グロースエクスパートナーズ(244A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,320円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

グロースエクスパートナーズ(244A)の上場日とIPO申込期間

グロースエクスパートナーズ(244A)の上場日は上場日変更可能タイプの2024年9月26日(木)~10月2日(水)で、最短日程(9月26日)で決まれば、キッズスター(248A)INGS(245A)アスア(246A)4社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

このグロースエクスパートナーズ(244A)のIPO申し込み期間は最短9月6日(金)~最長9月19日(木)となっており、ちょっとしたIPO申し込み期間ラッシュ突入で、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。

それとこのグロースエクスパートナーズ(244A)のIPO申し込み期限は最長9月19日(木)までとなっていますが、IPO新ルール適用(上場日変更可能)銘柄となるため、IPO申し込み期限が最短で9月12日(木)までに前倒しで短縮される可能性がある点も注意が必要です。

グロースエクスパートナーズ(244A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

グロースエクスパートナーズ(244A)のIPO(新規上場)初値予想

グロースエクスパートナーズ(244A)のIPO想定価格は1,320円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.5倍程度の初値形成になるのではないかと、やや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや強めB級評価に設定させて頂いております。

なお、このグロースエクスパートナーズ(244A)のIPO仮条件は9月4日(水)~9月10日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

グロースエクスパートナーズ(244A)の事業内容

グロースエクスパートナーズ(244A)の事業内容はエンタープライズ向けのDX支援事業ということで、顧客自ら事業価値を創造し続ける組織(自走型DX組織)へ変革させるDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を特徴としています。

グロースエクスパートナーズ(244A)IPOエンタープライズDX事業

このグロースエクスパートナーズ(244A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

グロースエクスパートナーズ(244A)のブルベア要素とIPO参加スタンス

グロースエクスパートナーズ(244A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,320円としてオーバーアロットメント含め11.2億円と規模的に東証グロース市場への上場としては10億円超えではあるもののまだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じるほどのサイズではありません。

IPO募集株数も公募株及び売り出し株(OA分)合わせて849,700株と多くなく、IPO主幹事もマンモス野村となることからIPO株の当選確度は相当低いと思われます。

そして今回もこのグロースエクスパートナーズ(244A)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がDX(デジタルトランスフォーメーション)支援事業とイマドキの時流に乗ったビジネスモデルで業績も好調、株価設定には割安感があり、公開規模もIPO想定価格(1,320円)ベースで11.2億円と軽量サイズで既存株主にはロックアップも掛かっているため、上場時の余計な売り圧力も無く需給面は良好となります。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはすでに類似企業が多く、時流に乗ったビジネスモデルではあるものの新規性は今一つ感があります。上場日は9月26日(木)~10月2日(水)と変更可能タイプですが、これまで通り最短日9月26日(木)で決定すれば4社同日上場と一気に過密スケジュールとなり、資金分散リスクが高まりそうです。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
グロースエクスパートナーズ11.2億円東証グロース野村證券
キッズスター20.4億円東証グロース岡三証券
INGS(イングス)10.9億円東証グロースSMBC日興証券
アスア6.8億円東証G・名証N東海東京証券

ただ、今回のような上場日可変タイプは昨年(2023年)10月以降に設けられたIPO新制度で「IPO新規上場承認後の市場環境等を踏まえ、時機をとらえた上場を可能とする」ということを観点とすると、今回のような重複上場を避けるということも「時機をとらえた上場」に値するのではないかと思うところです。

上記4社の中で上場日可変タイプで上場日をずらすことができるのはこのグロースエクスパートナーズ(244A)のみとなるため、こういった状況(重複上場)もIPO新制度を活用する機会となるのかどうかは個人的に気になるところです。

いずれにしても仮に4社同日上場となったとしても、この内容であれば公募割れする可能性は低く、初値は好スタートとなることが見込まれるため、管理人の個人的なこのグロースエクスパートナーズ(244A)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で行く予定です。とはいえ、IPO株数は多くなく、IPO主幹事はマンモス野村となることからIPO当選は簡単ではないでしょうね。

グロースエクスパートナーズ(244A)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのグロースエクスパートナーズ(244A)のIPO株(公募株及び売り出し株)7,389枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券(主幹事6,797枚92.0%
大和証券296枚4.0%
SBI証券148枚2.0%
楽天証券100%完全抽選74枚1.0%
岡三証券74枚1.0%
大和コネクト証券委託幹事決定?枚?%
岡三オンライン委託幹事決定?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,108枚あります。

積極的にこのグロースエクスパートナーズ(244A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる野村證券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(SBI証券楽天証券)も入っていますが、両社とも完全抽選分は二桁レベルの持ち分しか無いため、可能性はゼロでは無いものの、狙うにはなかなか厳しい数字です。

グロースエクスパートナーズ(244A)のIPO仮条件決定

グロースエクスパートナーズ(244A)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,320円
IPO仮条件:1,480円~1,530円

IPO想定価格よりも窓開けで上ブレとなる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は12.5億円~13.0億円となりました。

尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記はありません。

グロースエクスパートナーズ(244A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

グロースエクスパートナーズ(244A)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,800円~1,900円

IPO仮条件が窓開けで強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限は下ブレで下限は上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても積極参加で変更はありません。

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