SBIリーシングサービス(5834)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,980円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
SBIリーシングサービス(5834)の上場日とIPO申込期間
SBIリーシングサービス(5834)の上場日は2022年10月19日(水)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事は大和証券とみずほ証券とSBI証券の3社共同主幹事となっております。
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このSBIリーシングサービス(5834)のIPO申し込み期間は10月3日(月)~10月7日(金)となっており、ビジネスコーチ(9562)とIPO申し込み期間が微妙に被っているため、申し込まれる方は資金の割り振りに注意が必要です。
SBIリーシングサービス(5834)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
SBIリーシングサービス(5834)のIPO想定価格は2,980円となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.5倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想については弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、このSBIリーシングサービス(5834)のIPO仮条件は今週末9月30日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
SBIリーシングサービス(5834)の事業内容
SBIリーシングサービス(5834)の事業内容は航空機、船舶等を対象としたオペレーティング・リース事業に投資するファンドの組成・販売ということで、金融機関や税理士・会計士等のパートナーと共に法人顧客へ航空機・船舶等のオペレーティング・リース事業に投資するファンドを販売する事業を行っています。
このSBIリーシングサービス(5834)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
SBIリーシングサービス(5834)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(9月13日)はIPO新規上場承認発表が1社ありました。これで10月 …
SBIリーシングサービス(5834)のブルベア要素とIPO参加スタンス
SBIリーシングサービス(5834)の公開規模はIPO想定価格2,980円としてオーバーアロットメント含め75.3億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型から大型サイズの範囲となり、荷もたれ感のある水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて22,000枚とやや多めにあり、海外投資家への販売も無いことから、当選確度はやや高めかもしれません。
そして今回もこのSBIリーシングサービス(5834)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては業績規模が大きい上に堅調に推移しており、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株も無く、既存株主にはロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。株価設定も割安に設定されていることから、機関投資家の積極参戦も見込めそうです。
そして吸収金額が同等レベルの規模(およそ80億円)で9月22日(木)上場のFPパートナー(7388)が公募割れを回避したということも、今のIPO市場では一定の安心感に繋がり、資金が集まりやすい流れになっているという点も追い風となりそうです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開規模がIPO想定価格(2,980円)ベースで75.3億円と荷もたれ感のあるサイズは否めない点に加えて、お世辞にもIPO市場で人気化するような業態でもありません。投資家から毛嫌いされやすい親会社の売り出し主体の親子上場となる点も気掛かりです。
環境次第とはなりますが、今のIPO好調地合いが続いていれば、公募割れは回避するかもしれません。よって管理人の個人的なこのSBIリーシングサービス(5834)のIPO参加スタンスは地合い好調ということを前提に中立から一部参加とさせて頂きます。平幹事ということもあり、IPO当選後のキャンセルペナルティがあるSMBC日興証券と松井証券からの申し込みはしない方向です。
SBIリーシングサービス(5834)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのSBIリーシングサービス(5834)のIPO株(公募株及び売り出し株)22,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | 12,100枚 | 55.0% |
みずほ証券(主幹事) | 5,500枚 | 25.0% |
SBI証券(主幹事) | 3,300枚 | 15.0% |
SMBC日興証券 | 440枚 | 2.0% |
松井証券(前受け金不要) | 220枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 220枚 | 1.0% |
極東証券 | 220枚 | 1.0% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,300枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであれば3社共同主幹事(大和証券、みずほ証券、SBI証券)は外せません。その他、確度的にワンチャンがあり得るのは松井証券と大和コネクト証券あたりとなるでしょうか。もちろん可能性という意味ではすべての証券会社から申し込むということになりますが。
SBIリーシングサービス(5834)のIPO仮条件決定
SBIリーシングサービス(5834)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,980円
IPO仮条件:2,800円~2,980円
IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は70.8億円~75.3億円となりました。
SBIリーシングサービス(5834)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
SBIリーシングサービス(5834)の第二弾初値予想が発表されたようです。
3,000円~3,300円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価で変更無し、IPO参加スタンスについても一部参加で変更はありません。
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