tripla(5136)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(640円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
tripla(5136)の上場日とIPO申込期間
tripla(5136)の上場日は2022年11月25日(金)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。
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このtripla(5136)のIPO申し込み期間は11月9日(水)~11月15日(火)となっており、IPO申し込み期間がティムス(4891)と微妙に被っているため、両社ともに低単価とはいえ、申し込まれる方は資金の割り振りや申し込み忘れに注意する必要があります。
tripla(5136)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
tripla(5136)のIPO想定価格は640円となっているため、現時点では公募価格の1.5倍~2.3倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはひとまず強めA級評価に設定させて頂いております。
なお、このtripla(5136)のIPO仮条件は来週11月7日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
tripla(5136)の事業内容
tripla(5136)の事業内容は宿泊施設等に対する、公式サイト予約システム「tripla Book」、AIチャットボットシステム「tripla Bot」等のサービスの提供ということで、独自開発したAI(人工知能)エンジン搭載のAIチャットボットサービスや宿泊業界に特化したSaaSモデルの予約エンジンなどITソリューションを展開しています。
このtripla(5136)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
tripla(5136)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(10月20日)はIPO新規上場承認発表が1社ありました。これで11月のIPOは …
tripla(5136)のブルベア要素とIPO参加スタンス
tripla(5136)の公開規模はIPO想定価格640円としてオーバーアロットメント含め7.5億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。低単価となるため、IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて10,290枚と万枚超えで比較的多めにあることから、当選確度はやや高めかもしれません。
そして今回もこのtripla(5136)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が宿泊施設に特化したITソリューションを展開していることや、公開規模がIPO想定価格(640円)ベースで7.5億円と小さいことから個人投資家主導で積極的な買いが見込まれ需給はひっ迫することになりそうです。またこのタイミングで旅行支援などの政策なども出て来ており、上場タイミング的には追い風と言えそうです。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはベンチャーキャピタルの保有株が多く、公開価格の1.5倍となればロックアップ解除される1,739,600株がある点は要警戒かもしれません。さすがに売り出しに応じていない全VC(10社)が1.5倍で手放してくるとは考えにくいものの、VC社数自体が多いため統制は取りにくく、多少なりとも売り圧力となる可能性は否定できません。
とはいえ、少なくとも初値は公開価格の1.5倍までは安パイと考えられ、地合いによっては1.5倍以上となる可能性も十分あるため、管理人の個人的なこのtripla(5136)のIPO参加スタンスは引き続き積極参加で変更はありません。大和証券主幹事案件ということで個人的な期待値は低いですが、なんとか引き当てたいところです。
tripla(5136)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのtripla(5136)のIPO株(公募株及び売り出し株)10,290枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | 9,467枚 | 92.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 309枚 | 3.0% |
みずほ証券 | 309枚 | 3.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 205枚 | 2.0% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,543枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事となる大和証券は見逃せません。そして大和証券のグループ会社となる大和コネクト証券もIPO主幹事からの委託となるため、割り当て数は比較的多めにあると思われます。
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その他ネット証券(マネックス証券、楽天証券)も割り当て数が200枚~300枚程度はあるため、期待値は低いものの、少しの可能性に掛けてと言う意味では申し込む価値はありそうです。
tripla(5136)のIPO仮条件決定
tripla(5136)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:640円
IPO仮条件:730円~800円
IPO想定価格が窓開けで上ブレとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は8.6億円~9.4億円となりました。
tripla(5136)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
tripla(5136)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,500円~1,800円
IPO仮条件が窓開けで上ブレとなる超強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き積極参加で変更はありません。
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