Retty(7356)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,150円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めてIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)配分数などを考察してみたいと思います。
Retty(7356)の上場日は10月30日(金)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家の間では当選報告が毎回多く人気の高い大和証券と口座開設後3カ月間はIPO優遇抽選(ブロンズ)対象となり当選確率がアップするSMBC日興証券と2強での共同主幹事となっております。個人的には非常に嬉しい組み合わせです。
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尚、このRetty(7356)のIPO申し込み期間は10月15日(木)~10月21日(水)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れの無いようご注意下さい。若干他のIPOとの申し込み被りがあるため、資金移動にも注意が必要です。
Retty(7356)のIPO(新規上場)初値予想
Retty(7356)のIPO想定価格は1,150円となっているため、現時点では公募価格の公募割れ~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと公募割れも視野に入った弱めの第一弾初値予想となっており、個人的な評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。記事下部に追記していますが、もう1社の大手初値予想会社の見解は公募割れ無しのB級評価となっているようです。
このRetty(7356)のIPO仮条件は明後日10月13日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
Retty(7356)は兼ねてより上場観測のあった企業で事業内容はグルメプラットフォーム「Retty」の運営等で後発組ながらも実名での投稿やSNSでユーザー同士での情報共有ができる機能などを備えていおり、順調に会員数も伸ばし、知名度も上がってきているグルメ系サイトです。
このRetty(7356)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
Retty(7356)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。以前より上場観測のあった企業ですね。ただ10月に入ってからどうも大型案件が目立ちます。 …
Retty(7356)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,150円)で63.7億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としてはやや大型で、荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて48,186枚と比較的多くあります。
グルメ系サイトでは後発組となるものの外食時に検索するとやたらと上位に表示されると思っていたら、どうやらZホールディングス株式会社(旧:ヤフー株式会社)の後押しがあるようですね。ヤフカテ(YAHOO!トップページ左サイドバー)にもしっかりありました^^;
そして事業内容どうこうは別として今回の募集株の内訳は公募株200,000株に対して売り出し株4,618,600株とおよそ23倍ほどあり、売り出し株のおよそ95%はベンチャーキャピタル(投資ファンド)となることから出口(イグジット)案件となります。ベンチャーキャピタルは売る気満々で今回のIPO(新規上場)でおよそ66%の株式を売却する形となります。
直近IPOで大型の出口(イグジット)案件となる雪国まいたけ(1375)は上場日が9月17日(木)で公募割れ、ダイレクトマーケティングミックス(7354)についても上場日が10月5日(月)で公募割れと完全にIPOバブルの中でのIPO(新規上場)ではありましたが、ことごとく公募割れとなっています。今回も大型の出口(イグジット)案件という見方で見るとやはり気掛りです。
すでに同業他社が多数あることから目新しさは無いものの、一応はIT関連銘柄となるため地味な感じはありません。さらにコロナ対策の1つで10月1日(木)から始まっている「Go To Eat キャンペーン」もなんだかんだと問題はありながらも業界的には追い風となりそうです。
そして何より今は空前のIPOバブルです。参加したい気持ちはものすごくあるのですが、大型の出口(イグジット)案件がことごとく公募割れしていることを目の当たりにしているため、今一歩申し込む勇気が出ないというのが正直なところです^^;
とりあえず現段階でのこのRetty(7356)のIPO参加スタンスは引き続き中立とさせて頂き、今後のIPO地合いや海外売出しもあるため海外への配分数なども気にしながらキャンセル可能な証券会社からのみの申し込みが正解なのかもしれないと考えています。
IPO主幹事は2社共同主幹事でIPO愛好家にとっては2強とも言える人気の証券会社だっただけに残念な感じはありますが、こればかりはどうしようもないですね^^;
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Retty(7356)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのRetty(7356)のIPO株(公募株及び売り出し株)48,186枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | 39,030枚 | 81.0% |
SMBC日興証券(主幹事) | 6,746枚 | 14.0% |
SBI証券 | 1,205枚 | 2.5% |
野村證券(前受け金不要) | 482枚 | 1.0% |
みずほ証券 | 241枚 | 0.5% |
岩井コスモ証券 | 193枚 | 0.4% |
いちよし証券 | 193枚 | 0.4% |
エース証券 | 96枚 | 0.2% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が7,227枚あります。
2社共同主幹事とはいえ大和証券の方が圧倒的シェアを持っています。もう1社の主幹事となるSMBC日興証券はIPO当選後のキャンセルは1カ月間IPOに申し込めなくなるというペナルティが課せられるため注意が必要です。
特に10月末のキャンセルは12月のIPOラッシュ前半戦にも影響してくる可能性があるため、いつも以上に慎重にならなければいけません。安易な気持ちでの申し込みは避けた方が賢明かと思われます。
<追記>
このRetty(7356)のもう1社の大手初値予想会社の初値予想は1,800円~2,300円、評価はB級評価で公募割れ予想ではありません。プロの大手同士が真逆の予想となるため、参加判断に悩まされます。まずは仮条件設定がどうなるのかに注目しておきたいと思います。
<追記>
Retty(7356)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,150円
IPO仮条件:1,150円~1,180円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。意外と言えば意外ですね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は63.7億円~65.3億円となりました。
<追記>
Retty(7356)の第二弾初値予想が発表されたようです。
いやはやビックリですね^^;
A社:1,700円~2,000円
B社:2,000円~2,500円
IPO仮条件が強気な設定となったことやIPO地合いが絶好調であることから、公募割れなんてどこ吹く風でIPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価からB級評価に変更とさせて頂き、IPO参加スタンスについてもスルーから全力申し込みに変更させて頂きます。
2段階の格上げはこれまでありませんでした。改めて主幹事が2強で良かったと思うので積極的に狙っていきたいところです^^
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