光フードサービス(138A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,000円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
光フードサービス(138A)の上場日とIPO申込期間
光フードサービス(138A)の上場日は2024年2月28日(水)で、Cocolive(137A)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場と人気の低い名証ネクスト市場への同時上場で、IPO主幹事は準大手証券の東海東京証券となっております。
この光フードサービス(138A)のIPO申し込み期間は2月9日(金)~2月16日(金)となっており、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。
光フードサービス(138A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
光フードサービス(138A)のIPO想定価格は2,000円となっているため、現時点では公募価格の1.5倍~2.0倍程度の初値形成になるのではないかと、やや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはまだ今年(2024年)のIPO地合いがわからないため消極的で弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、この光フードサービス(138A)のIPO仮条件は今週2月8日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
光フードサービス(138A)の事業内容
光フードサービス(138A)の事業内容は立呑み居酒屋を中心とした飲食店の展開ということで、焼きとんと呼ばれる豚を使用した串焼きで様々な豚の部位を使用し提供する「焼きとん大黒」、旬の海鮮を使用した天ぷら、刺盛りをメインに提供する「立呑み魚椿」、豚骨醤油ベースの中太麺を特徴とするラーメン「横浜家系ラーメン金山家」、焼肉の食べ放題をコンセプトに、品目数を3段階に分けてコース選択ができる仕組みの「焼肉デラックス」を直営店、業務委託店、フランチャイズ店で展開しています。
この光フードサービス(138A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
光フードサービス(138A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(1月25日)もIPO新規上場承認発表が1社ありました。今年(2024年)初 …
光フードサービス(138A)のブルベア要素とIPO参加スタンス
光フードサービス(138A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,000円としてオーバーアロットメント含め7.3億円と規模的に東証グロース市場及び名証ネクスト市場への同時上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。
IPO株数も売り出し株無しの公募株のみで3,200枚と少なく、IPO主幹事は準大手証券(東海東京証券)とはいえ、IPO株の当選確率は高くはなさそうです。
そして今回もこの光フードサービス(138A)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては昨年(2023年)からアフターコロナによる人流回復の影響もあり、時には情報・通信業セクターよりも人気化することのあった業績堅調の外食関連銘柄で、株主優待への期待もあり、IPO愛好家との相性も良い傾向があります。
今回のIPO(新規上場)に際する募集株の内訳は売り出し株無しの公募株のみで既存株主の換金色も無く、ベンチャーキャピタルの保有株もありません。公開規模はIPO想定価格(2,000円)ベースで7.3億円と小型で、既存株主にはすべてロックアップが掛かっているため、公募株以外の余計な売り圧力も無く需給面は極めて良好と言えます。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては上場日が2月28日(水)で、Cocolive(137A)と2社同日上場で、資金分散の影響が出る可能性があり、IPO主幹事も一時は公募割れ多発やシンジケートカバー不介入などIPO(新規上場)時の対応力にやや不安のある東海東京証券が務めており、一抹の不安が残ります。
とはいえ、この内容と規模で公募割れする様子は浮かばず、信頼度の高い大手初値予想会社さんの評価も予想以上に高く、初値は好スタートになる可能性の方が高いと考えているため、管理人の個人的なこの光フードサービス(138A)のIPO参加スタンスは当初の予定通り参加で行く予定で考えています。
光フードサービス(138A)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこの光フードサービス(138A)のIPO株(公募株)3,200枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
東海東京証券(主幹事) | 2,880枚 | 90.0% |
SMBC日興証券 | 96枚 | 3.0% |
岡三証券 | 96枚 | 3.0% |
極東証券 | 64枚 | 2.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 32枚 | 1.0% |
水戸証券 | 32枚 | 1.0% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
DMM株(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が480枚あります。
積極的にこの光フードサービス(138A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる東海東京証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の少ない店頭系証券が多く、抽選割合の多いネット証券も楽天証券しかなく、いずれも持ち分は二桁レベルしか無いため、狙うには厳しい数字となりそうです。
光フードサービス(138A)のIPO仮条件決定
光フードサービス(138A)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,000円
IPO仮条件:2,400円~2,660円
IPO想定価格よりも大幅な窓開けで上ブレとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は8.8億円~9.7億円となりました。相場が良いからといってやり過ぎのような気もしますが、ここはIPO主幹事(東海東京証券)の腕の見せ所でしょうか。
ただし、需要申告の結果、仮条件の範囲外で発行価格を決定する場合があり、仮条件の下限の80%以上かつ上限の120%以下である1,920円~3,192円の範囲内で発行価格が決定する場合もあるため、証券会社の入金残高は最高値となる3,192円で見ておく必要があります。
光フードサービス(138A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
光フードサービス(138A)の第二弾初値予想が発表されたようです。
5,000円~6,500円
IPO仮条件が窓開けで大幅な上ブレとなる超強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに大幅な上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価からC級評価に格上げとさせて頂きますが、IPO参加スタンスについては引き続き参加で変更はありません。
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