ハッチ・ワーク(148A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,680円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

ハッチ・ワーク(148A)の上場日とIPO申込期間

ハッチ・ワーク(148A)の上場日は2024年3月26日(火)で、ソラコム(147A)L is B(145A)JSH(150A)4社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。

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このハッチ・ワーク(148A)のIPO申し込み期間は3月8日(金)~3月14日(木)となっており、IPO申し込み期間ラッシュ真っ只中で、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。

ハッチ・ワーク(148A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

ハッチ・ワーク(148A)のIPO(新規上場)初値予想

ハッチ・ワーク(148A)のIPO想定価格は1,680円となっているため、現時点では公募価格の3.0倍~3.5倍程度の初値形成になるのではないかと、上場初日値付かずも含めた強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや強めB級評価に設定させて頂いております。

なお、このハッチ・ワーク(148A)のIPO仮条件は明日3月7日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

ハッチ・ワーク(148A)の事業内容

ハッチ・ワーク(148A)の事業内容は月極駐車場検索ポータルサイト「アットパーキング」、月極駐車場オンライン管理支援サービス「アットパーキングクラウド」の提供並びに貸し会議室サービス「アットビジネスセンター」の運営ということで、月極駐車場オンライン管理システムの開発やサービスの提供、月極駐車場検索サイトの運営などのイノベーション事業を行っています。

ハッチ・ワーク(148A)IPO事業概要

このハッチ・ワーク(148A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

ハッチ・ワーク(148A)のブルベア要素とIPO参加スタンス

ハッチ・ワーク(148A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,680円としてオーバーアロットメント含め5.8億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。

IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて3,033枚と少ない上に、IPO主幹事は店頭型証券(SMBC日興証券)となることから、IPO当選は困難となりそうです。

そして今回もこのハッチ・ワーク(148A)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては一見すると事業内容は不動産業のように見えますが、中身は月極駐車場を絡めたイノベーション事業と、IPO市場では人気化しやすい情報・通信業セクターのネット関連(不動産テック)銘柄となります。

株価設定には割安感があり、公開規模はIPO想定価格(1,680円)ベースで5.8億円と軽量サイズとなるため、IPO好地合いも相まって初値は個人投資家を中心に需給主導で持ち上げられる可能性が高いです。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては既存株主の中にベンチャーキャピタルの保有株が9社311,500株あり、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しでの放出は無いものの、公開価格の1.5倍となればロックアップ解除され売却可能となり、保有会社が9社と分散していることから統制は取りにくく、公開価格の1.5倍水準となれば売却してくるベンチャーキャピタルもありそうです。

ハッチ・ワーク(148A)の上場日は3月26日(火)で、ソラコム(147A)、L is B(145A)、JSH(150A)と4社同日上場で、3月IPOラッシュの中でも同日上場社数が一番多い日、さらに翌日27日(水)3社同日上場28日(木)及び29日(金)もそれぞれ2社同日上場とタイトなスケジュールとなっており、軽量案件とはいえ、資金分散や買い疲れの影響を受ける可能性もあります。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
ソラコム105.0億円東証グロースみずほ・大和
L is B15.3億円東証グロース野村證券
JSH3.7億円東証グロースSBI証券
ハッチ・ワーク5.8億円東証グロースSMBC日興証券

いつもお世話になっている信頼できる方の大手初値予想会社さんの初値予想がこの内容で最大で3.5倍にまで高騰する可能性があるとの予想値を出しているのには驚きですが、少なくとも初値が高騰する可能性はあると思っているので、管理人の個人的なこのハッチ・ワーク(148A)のIPO参加スタンスは当初の予定通り参加で行く予定です。

IPO主幹事はSMBC日興證券で、個人的にはIPO優遇特典(ステージ別抽選)のステージもしっかり上げていますが、最近はめっきりその恩恵を受けれてないので、そろそろステージアップの恩恵を受けたいところです。

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ハッチ・ワーク(148A)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのハッチ・ワーク(148A)のIPO株(公募株及び売り出し株)3,033枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SMBC日興証券主幹事2,837枚93.5%
SBI証券61枚2.0%
岡三証券30枚1.0%
東海東京証券30枚1.0%
松井証券前受け金不要30枚1.0%
アイザワ証券15枚0.5%
極東証券15枚0.5%
東洋証券15枚0.5%
岡三オンライン委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が454枚あります。

積極的にこのハッチ・ワーク(148A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の少ない店頭型証券が多く、抽選割合の多いネット証券(SBI証券松井証券)も入っていますが、いずれも二桁レベルしか持ち分が無いため、狙うには厳しい数字となりそうです。

ハッチ・ワーク(148A)のIPO仮条件決定

ハッチ・ワーク(148A)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,680円
IPO仮条件:1,680円~1,800円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は5.8億円~6.2億円となりました。

ただし、今回の訂正目論見書内ではIPO新ルールが追記されており、需要申告の結果、仮条件の範囲外で発行価格を決定する場合があり、仮条件の下限の80%以上かつ上限の120%以下である1,344円~2,160円の範囲内で公開価格が決定する場合もあるため、証券会社の入金残高は最高値となる2,160円で見ておく必要があります。

ハッチ・ワーク(148A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

ハッチ・ワーク(148A)の第二弾初値予想が発表されたようです。

3,400円~3,700円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても参加で変更ありません。

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