スマサポ(9342)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(760円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
スマサポ(9342)の上場日とIPO申込期間
スマサポ(9342)の上場日は2022年12月29日(木)で、単独上場の今年(2022年)オーラスIPO案件、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要のみずほ証券となっています。
このスマサポ(9342)のIPO申し込み期間は12月13日(火)~12月19日(月)となっており、12月IPOラッシュ最終案件となるため、他IPO案件とのIPO申し込み期間が数社は被っているものの、申し込み日を週末あたりまでズラせば申し込み期間被りはかわせます。ただしその際は証券会社のシステムメンテナンスや申し込み忘れなどに十分ご注意下さい。
スマサポ(9342)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
スマサポ(9342)のIPO想定価格は760円となっているため、現時点では公募価格の2.0倍~2.6倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても強めA級評価に設定させて頂いております。
なお、このスマサポ(9342)のIPO仮条件は明後日12月9日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
スマサポ(9342)の事業内容
スマサポ(9342)の事業内容は不動産管理業界に向けた複数ソリューション提供と入居者アプリ「totono」を活用したDX推進事業ということで、不動産とIT技術を融合させた不動産関連の各種サービスを展開しています。
このスマサポ(9342)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
スマサポ(9342)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月25日)IPO新規上場承認発表があった2社のうちの2社目となります。 これで …
スマサポ(9342)のブルベア要素とIPO参加スタンス
スマサポ(9342)の市場からの吸収金額はIPO想定価格760円としてオーバーアロットメント含め2.5億円と規模的に東証グロース市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて2,900枚と少ないため、当選確度は極めて低いかと思われます。
そして今回もこのスマサポ(9342)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が不動産とテクノロジーを掛け合わせた「不動産テック」と、成長が期待される分野で、業種が不動産業ではなくサービス業となっている点も見た目は良さそうに映ります。
株価設定には割安感もあり、公開規模はIPO想定価格(760円)ベースで2.5億円と超軽量級で、ベンチャーキャピタルの保有株があるものの、解除価格無しロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力とはなりません。上場日は12月29日(木)で単独上場、今年(2022年)のオーラスIPO案件としてのプレミアム感もあり、需給ひっ迫となれば上場日値付かずの大納会初値もあり得そうです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては売上は右肩上がりとなっているものの、収益は赤字黒字のムラがあります。オーラスIPO案件とはいえ、連日の上場劇から来る買い疲れも否めません。多くの企業は年末年始休暇に入る頃で、出来高も減少しそうです。
ただ、超軽量案件で上場日は単独上場、今年(2022年)のオーラスIPO案件によるプラミアムなど日程面の条件が良い上に、余計な売り圧力も無いことから、需給主導で初値は押し上げられることになりそうです。これはもう目隠しで申し込んで良いレベルのIPO案件かと思いますので、管理人の個人的なこのスマサポ(9342)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で行く予定です。
スマサポ(9342)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのスマサポ(9342)のIPO株(公募株及び売り出し株)2,900枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 2,320枚 | 80.0% |
大和証券 | 348枚 | 12.0% |
SBI証券 | 58枚 | 2.0% |
松井証券(前受け金不要) | 58枚 | 2.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 58枚 | 2.0% |
岡三証券 | 29枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 29枚 | 1.0% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が435枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事となるみずほ証券は外せません。残る平幹事の中には抽選割合の多い主要ネット証券(SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券)もしっかり入っていますが、いずれも持ち分は100枚以下と少ないため、厳しい数字です。
でも最後のIPO案件ということで、数パーセントの可能性に掛けて全力で申し込んでみるのも面白いかもしれませんね。そもそも割り当て株数云々ではなく、良案件なら少ない確率でも全力で申し込むのが本来のIPO投資スタンスなのですが^^;
スマサポ(9342)のIPO仮条件決定
スマサポ(9342)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:760円
IPO仮条件:720円~800円
IPO想定価格がちょうど中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は2.4億円~2.6億円となりました。
スマサポ(9342)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
スマサポ(9342)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,800円~2,000円
IPO仮条件が中間値となるやや強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても積極参加で変更ありません。オーラスIPO案件となることから、ほぼ全証券会社から参戦する予定です。
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