学びエイド(184A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(970円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
学びエイド(184A)の上場日とIPO申込期間
学びエイド(184A)の上場日は2024年5月28日(火)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。
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この学びエイド(184A)のIPO申し込み期間は5月13日(月)~5月17日(金)となっており、スケジュール的にはIPO閑散期で、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りも無いため、申し込まれる方は資金管理などをあまり気にする必要はありませんが、申し込み忘れにはご注意下さい。
学びエイド(184A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
学びエイド(184A)のIPO想定価格は970円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~1.8倍程度の初値形成になるのではないかと、やや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや強めB級評価に設定させて頂いております。
なお、この学びエイド(184A)のIPO仮条件は今週5月9日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
学びエイド(184A)の事業内容
学びエイド(184A)の事業内容はインターネットによる教育サービスの企画開発・提供ということで、鉄人講師等の「教えたい人」から映像授業のコンテンツを調達し、学習塾等の「教えたい人」に、自社開発した映像授業・学習管理サービスを提供することで、エンドユーザー(生徒)等の「教わりたい人」に教育を届けるほか、映像学習サービスを直接「教わりたい人」に届けています。
この学びエイド(184A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
学びエイド(184A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日はIPO新規上場承認発表が1社ありました。 IPOの地合いが悪いので手放しでは喜べ …
学びエイド(184A)のブルベア要素とIPO参加スタンス
学びエイド(184A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格970円としてオーバーアロットメント含め8.1億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。
IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて7,320枚と少なめですが、IPO主幹事はネット証券(SBI証券)となることから、店頭型証券ほど低い当選確率では無さそうです。IPOチャレンジポイントを使用される方もいらっしゃるかもしれませんね。
そして今回もこの学びエイド(184A)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がパソコンやタブレットを利用したオンライン学習(教育分野に特化した映像制作)と、いわゆる「EdTech(エドテック)」関連、アフターコロナによる特需剥落で成長は鈍化しているものの、オンライン学習は時流に乗るビジネスモデルとなることからまだまだ成長性期待はありそうです。
株価設定に特段の割安感はないものの、公開規模はIPO想定価格(970円)ベースで8.1億円と荷もたれ感はなく、単価も個人投資家が買いやすい低位株設定となっているため、需給主導で初値は堅調スタートとなる可能性も高そうです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはベンチャーキャピタルが今回のIPO(新規上場)に際する売り出しで一定数(159,500株)放出しますが、548,300株が残り、公開価格の1.5倍となればロックアップ解除され売却可能となります。とはいえ、ベンチャーキャピタルの取得単価は1,550円となっているため、この水準まではそれほど警戒する必要は無いかもしれません。
上場日は5月28日(火)で単独上場、およそ1カ月のIPO空白期間明けとスケジュール面は恵まれています。IPO地合いは悪化していますが、1カ月あれば状況が変わっている可能性もありそうです。いずれにしても管理人の個人的なこの学びエイド(184A)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加の方向で行く予定です。IPOチャレンジポイントの使用は考えていません。
学びエイド(184A)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこの学びエイド(184A)のIPO株(公募株及び売り出し株)7,320枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SBI証券(主幹事) | 6,736枚 | 92.0% |
SMBC日興証券 | 146枚 | 2.0% |
岡三証券 | 146枚 | 2.0% |
岩井コスモ証券 | 73枚 | 1.0% |
極東証券 | 73枚 | 1.0% |
東洋証券 | 73枚 | 1.0% |
松井証券(前受け金不要) | 73枚 | 1.0% |
SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,098枚あります。
積極的にこの学びエイド(184A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSBI証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合少ない店頭型証券が多く、抽選割合の多いネット証券は松井証券しか無く、持ち分は二桁レベルとなるため、狙うには厳しい数字となりそうです。
学びエイド(184A)のIPO仮条件決定
学びエイド(184A)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:970円
IPO仮条件:910円~970円
IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は7.6億円~8.1億円となりました。
ただし、今回の訂正目論見書内ではIPO新ルールが追記されており、需要申告の結果、仮条件の範囲外で発行価格を決定する場合があり、仮条件の下限の80%以上かつ上限の120%以下である728円~1,164円の範囲内で公開価格が決定する場合もあるため、証券会社の入金残高は最高値となる1,164円で見ておく必要があります。
学びエイド(184A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
学びエイド(184A)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,400円~1,500円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限は下ブレで下限は上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き積極参加で変更ありません。
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