リガク・ホールディングス(268A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,230円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

リガク・ホールディングス(268A)の上場日とIPO申込期間

リガク・ホールディングス(268A)の上場日は2024年10月25日(金)単独上場、上場市場はIPO市場では最上位市場となる東証プライム市場への直接上場で、IPO主幹事は野村證券三菱UFJモルガン・スタンレー証券モルガン・スタンレーMUFG証券大和証券BofA証券JPモルガン証券6社共同主幹事となっております。

このリガク・ホールディングス(268A)のIPO申し込み期間は10月10日(木)~10月16日(水)となっており、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。

リガク・ホールディングス(268A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

リガク・ホールディングス(268A)のIPO(新規上場)初値予想

リガク・ホールディングス(268A)のIPO想定価格は1,230円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.0倍程度の初値形成になるのではないかと公募割れも視野に入った弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このリガク・ホールディングス(268A)のIPO仮条件は今週10月9日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

リガク・ホールディングス(268A)の事業内容

リガク・ホールディングス(268A)の事業内容はX線技術等を用いた理科学機器の製造・販売ということで、X線回折、蛍光X線分析、X線透過(イメージング)分析など、X線技術を中心とした最先端の分析ソリューションを研究開発や産業用途に提供している理科学機器の専門メーカーとなります。

リガク・ホールディングス(268A)IPOリガクのX線が視る世界

このリガク・ホールディングス(268A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

リガク・ホールディングス(268A)のブルベア要素とIPO参加スタンス

リガク・ホールディングス(268A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,230円としてオーバーアロットメント含め1,260.7億円と規模的に東証プライム市場への直接上場となりますが、大型サイズとなり荷もたれ感は否めません。

IPO募集株数は公募株無しの売出株(OA含む)のみで102,497,200株と多めにありますが、今回のIPO募集は正式なグローバルオファリングとなるため、海外募集分(51,248,600株)を除いた国内の募集分はOA含め51,248,600株に減少する予定です。イマイチ人気化している様子は無く、IPO株数も多くあるため、IPO株の当選確度は比較的高いかもしれません。

そして今回もこのリガク・ホールディングス(268A)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容はX線技術等を用いた理科学機器の製造・販売で東証プライム市場上場、2022年4月の市場再編で生まれ変わった東証プライム市場にはこれまで4社ソシオネクスト大栄環境楽天銀行KOKUSAI ELECTRIC)の上場履歴がありますが、いまだ公募割れは出ていません。

X線技術の需要は多く業績は堅調に推移しており、今回のIPO募集は正式なグローバルオファリングで、現時点で海外投資家への販売割合は50%と多く、このまま海外投資家へ想定通りの満額配分となれば人気があることが証明され、初値への期待値も上がりそうです。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開規模がIPO想定価格(1,230円)ベースで1,260.7億円と荷もたれ感があり、売出主体の外資系ファンドの出口(イグジット)案件という点からも、投資家の警戒感は高い模様です。

上場日(10月25日)2日前の10月23日には今年(2024年)最大級のお祭りIPOであり大型案件となる東京地下鉄(9023)東京メトロの上場イベントが終わっており、市場の関心はしばらく東京地下鉄(9023)東京メトロに流れそうです。IPO主幹事が同じなので、セット販売でさばいているというウワサもチラホラと聞きます。

いずれにしても、公開規模の大きい売出し主体、オファリング・レシオ高めの出口(イグジット)案件とIPO視点ではネガティブ要素が多いため、個人的なこのリガク・ホールディングス(268A)のIPO参加スタンスはスルーの可能性が高いです。

リガク・ホールディングス(268A)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのリガク・ホールディングス(268A)のIPO株(売出株)378,794枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券(主幹事141,669枚37.4%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事63,638枚16.8%
モルガン・スタンレーMUFG証券(主幹事63,638枚16.8%
大和証券(主幹事45,076枚11.9%
BofA証券(主幹事25,379枚6.7%
JPモルガン証券(主幹事25,379枚6.7%
みずほ証券7,197枚1.9%
SMBC日興証券3,409枚0.9%
SBI証券3,409枚0.9%
auカブコム証券委託幹事?枚?%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が133,692枚あります。

積極的にこのリガク・ホールディングス(268A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO共同主幹事となる野村證券三菱UFJモルガン・スタンレー証券大和証券からのIPO申し込みは外せませんが、平幹事より主幹事の方が多いという逆転現象となっているため、あと残る平幹事で狙えそうなのはSBI証券ぐらいでしょうか。

ただ、IPO委託幹事(裏幹事)auカブコム証券大和コネクト証券はそれぞれIPO主幹事(三菱UFJモルガン・スタンレー証券大和証券)からの委託となるため、いつもよりは引き受け株数が多くなることが予想されます。

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リガク・ホールディングス(268A)のIPO仮条件決定

リガク・ホールディングス(268A)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,230円
IPO仮条件:1,230円~1,260円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は1,260.7億円~1,291.4億円となりました。

今回の訂正目論見書内ではIPO新ルールが追記されていますので、需要申告の結果、仮条件の範囲外で発行価格を決定する場合があり、仮条件の下限の80%以上かつ上限の120%以下である984円~1,512円の範囲内で公開価格が決定する場合もあるため、証券会社のIPO申し込み時の入金残高は最高値となる1,512円分で見ておく必要があります。

リガク・ホールディングス(268A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

リガク・ホールディングス(268A)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,300円~1,500円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更ありませんが、IPO参加スタンスについてはスルーから一部参加野村證券SBI証券)に変更させて頂きます。ただし当選時に仮条件の範囲外で公開価格が決定された際はキャンセルする可能性もあります。

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