プレミアアンチエイジング(4934)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(3,350円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めてIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)配分数などを考察してみたいと思います。

プレミアアンチエイジング(4934)の上場日は10月28日(水)で、IPO閑散期の中ではありますが、さくらさくプラス(7097)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は野村證券となっております。

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尚、このプレミアアンチエイジング(4934)のIPO申し込み期間は10月13日(火)~10月16日(金)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れの無いようご注意下さい。若干他のIPOとの申し込み被りがあるため、資金移動にも注意が必要です。

プレミアアンチエイジング(4934)のIPO(新規上場)初値予想

プレミアアンチエイジング(4934)のIPO(新規上場)初値予想

プレミアアンチエイジング(4934)のIPO想定価格は3,350円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと弱めの第一弾初値予想となっており、個人的な評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

このプレミアアンチエイジング(4934)のIPO仮条件は週明け10月12日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

プレミアアンチエイジング(4934)の事業内容は基礎化粧品の製造及び販売ということで地味でセクターも「化学」と派手さもありません。詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

プレミアアンチエイジング(4934)の公開規模はIPO想定価格ベース(3,350円)で90.5億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては大型サイズで、荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて23,500枚とそこそこの株数となります。

事業内容は上述の通り基礎化粧品の製造及び販売となり、先日IPO新規上場)したI-ne(4933)が事業内容や公開規模的にも近いことから、類似企業としても比較参考対象銘柄となりそうですね。

ちなみにこのI-ne(4933)の公開規模は71.1億円と大型でしたが、公募価格2,890円に対して付いた初値は3,250円と好スタートとなりました。しかもそれだけでなく初値形成後はストップ高となる3,950円まで急伸。上場日の終値はストップ高比例配分での大引けとなっております。

規模的に東証マザーズの70億円級の大型IPOで需給妙味が薄い中でストップ高まで急騰となったことはこのプレミアアンチエイジング(4934)にとってもかなりの期待感を与え、追い風になると思われます。ここまで強いと意外高になる可能性すらあるかもしれません。

上場日は10月28日(水)さくらさくプラス(7097)と2社同日上場、さらには前日(10月27日)上場のカラダノート(4014)の初値も付いていないことが予想されるため、実質は3社同日上場となりそうですね。

本来であれば重複上場となれば資金分散の影響が懸念されますが、最近の強いIPO地合いから見ると資金分散の影響はほぼ関係無いと考えられます。しかもこの規模でベンチャーキャピタルの保有株もなく、大きな売り圧力もありません。

ただやはりIPO想定価格ベース(3,350円)で90.5億円という規模が気にならないというとわけではありません。何かしらの要因でIPO地合いが急激に悪くなれば大型IPOは公募割れもあり得ます。今のところその気配はありませんが。

いずれにしてもこの強いIPO地合いが続いていると考えれば、強気姿勢で挑んでも良いかとは思っています。よって現時点での管理人の個人的なこのプレミアアンチエイジング(4934)のIPO参加スタンスは中立から一部参加に変更させて頂きます。海外配分も気になるところですね。

ただIPO主幹事は当選が狭き門の野村證券で、先日の日通システム(4013)よりもIPO株数が少なくなるため、IPO当選は困難となりそうです。

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プレミアアンチエイジング(4934)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのプレミアアンチエイジング(4934)のIPO株(公募株及び売り出し株)23,500枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券主幹事21,151枚90.0%
SMBC日興証券470枚2.0%
みずほ証券470枚2.0%
SBI証券352枚1.5%
楽天証券100%完全抽選352枚1.5%
岩井コスモ証券235枚1.0%
岡三証券235枚1.0%
東洋証券235枚1.0%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,525枚あります。

IPO株を狙いに行くのであればやはりIPO主幹事で圧倒的シェアを誇る野村證券はもちろん外せませんが、引き受け株数的には100%完全抽選となる楽天証券もそこそこ期待できそうな感じはしますね。あくまでも感じですが^^;

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<追記>
プレミアアンチエイジング(4934)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:3,350円
IPO仮条件:3,700円~4,140円

IPO想定価格が最下限以下となる窓明けの超強気なIPO仮条件設定となりました。さすがに想定外で見間違いかと思い、思わず何度も見直してしまいました。公募割れなんてどこ吹く風でしょうか。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は99.9億円~111.8億円となりました。これは良い意味でIPO参加スタンスの再考が必要かもしれませんね。

<追記>
プレミアアンチエイジング(4934)の第二弾初値予想が発表されたようです。

4,700円~5,300円

IPO仮条件が窓明けの超強気な設定となったことやIPO地合いが絶好調であることから、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価からC級評価に変更とさせて頂き、IPO参加スタンスについても一部参加から全力申し込みに変更させて頂きます。

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