リアルゲイト(5532)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,790円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
リアルゲイト(5532)の上場日とIPO申込期間
リアルゲイト(5532)の上場日は2023年6月22日(木)で、アイデミー(5577)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。
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このリアルゲイト(5532)のIPO申し込み期間は6月7日(水)~6月13日(火)となっており、すでに6月のIPO申し込みラッシュが始まっているため、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社ありますので、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。
リアルゲイト(5532)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
リアルゲイト(5532)のIPO想定価格は1,790円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~1.5倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についてもやや弱めC級評価に設定させて頂いております。
なお、このリアルゲイト(5532)のIPO仮条件は来週6月5日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
リアルゲイト(5532)の事業内容
リアルゲイト(5532)の事業内容は不動産に関するコンサルタント業務、不動産売買業務、不動産仲介業務、不動産賃貸業務、不動産管理運営業務、建築・設計監理業務、建築及び内装工事請負業務、損害保険の代理店業務ということで、建物再生ノウハウとこれまでのオフィス運営実績に基づき、企画提案から設計・建築、リーシング、管理運営まで一気通貫したサービスを提供しています。
このリアルゲイト(5532)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
リアルゲイト(5532)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(5月19日)IPO新規上場承認発表された5社のうちの3社目となります。 当記事 …
リアルゲイト(5532)のブルベア要素とIPO参加スタンス
リアルゲイト(5532)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,790円としてオーバーアロットメント含め11.7億円と規模的に東証グロース市場への上場としては10億円超えではあるものの、中型サイズとまでは行かず、荷もたれ感を感じるほどのサイズではありません。IPO株数も売り出し株無しの公募株のみで6,700枚と多くはないため、IPO当選の確度は低そうです。
そして今回もこのリアルゲイト(5532)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容は不動産業とIPO市場では人気化しにくい業態ですが、募集株の内訳は売り出し株無しの公募株のみ、公開規模もIPO想定価格(1,790円)ベースで13.7億円と荷もたれ感の無い水準で、余計な売り圧力もありません。
サイバーエージェント(4751)の連結子会社ということで、投資家から毛嫌いされやすい親子上場となりますが、2021年にサイバーエージェント(4751)がリアルゲイト(5532)を子会社化するために取得した過半数以上(1,830,000株)の取得単価は3,250円と、今回の想定価格(1,790円)よりも随分と高い位置にあるため、割引感やお得感は演出されそうです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては上述の通り、不動産業はIPO市場では人気化しにくいセクターとなる上に、最近は金利上昇局面で既上場不動産関連銘柄の株価も低迷しています。上場日は6月22日(木)でIPOラッシュ突入、A級IPO案件アイデミー(5577)と2社同日上場による資金分散の影響も少なからず加味する必要がありそうです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
アイデミー | 2.8億円 | 東証グロース | みずほ・SBI証券 |
リアルゲイト | 13.7億円 | 東証グロース | 大和証券 |
とはいえ、IPOラッシュもまだ序盤戦で、地合いさえ崩れていなければ初値高騰は無いにしても公募割れも無いと思っています。よって現時点での管理人の個人的なこのリアルゲイト(5532)のIPO参加スタンスは当初の予定通り一部参加の予定で考えています。
リアルゲイト(5532)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのリアルゲイト(5532)のIPO株(公募株)6,700枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | 6,031枚 | 90.0% |
SMBC日興証券 | 201枚 | 3.0% |
SBI証券 | 201枚 | 3.0% |
岩井コスモ証券 | 100枚 | 1.5% |
岡三証券 | 100枚 | 1.5% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 67枚 | 1.0% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,005枚あります。
積極的にリアルゲイト(5532)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる大和証券からのIPO申し込みは外せません。そしてIPO主幹事が大和証券の時の大和コネクト証券のIPO株配分数も侮れませんので、申し込みを考えられている方はしっかり押さえておかれた方が良いと思います。
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リアルゲイト(5532)のIPO仮条件決定
リアルゲイト(5532)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,790円
IPO仮条件:1,700円~1,790円
IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は13.0億円~13.7億円となりました。
リアルゲイト(5532)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
リアルゲイト(5532)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,000円~2,500円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価からD級評価に格下げとさせて頂きますが、IPO参加スタンスについては引き続き一部参加で変更はありません。
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