メディア総研(9242)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,600円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
メディア総研(9242)の上場日は9月2日(木)でモビルス(4370)と2社同日上場、上場市場は東証マザーズ市場と福岡証券取引所Q-Board市場への同時上場で、IPO主幹事は東洋証券となっております。ただ残念ながらIPO申し込みはホームトレード(インターネット)口座からは申し込みができません。
なお、このメディア総研(9242)のIPO申し込み期間は8月18日(水)~8月24日(火)となっており、ドンピシャで同日上場のモビルス(4370)とIPO申し込み期間が丸被りとなっているため、資金管理に注意が必要です。
メディア総研(9242)のIPO(新規上場)初値予想
メディア総研(9242)のIPO想定価格は2,600円となっているため、現時点では公募価格の1.5倍~2.3倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このメディア総研(9242)のIPO仮条件は明日8月17日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
メディア総研(9242)の事業内容は高専生及び大学生向けの就職活動イベントの企画等ということで、就職活動支援事業となります。IPO市場では派手さはなく人気化するような業態では無いものの、高専生及び理工系大学生に特化していることからか業績はしっかりとなっています。
このメディア総研(9242)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
メディア総研(9242)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(7月29日)IPO新規上場承認発表された2社のうちの1社です。 もう1社のモビ …
メディア総研(9242)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,600円)で8.9億円と規模的に東証マザーズ及び福証Q-Board市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて3,000枚と少なく希少性があります。
上述の通りメディア総研(9242)の事業内容は就職活動支援事業ということでIPO的に人気化するような業態ではありません。上場日は9月2日(木)でモビルス(4370)と2社同日上場になるものの、両社ともに小型サイズとなるため資金分散の影響は軽微でIPO閑散期ということを含め需給面での不安はありません。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
モビルス | 13.4億円 | 東証マザーズ | 大和証券 |
メディア総研 | 8.9億円 | 東証マザーズ他 | 東洋証券 |
ネット系のように人気化する業態ではないもののベンチャーキャピタル不在で小型案件となると需給面だけで見てもIPO愛好家としてはやはり手に入れたいIPO銘柄という位置付けでしょうかね。
ですが残念なことに何度も申し上げていますが、このメディア総研(9242)のIPO主幹事は東洋証券で、IPO申し込みはホームトレード(インターネット)口座からは申し込みができません。ネット組はバッターボックスにすら立たせてもらえない状況です。ちなみにこの東洋証券は残高無しで一定期間取引が無いと勝手に口座も閉鎖され閉鎖の連絡すらありません。
個人的にはいくらIPO乞食とはいえ一定プライドがあるので、過去に当選経験があるものの、こういうあからさまに顧客を「諭吉」としてか見ていない昭和的な雰囲気を連想させてくれる証券会社とはもう関わりたくないですね。二度と主幹事として登場もしてほしくないというのが正直な気持ちです。お見苦しい愚痴をすいません。
とは言え管理人の個人的なこのメディア総研(9242)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで変更はありません。IPO主幹事から申し込みできないというハンデがあるため、IPO当選の可能性はかぎりなくゼロに近いと思いますが、無駄な抵抗とわかっていながらもせめて他のネット申し込み可能な証券会社からだけでもしっかりと申し込んでおきたいところです。
メディア総研(9242)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのメディア総研(9242)のIPO株(公募株及び売り出し株)3,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
東洋証券(主幹事) | 2,400枚 | 80.0% |
FFG証券 | 150枚 | 5.0% |
SBI証券 | 120枚 | 4.0% |
いちよし証券 | 120枚 | 4.0% |
東海東京証券 | 90枚 | 3.0% |
岡三証券 | 60枚 | 2.0% |
極東証券 | 30枚 | 1.0% |
松井証券(前受け金不要) | 30枚 | 1.0% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が450枚あります。
やはりIPO主幹事に圧倒的に持ち分があるため、主幹事から申し込めないのは痛いですね。残すところはネット証券のSBI証券と松井証券に微かな奇跡を願うしかないでしょうか^^;
<追記>
メディア総研(9242)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,600円
IPO仮条件:2,600円~2,900円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は8.9億円~10.0億円となりました。
<追記>
メディア総研(9242)の第二弾初値予想が発表されたようです。
4,000円前後
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾時の最下限前後となる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価で変更無しで、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更はありません。
IPO歴10年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPOにオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
⇒ IPO投資用オススメ証券会社ランキング
IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。