上場日とIPO申込期間
ギックス(9219)の上場日は2022年3月30日(水)で、AnyMind Group(5027)と3月IPOの中でも唯一の2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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このギックス(9219)のIPO申し込み期間は3月14日(月)~3月17日(木)となっており、他複数社のIPO案件との申し込み期間被りがありますが、少なくともIPO主幹事の野村證券は前受け金が不要なので、こういう時は助かりますね^^
ギックス(9219)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
ギックス(9219)のIPO想定価格は1,070円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.4倍程度の初値形成になるのではないかと、やや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想については強めA級評価に設定させて頂いております。今の悪環境が続けば格下げとなる可能性もあります。
このギックス(9219)のIPO仮条件は本日3月11日(金)決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
ギックス(9219)の事業内容
ギックス(9219)の事業内容はアナリティクスを用いたデータインフォームド事業、データを活用した各種コンサルティング業務及びツールの研究開発上記ツールを用いた各種サービスの提供ということで、ビッグデータやアナリティクス、データサイエンスなどを活用し、クライアント企業の経営課題解決を実現するためのコンサルティングを行っています。
このギックス(9219)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
ギックス(9219)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(2月22日)は久しぶりにIPO新規上場承認発表が2社ありました。2社同日発表の2社 …
ギックス(9219)のブルベア要素とIPO参加スタンス
ギックス(9219)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,070円)で12.7億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては10億円超えではあるもののまだ小型サイズの範囲となり荷もたれ感はありません。
IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて10,355枚と万枚超えで比較的多めにありますが、IPO主幹事は野村證券ということで当選確度としては低めかと思われます。
ただメンタルヘルステクノロジーズ(9218)のように200株1セット配分ではなく、単価がギリギリ1,000円を超えていることから200株1セット配分となっていない点はまだ救いと言えるかもしれません。
そして今回もこのギックス(9219)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がデータの利活用などを行うデータインフォームド事業で人気化しやすいIT関連セクターとなることや、各業界の東証一部上場企業をはじめとする大手企業を相手に業績を伸ばしていることや、東証マザーズ上場で公開規模がIPO想定価格(1,070円)ベースで12.7億円と荷もたれ感がなく、ベンチャーキャピタル含む多くの既存株主にはロックアップもしくは継続保有の確約が行われていることから上場時の余計な売り圧力が無い点などが挙げられます。
ベア要素(ネガティブ材料)としては業績は黒字ではあるものの水準が低過ぎて価格設定の算出が出しにくく、ファンダで買い向かう投資家からは市場再編前の駆け込み上場感が強いことから一定避けられる可能性もありそうです。それより何よりやはりこの不安定な相場環境が投資意欲自体を低下させており、その矛先がしっかりIPO案件にも表れているという点が最大のベア要素(ネガティブ材料)となるでしょうか。
とはいえ、この内容と規模で公募割れするとまでは考えにくいため、管理人の個人的なこのギックス(9219)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。一刻も早く相場環境の改善、それよりも戦争の終結を願います。
ギックス(9219)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのギックス(9219)のIPO株(公募株及び売り出し株)10,355枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 9,319枚 | 90.0% |
SBI証券 | 828枚 | 8.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 104枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 52枚 | 0.5% |
いちよし証券 | 52枚 | 0.5% |
LINE証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,553枚あります。
積極的IPO株を狙いに行くのであればやはりIPO主幹事となる野村證券は外せません。もちろんグループ会社となるLINE証券も見逃せません。そして2番手幹事のSBI証券もIPOチャレンジポイントを使ってまで取りに行くことは致しませんが、引き受け株数的にはまだ狙える範囲かもしれませんね。
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ギックス(9219)のIPO仮条件決定
ギックス(9219)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,070円
IPO仮条件:980円~1,070円
IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は11.6億円~12.7億円となりました。
ギックス(9219)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
ギックス(9219)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,200円~1,500円
IPO仮条件は一般的な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾と同値となる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価からB級評価に格下げと致しますが、IPO参加スタンスについては引き続きノンストレスの範囲での全力申し込みで変更はありません。
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