Hmcomm(265A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(850円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
Hmcomm(265A)の上場日とIPO申込期間
Hmcomm(265A)の上場日は2024年10月28日(月)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。
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このHmcomm(265A)のIPO申し込み期間は10月10日(木)~10月17日(木)となっており、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。
Hmcomm(265A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
Hmcomm(265A)のIPO想定価格は850円となっているため、現時点では公募価格の1.4倍~1.9倍程度の初値形成になるのではないかと、やや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
なお、このHmcomm(265A)のIPO仮条件は明日10月9日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
Hmcomm(265A)の事業内容
Hmcomm(265A)の事業内容は音声認識処理、異音検知・自然言語解析処理を用いたプロダクトの提供等ということで、産総研(国立研究開発法人産業技術総合研究所)の技術移転ベンチャーで、創業より培ってきた「AI×音声解析技術」をコアに、「AI異音検知」「AI音声認識」「AI活用コンサルティング」の3つのソリューションを提供しています。
このHmcomm(265A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
Hmcomm(265A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。「Hmcomm」と書いて「エイチエムコム」と読みます。昨日(9月20日)IPO新規上 …
Hmcomm(265A)のブルベア要素とIPO参加スタンス
Hmcomm(265A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格850円としてオーバーアロットメント含め8.9億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。
IPO募集株数は公募株及び売出株(OA含む)合わせて1,047,400株と多くもなく少なくもなくといったところですが、IPO主幹事は大手証券のSMBC日興証券となることから、IPO株の当選確度は高くは無さそうです。
そして今回もこのHmcomm(265A)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としてはAI音声解析技術を開発しているAIベンチャーで、IPO市場では人気化しやすい時流に乗ったAIビジネスを展開しており業績も堅調、公開規模もIPO想定価格(850円)ベースで8.9億円と軽量サイズで荷もたれ感はありません。
個人投資家も手を出しやすい低位株設定となっており株価設定に割安感もあります。上場日は10月28日(月)で単独上場、既存株主にはロックアップが掛かっており、公開価格の1.5倍となるまではIPO株取得組以外の余計な売り圧力もありません。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはIPO募集株の内訳が公募株198,800株に対して売り出し株(OA除く)712,000株で、売り出し比率はおよそ3.5倍と売り出し主体のIPOとなり、売り出し株放出人の中には全株手放すベンチャーキャピタル(投資ファンド)もあることから、一定出口(イグジット)感があります。
公開価格の1.5倍でロックアップ解除されるおよそ65万株のVC爆弾があるものの、AI人気が継続していればそれを上回る買いが入る可能性はありそうです。いずれにしてもこの内容であれば初値は好スタートとなることが予想されるため、管理人の個人的なこのHmcomm(265A)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で行く予定です。
とはいえ、IPO幹事団(シンジケート)は異例のSMBC日興証券(主幹事)1社のみとなるため、運をSMBC日興証券に託すしかありません。個人的にIPO優遇特典(ステージ別抽選)のステージも落としてしまっているので、完全に運頼みとなりそうです。
Hmcomm(265A)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのHmcomm(265A)のIPO株(公募株及び売り出し株)9,108枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。と言ってもIPO幹事団(シンジケート)はIPO主幹事のSMBC日興証券のみとなります。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 9,108枚 | 100.0% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,366枚あります。
積極的にこのHmcomm(265A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券からのIPO申し込みは外せません。今回は珍しく平幹事も委託幹事(裏幹事)も無いため、SMBC日興証券一択となります。
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Hmcomm(265A)のIPO仮条件決定
Hmcomm(265A)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:850円
IPO仮条件:800円~850円
IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は8.3億円~8.9億円となりました。
尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記が無いため仮条件の上限突破はありません。
Hmcomm(265A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
Hmcomm(265A)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,250円~1,500円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限は下ブレで下限は上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても積極参加で変更ありません。
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