SOLIZE(5871)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,380円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

SOLIZE(5871)の上場日とIPO申込期間

SOLIZE(5871)の上場日は2024年2月27日(火)で、今年(2024年)第一号の単独上場、上場市場はIPO市場ではやや人気の劣る東証スタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。

このSOLIZE(5871)のIPO申し込み期間は1月23日(火)~1月30日(火)となっており、今年(2024年)の第一号IPOとなりますが、すでに他IPO案件とのIPO申し込み期間被りがあるため、資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。

SOLIZE(5871)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

SOLIZE(5871)のIPO(新規上場)初値予想

SOLIZE(5871)のIPO想定価格は1,380円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.4倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このSOLIZE(5871)のIPO仮条件は再来週1月22日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

SOLIZE(5871)の事業内容

SOLIZE(5871)の事業内容はエンジニアの派遣・請負による設計支援、3Dプリンターによる試作/最終製品の製作、および製品開発を革新するコンサルティングということで、様々なパートナー企業と提携し、3Dプリンターやソフトウェアの販売・保守、導入時のコンサルティングなどを行っており、顧客の製品開発にソリューションを提供しています。

SOLIZE(5871)IPO事業の特徴

このSOLIZE(5871)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

SOLIZE(5871)のブルベア要素とIPO参加スタンス

SOLIZE(5871)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,380円としてオーバーアロットメント含め15.7億円と規模的に東証スタンダード市場への上場としては小型から中型サイズとなりますが、荷もたれ感を感じるほどのサイズではありません。

IPO株数は売り出し株無しの公募株のみで9,952枚と多くもなく少なくもなく、IPO主幹事は大手証券(大和証券)となることから、IPO株の当選確率はそれほど高くはなさそうです。

そして今回もこのSOLIZE(5871)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては民事再生による再スタート企業となるものの、日本初の3Dプリンター導入企業としての注目度や知名度は高く、デジタルエンジニアリング業界のパイオニア的な存在となります。

成長性の乏しい東証スタンダード市場上場の地味案件となりますが、株価設定に割高感は無く、公開規模に荷もたれ感もありません。業績も堅調に推移している上に既存株主にはロックアップも掛かっており上場時の余計な売り圧力も無く、新年第一号IPO案件としてのプレミアムによるご祝儀買いなどの後押し効果も期待できそうです。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはデジタルエンジニアリング業界のパイオニア的な存在となるものの、民事再生による再スタート企業という実情がどこまで評価(悪影響)されるのかはやはり気掛かりです。

さらにこれまで長きに渡り続いていた「新年第一号IPO案件に公募割れ無し」というアノマリーも2022年の新年第一号IPO案件となるRecovery International(9214)が終止符を打っているため、その効果は限定的となる可能性も否定できない上に、依然としてIPO地合いも不透明なことから過度な期待は禁物かもしれません。

とはいえ、やはり新年第一号IPOとなるとIPO愛好家としては見過ごすわけには行きません。よって管理人の個人的なこのSOLIZE(5871)のIPO参加スタンスは当初の予定通り参加の方向で考えています。

SOLIZE(5871)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのSOLIZE(5871)のIPO株(公募株)9,952枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
大和証券(主幹事8,458枚85.0%
野村證券498枚5.0%
SMBC日興証券398枚4.0%
みずほ証券398枚4.0%
SBI証券100枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選50枚0.5%
楽天証券100%完全抽選50枚0.5%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,492枚あります。

積極的にこのSOLIZE(5871)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる大和証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には店頭型証券が多く、抽選割合の多いネット証券(SBI証券マネックス証券楽天証券)が入っているものの、持ち分は二桁レベルしか無いため、狙うにはなかなか厳しい数字となりそうです。

IPO委託幹事(裏幹事)となるものの、まだ大和コネクト証券の方がIPO主幹事(大和証券)からの委託となるため持ち分は多くなりそうです。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和コネクト証券公式サイト
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SOLIZE(5871)のIPO仮条件決定

SOLIZE(5871)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,380円
IPO仮条件:1,380円~1,470円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は15.7億円~26.8億円となりました。

ただ、需要状況によっては仮条件の変更を行わずに、仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下となる1,104円~1,764円の範囲で公募価格が決まる場合もあるため、証券会社の入金残高は1,764円で見ておいた方が確実です。

SOLIZE(5871)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

SOLIZE(5871)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,800円~2,200円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても参加で変更ありません。

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