ステムリム(4599)のIPO新規上場)第一弾初値予想がIPO想定価格
ベース(2,370円~3,730円)ですが、大手初値予想会社より発表された
ようです。平均想定価格は3,050円となります。

ステムリム(4599)の上場日は8月9日(金)で単独上場、現時点では唯
一の8月上場となります。上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザー
ズ市場への上場でIPO主幹事もIPO愛好家には人気が高いSMBC日興証券
となっております。ステージ抽選が楽しみですね。
ステムリムのIPO申し込み期間は7月25日(木)~7月31日(水)です。

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ステムリム(4599)のIPO(新規上場)初値予想

ステムリム(4599)のIPO(新規上場)初値予想
ステムリム(4599)IPO初値予想

ステムリム(4599)のIPO想定価格は2,370円~3,730円と幅のある価格
設定となっているため、初値予想も幅広くなっており、現時点では公募
価格付近、さらには公募割れも視野に入った初値形成になるのではない
かと、弱めの初値予想となっております。
個人的な評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

このステムリム(4599)のIPO仮条件は本日7月24日(水)に決定する
予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについて
はいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

ステムリム(4599)の主な事業は「再生誘導医薬」の研究開発という
ことでいわゆるバイオベンチャーとなります。当然という言い方が適切
かどうかわかりませんが業績は赤字で、ベンチャーキャピタルだらけの
よくある赤字のバイオベンチャーとなります。

このステムリム(4599)の詳細な事業内容をお知りになりたい方はお
手数ですが、下記の過去記事をご覧下さい。
ステムリム(4599)IPO新規上場承認(過去記事)

再生医療と聞けばやはり一番に思い浮かぶのはサンバイオ(4592)で
しょうか。今年(2019年)1月29日の大引け後にアメリカで行っていた
臨床試験の主要評価項目を達成できなかった、いわゆる失敗したという
IRが発表されバイオ市場が大混乱となりました。

もちろんそれに伴ってサンバイオ(4592)の株価は大暴落となり、1月
29日の終値11,710円だった株価が4日連続ストップ安となり、2月5日に
ようやく寄った株価は2,440円で実に-9,270円の下落となり「サンバイ
オショック
」などと言われておりました。

この臨床治験はほぼ成功するだろうと思われていただけに大きな被害
を被った個人投資家も多かったようです。一部報道では信用取引の追証
がなんと35億円ほどになるというニュースもやっていました。

新薬の治験の不調を受けて株価が急落したサンバイオが個人投資家に傷痕を残している。大手ネット証券5社に聞き取ったところ、同社株を保有していた個人投資家には5社合計で35億円の信用取引の追加担保差し入れ義務(追い証)が発生した。この大半がサンバイオ株の急落で発生したとみられる。(日本経済新聞社より)

と、ややネガティブな情報を引き合いに出してしまいましたが、もちろ
ん今回のステムリム(4599)との繋がりはありませんが、バイオ株への
投資は丁半博打感が否めません。

特に上記「サンバイオショック」に関係している方やご存知の方はさす
がにIPO申し込みを躊躇される可能性が高いのではないかと思います。

ただ既存株主の中には多くのベンチャーキャピタルの保有株があります
が、今回の売り出しには一切参加しておりません。
となると市場での売却を狙っていると解釈できそうです。
これはある意味自信があるという安心材料と見れるかもしれませんね。

ステムリム(4599)の公開規模はIPO想定価格(2,370円~3,730円)ベ
ースで228.9億円~360.3億円と東証マザーズ市場への上場としては大型
サイズとなり、荷もたれ感を感じるサイズとなります。
時価総額は1,191億円~1,875億円

IPO株数はOA含め96,600枚と多くあるため、人気度合いなども含めて
考えるとIPO当選は狙える範囲かと思われます。確信となる根拠はあり
ませんが、感覚的にIPO当選倍率は通常抽選分で10倍程度でしょうか。
IPOステージ制度IPO優遇特典)のステージを上げている方はもう少
し高いかもしれませんね。

ステムリム(4599)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのステムリム(4599)のIPO株(公募株及び
売り出し株)84,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り
当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SMBC日興証券主幹事57,120枚68.0%
大和証券10,080枚12.0%
野村證券6,720枚8.0%
みずほ証券6,720枚8.0%
SBI証券2,100枚2.5%
いちよし証券420枚0.5%
岡三証券420枚0.5%
楽天証券336枚0.4%
西村証券84枚0.1%
岡三オンライン証券?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が12,600枚あります。

もちろんこのステムリム(4599)のIPO株を積極的に狙いに行くのであ
ればIPO主幹事のSMBC日興証券からの申し込みは外せませんが、いつ
も申し上げている通り、SMBC日興証券はIPO当選後にキャンセルする
と1カ月間IPOに申し込めなくなるというペナルティがあります。
IPOキャンセルペナルティのある証券会社3社は要注意

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ステムリム(4599)IPO主幹事SMBC日興証券

ちょうどIPO閑散期で1ヵ月程度なら大丈夫かと考えることもできるかも
しれませんが、やはりここは慎重に判断した方が良いと思われます。

ちなみに現時点での管理人の個人的なこのステムリム(4599)のIPO参
加スタンスは中立ですが、積極的に参加するという気持ちにはなれない
というのが今の正直な気持ちです。IPO閑散期のため手持無沙汰を避け
たいのはやまやまなので、それを含めてもう少しだけ考えます。

<追記>
ステムリム(4599)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:2,370円~3,730円
IPO仮条件:1,000円~1,700円

IPO想定価格よりも大幅に下ブレとなる一般的なIPO仮条件設定となり
ました。目を疑うほどまれに見る弱気設定となりました。

さらに公募株が6,000,000株から8,100,000株に増加し、逆に売り出し株
2,400,000株から300,000株に減少となっているようです。

この変更によることで当初228.9億円~360.3億円だった公開規模が96.6
億円~164.2億円
まで減りました。半分以下となっています。
IPO株数を増やし、価格を下げた格好ですね。

価格が下ブレして割安になり、公募割れリスクが下がったと見るか、IPO
地合いが悪い、もしくは人気が無いと、むしろ公募割れリスクが高くなっ
たと見るべきか。もしかすると上場延期になる可能性もありそうです。

もうIPO申し込みが始まっているというのに、これで参加スタンスが益々
悩ましいIPO銘柄となってしまいました。

<追記>
ステムリム(4599)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,580円~1,800円

IPO仮条件が超弱気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾
IPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに大幅に下ブレした初値予想と
なっており、公募割れもあり得そうな雰囲気です。

管理人の評価もD級評価からE級評価に格下げとさせて頂きます。
と、同時に管理人のIPO参加スタンスはやはりスルーと致します。
もちろんIPOチャレンジポイント狙いでSBI証券のみは参加致しますが。

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