楽天銀行(5838)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,630円~1,960円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
このタイミングで昨日(4月4日)楽天グループ株式会社の会長兼社長の三木谷浩史氏が反社会勢力と繋がりがあるというような報道があり、楽天グループ公式サイトで否定(下記参照)していました。今回のこの楽天銀行(5838)のIPO(新規上場)に影響は無いとは思いますが、念のため共有させて頂きます。
楽天銀行(5838)の上場日とIPO申込期間
楽天銀行(5838)の上場日は2023年4月21日(金)で単独上場、上場市場は最上位市場となる東証プライム市場への直接上場で、IPO主幹事は大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、ゴールドマン・サックス証券、SMBC日興証券の5社共同主幹事となっております。
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この楽天銀行(5838)のIPO申し込み期間は4月5日(水)~4月11日(火)となっており、まだ4月IPOのちょっとしたIPO申し込みラッシュが続いていることから、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りがありますので、資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。
楽天銀行(5838)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
楽天銀行(5838)のIPO想定価格は1,630円~1,960円(平均価格:1,795円)となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、この楽天銀行(5838)のIPO仮条件は本日4月5日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
楽天銀行(5838)の事業内容
楽天銀行(5838)の事業内容は楽天グループ株式会社が100%出資するインターネットを活用した銀行で、日本においては、個人・法人(事業性個人を含む)に対して、台湾においては個人に対して、多様な顧客ニーズに応える銀行サービス及びこれに付随する金融サービスを提供しています。
この楽天銀行(5838)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
楽天銀行(5838)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(3月22日)もまたIPO新規上場承認発表が2社あり、これで4月は9社目となりました …
楽天銀行(5838)のブルベア要素とIPO参加スタンス
楽天銀行(5838)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,630円~1,960円(平均価格:1,795円)としてオーバーアロットメント含め1,042.7億円~1,253.8億円(平均価格:1,148.2億円)と規模的に東証プライム市場への上場としても大型サイズとなり、荷もたれ感のある水準となります。
IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて595,068株と多くあり、グローバルオファリングで海外投資家への販売があるものの、予定内訳は国内339,189枚、海外255,879枚と国内分が手厚くなっているため、当選確度はそこそこ高めとなりそうです。
そして今回もこの楽天銀行(5838)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては知名度が高く、海外投資家への販売割合も現時点ではおよそ40.0%と多く、株価設定にも割安感もあります。そして何より先日(3月29日)上場した同業(インターネット銀行)の住信SBIネット銀行(7163)が東証スタンダード市場の大型案件だったにも関わらず公募割れを回避して今なお底堅く推移しているという点が丸々追い風となりそうです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては東証プライム市場への上場とはいえ、公開規模がIPO想定価格(1,630円~1,960円)ベースで1,042.7億円~1,253.8億円と大型で荷もたれ感があることや投資家から毛嫌いされやすい親子上場となる点、グループ会社の赤字事業を埋めるためのIPO(資金調達)というウワサがあることなどが挙げられそうです。
とはいえ、直近で住信SBIネット銀行(7163)がIPO(新規上場)に成功していることから、大人の力で面目は保とうとして来そうな感じはします。ただやはりそういった大人の事情を抜きにして普通に見るとポジティブ材料よりもネガティブ材料の方が目立つことから、当初の予定通り管理人の個人的なこの楽天銀行(5838)のIPO参加スタンスはスルーとなりそうです。
今回はIPO幹事団(シンジケート)の中にSBI証券も入っていないので、完全スルーとなる可能性も高そうです。興味本位で楽天証券の倍率が知りたいところですが、申し込んでしまうと高い確率で当選してしまいそうな気もするので、そのあたりの数値は後日ネットで探してみることにします^^;
楽天銀行(5838)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこの楽天銀行(5838)のIPO株(公募株及び売り出し株)339,189枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分(255,879枚)は除いています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | 88,189枚 | 26.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事) | 56,984枚 | 16.8% |
みずほ証券(主幹事) | 46,130枚 | 13.6% |
ゴールドマン・サックス証券(主幹事) | 20,351枚 | 6.0% |
SMBC日興証券(主幹事) | 32,562枚 | 9.6% |
楽天証券(100%完全抽選) | 54,270枚 | 16.0% |
野村證券(前受け金不要) | 33,919枚 | 10.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 3,392枚 | 1.0% |
松井証券(前受け金不要) | 3,392枚 | 1.0% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が44,630枚あります。
これだけIPO株数があればどこかの証券会社でIPO当選しそうですね。全体的に買い手市場のような気もしますので、積極的に攻めれば複数株取得も十分あり得そうです。特に楽天証券は平幹事でありながらも多くの持ち分があるため、結構高い確率でIPO当選するのではないでしょうか。いずれにしてもよく考えて申し込む必要があると思われます。
楽天銀行(5838)のIPO仮条件決定
楽天銀行(5838)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,630円~1,960円
IPO仮条件:1,300円~1,400円
IPO想定価格よりも大幅下ブレとなる超弱気なIPO仮条件設定となりました。募集株の増減はありません。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は831.6億円~895.5億円となりました。
楽天銀行(5838)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
楽天銀行(5838)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,400円~1,500円
IPO仮条件が超弱気な設定となったことから、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについては住信SBIネット銀行(7163)が公募割れ回避したことや初値形成後も堅調に推移していることを見ると大丈夫のような気もしているため軽めに参加しようかと考えています。まさに二匹目のドジョウです^^;
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