visumo(303A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(750円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
visumo(303A)の上場日とIPO申込期間
visumo(303A)の上場日は2024年12月26日(木)で、GVA TECH(298A)とフォルシア(304A)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。
このvisumo(303A)のIPO申し込み期間は12月11日(水)~12月17日(火)となっており、いよいよIPO申し込みラッシュ終盤戦ですが、まだ他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、気を抜かず申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。
visumo(303A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
visumo(303A)のIPO想定価格は750円となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.6倍程度の初値形成になるのではないかと、やや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや強めB級評価に設定させて頂いております。
なお、このvisumo(303A)のIPO仮条件は明日12月10日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
visumo(303A)の事業内容
visumo(303A)の事業内容はビジュアルマーケティングプラットフォームの開発及びサービス提供ということで、事業者が簡単にUGCを収集し、ノーコード・ワンタグで実装可能で、直感的な操作でコンテンツ掲載できるプラットフォーム「visumo」を提供しており、収集・CMS・動画特化・AI・データ連携の機能を一つのプラットフォームで展開することが可能です。
このvisumo(303A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
visumo(303A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月22日)IPO新規上場承認発表された4社のうちの3社目となります。「vi …
visumo(303A)のブルベア要素とIPO参加スタンス
visumo(303A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格750円としてオーバーアロットメント含め5.7億円と規模的に東証グロース市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。
IPO募集株数は公募株及び売出株(OA含む)合わせて769,300株と多くなく、IPO主幹事は店頭系証券の大和証券となることから、IPO株の当選確度は低めとなりそうです。
そして今回もこのvisumo(303A)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がビジュアルマーケティングプラットフォームの提供と時流に乗ったビジネスを展開しており、業績規模は小さいもののグロース銘柄らしく売上は右肩上がりで伸びており収益も薄利ながらも堅調に推移しています。
公開規模はIPO想定価格(750円)ベースで5.7億円と軽量サイズで、既存株主にはロックアップがしっかり掛かっており、IPO株取得者以外からの余計な売り圧力もなく、需給は極めて良好と言えます。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては筆頭株主が東証プライム市場に上場しているソフトクリエイトホールディングス(3371)で、上場後も連結グループ子会社として資本関係を維持していく予定となっているため、投資家から毛嫌いされやすい親子上場となります。
上場日は12月26日(木)で、GVA TECH(298A)とフォルシア(304A)と3社同日上場、小型案件が揃っているため、大きく資金が分散されるようなことはないと思われますが、海外投資家はクリスマス休暇となるため、出来高は細ることが予想されます。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
GVA TECH | 10.3億円 | 東証グロース | みずほ証券 |
フォルシア | 4.1億円 | 東証グロース | 野村證券 |
visumo | 5.7億円 | 東証グロース | 大和証券 |
親子上場ではあるものの、低位株の軽量案件となることから個人投資家だけでも十分持ち上げることが可能なサイズ感となり、需給主導で初値上昇が期待できそうなことから、個人的なこのvisumo(303A)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で行く予定です。
visumo(303A)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのvisumo(303A)のIPO株(公募株及び売出株)6,690枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | 6,556枚 | 98.0% |
SBI証券 | 134枚 | 2.0% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,003枚あります。
積極的にこのvisumo(303A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となる大和証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事はSBI証券のみで三桁レベルの持ち分があり、IPO委託幹事(裏幹事)には大和コネクト証券も入っており、IPO主幹事からの委託となるため、それなりに持ち分があると思われることから、狙ってみる価値はありそうです。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和コネクト証券公式サイト
visumo(303A)のIPO仮条件決定
visumo(303A)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:750円
IPO仮条件:750円~770円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は5.7億円~5.9億円となりました。
尚、訂正目論見書内にはIPO新ルール「仮条件下限の80%以上かつ上限の120%以下の範囲内で公募価格が決定する場合がある」の追記が無いため仮条件の上限突破はありません。
visumo(303A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
visumo(303A)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,000円~1,150円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限は下ブレで下限は上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても積極参加で変更ありません。
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