モンスターラボホールディングス(5255)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(620円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
モンスターラボホールディングス(5255)の上場日とIPO申込期間
モンスターラボホールディングス(5255)の上場日は2023年3月28日(火)で、Arent(5254)とアクシスコンサルティング(9344)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。
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このモンスターラボホールディングス(5255)のIPO申し込み期間は3月10日(金)~3月16日(木)となっており、IPO申し込みラッシュ真っ只中となっていることから、他IPO案件とのIPO申し込み期間も多数被っていますので、資金移動など資金管理にご注意下さい。
モンスターラボホールディングス(5255)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
モンスターラボホールディングス(5255)のIPO想定価格は620円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.5倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや弱めC級評価に設定させて頂いております。
なお、このモンスターラボホールディングス(5255)のIPO仮条件は今週3月9日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
モンスターラボホールディングス(5255)の事業内容
モンスターラボホールディングス(5255)の事業内容は大企業や自治体に対して事業課題や新規事業のニーズに合わせてDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する「デジタルコンサルティング事業」と、RPA(ロボットによる業務自動化)ツール、音楽配信事業等のプロダクト事業「その他事業」を展開しております。
このモンスターラボホールディングス(5255)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
モンスターラボホールディングス(5255)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日は3社のIPO新規上場承認発表がありました。 当記事はひとまず …
モンスターラボホールディングス(5255)のブルベア要素とIPO参加スタンス
モンスターラボホールディングス(5255)の市場からの吸収金額はIPO想定価格620円としてオーバーアロットメント含め29.9億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。IPO株数は海外投資家への販売があるものの、公募株及び売り出し株合わせて42,000枚と多めにあることから、IPO当選は狙えるレベルかと思われます。
そして今回もこのモンスターラボホールディングス(5255)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がIPO市場では人気化しやすいDX(デジタルトランスフォーメーション)関連で、業績規模は大きく、海外投資家への販売もあり、株価設定に割高感もありません。個人投資家が買いやすい低位株設定で、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)や既存株主には公開価格の1.5倍までは売却できないロックアップが掛かっており、上場時の大きな売り圧力もありません。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては業績が赤字続き(2023年12月期は黒字予想)で、今回のIPO(新規上場)に際する売り出し放出にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)も多く関わっており、出口(イグジット)感があります。
公開規模もIPO想定価格(620円)ベースで29.9億円とやや荷もたれ感のある水準である上に、上場日は3月28日(火)で、Arent(5254)とアクシスコンサルティング(9344)と3社同日上場、いずれも東証グロース市場への上場で中規模サイズ、その中でも一番大きい規模となるため資金分散の影響も受けやすくなりそうです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
Arent | 26.1億円 | 東証グロース | みずほ証券 |
アクシスコンサルティング | 19.9億円 | 東証グロース | 野村證券 |
モンスターラボホールディングス | 29.9億円 | 東証グロース | 大和証券 |
とはいえ、人気業態で低位株設定、既存株主にはロックアップも掛かっているため、堅調スタートとなりそうな気がします。よって管理人の個人的なこのモンスターラボホールディングス(5255)のIPO参加スタンスは当初の予定通り参加の方向で考えています。
モンスターラボホールディングス(5255)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのモンスターラボホールディングス(5255)のIPO株(公募株及び売り出し株)42,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売は考慮しておりません。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | 40,740枚 | 97.0% |
アイザワ証券 | 420枚 | 1.0% |
SBI証券 | 420枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 420枚 | 1.0% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が6,300枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる大和証券からの申し込みは外せません。アイザワ証券は店頭型証券で抽選配分は10%となるため数十枚レベルとなることから期待薄ですが、SBI証券及び楽天証券は抽選割合の多いネット証券となるため、期待値はそれなりにありそうです。IPO委託幹事(裏幹事)の大和コネクト証券も主幹事からの委託となるため、通常よりは期待値は高めです。
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モンスターラボホールディングス(5255)のIPO仮条件決定
モンスターラボホールディングス(5255)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:620円
IPO仮条件:660円~720円
IPO想定価格が窓開けで上ブレとなる超強気なIPO仮条件設定となり、募集株も売り出し株及びオーバーアロットメントが以下の通り増加されています。
売り出し株:2,400,000株 → 3,393,800株
オーバーアロットメント:630,000株 → 779,000株
この売り出し株及びオーバーアロットメント増加及び上ブレ仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は39.4億円~43.0億円となりました。呼び水効果となるでしょうか。
モンスターラボホールディングス(5255)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
モンスターラボホールディングス(5255)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,000円~1,100円
IPO仮条件が強気な設定となり募集株が増加されたことからか、IPO初値予想第二弾は上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き参加で行く予定です。
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