マーソ(5619)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,110円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。SBI証券主幹事案件ではありますが、人気IPOでは無さそうなためIPOチャレンジポイントの考察はありませんことをご了承下さい。
マーソ(5619)の上場日とIPO申込期間
マーソ(5619)の上場日は2023年12月21日(木)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。
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このマーソ(5619)のIPO申し込み期間は12月6日(水)~12月12日(火)となっており、年末IPOラッシュ分の申し込み期間中となっているため、他IPO案件と複数社のIPO申し込み期間被りがあるため、資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。
マーソ(5619)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
マーソ(5619)のIPO想定価格は2,110円となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.4倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや弱めC級評価に設定させて頂いております。
なお、このマーソ(5619)のIPO仮条件は来週12月4日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
マーソ(5619)の事業内容
マーソ(5619)の事業内容は人間ドック・健診の予約プラットフォーム「MRSO.jp」及び各種DX支援サービスの開発・運営等ということで、予約をはじめとする経営基幹システムとWEBシステムの提供を通じて経営及び業務効率改善に資する各種DX推進を支援しています。
このマーソ(5619)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
マーソ(5619)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(11月17日)はIPO新規上場承認発表が2社ありました。 当記事はひとまずマーソ(5 …
マーソ(5619)のブルベア要素とIPO参加スタンス
マーソ(5619)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,110円としてオーバーアロットメント含め18.6億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。
IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて7,691枚と多くもなく少なくもなくといったところですが、IPO株の当選確率は低めとなりそうです。
そして今回もこのマーソ(5619)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がヘルステック関連ということで、IPO市場では健康意識向上の成長事業として一定の評価を受けやすい業態となります。公開規模はIPO想定価格(2,110円)ベースで18.6億円となりますが、予定通り4.0億円相当のコーナーストーン投資家への親引けが実施されれば14.6億円まで縮小され荷もたれ感は和らぎます。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはコロナ特需が一段落となり、今期は赤字とまではならないものの減収減益予想となっており、株価設定に割安感もありません。募集株(75,000株)も公募株に対して売り出し株(694,100株)が多く、売り出し株の中にはベンチャーキャピタル(投資ファンド)もあることから既存株主の出口(イグジット)色を感じます。逃げ足の早い(初値売りが多い)傾向にあるネット証券(SBI証券)主幹事案件という点も気掛かりです。
時期的に年末IPOラッシュ中盤戦となりますが、上場日は12月21日(木)で単独上場と資金分散の影響を受けにくい日程となっており、IPO地合いは悪いものの公募割れを起こすまでの内容ではないと考えられます。よって管理人の個人的なこのマーソ(5619)のIPO参加スタンスは当初の予定通り一部参加の方向で考えます。SBI証券主幹事案件ではありますが、IPOチャレンジポイントの使用はしない予定です。
マーソ(5619)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのマーソ(5619)のIPO株(公募株及び売り出し株)7,691枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SBI証券(主幹事) | 6,768枚 | 88.0% |
野村證券 | 385枚 | 5.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 231枚 | 3.0% |
SMBC日興証券 | 115枚 | 1.5% |
東海東京証券 | 115枚 | 1.5% |
松井証券(前受け金不要) | 77枚 | 1.0% |
SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,153枚あります。
積極的にこのマーソ(5619)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSBI証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には店頭系証券が多く、抽選割合の多いネット証券は松井証券しかありません。持ち分も二桁前半レベルとなるため、厳しい数字となりそうです。SBI証券一択となりそうですね。
マーソ(5619)のIPO仮条件決定
マーソ(5619)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,110円
IPO仮条件:2,110円~2,260円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は18.6億円~19.9億円となりました。
マーソ(5619)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
マーソ(5619)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,200円~2,500円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価からD級評価に格下げ変更と致しますが、IPO参加スタンスについては引き続き一部参加で変更はありません。
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