ispace(9348)のIPO(新規上場)初値は市場コンセンサス通り買い優勢となり、上場初日となる本日(4月12日)は値付かずとなり、初値は明日にお預けとなりました。
ただ、夢のある宇宙開発ベンチャーでIPOでは初モノとなることから、市場開場前の合致点は本日の注文受付価格の最上限1,016円Over(合致点無し)になるぐらいの強烈な需給ひっ迫が起きると思っていたので、やや拍子抜け感があります。
ispace(9348)2日目のIPO(新規上場)初値予想
市場開場直前(8時59分)のispace(9348)のフル板の初値合致点は800円(初値売買代金:14.6億円)で、市場開場後の初値合致点はおおむね750円~800円で推移していましたが、大引けに掛けて急に対等価格を1,000円(初値売買代金:22.6億円)まで上げて値付かずのまま終了となりました。
最終気配値は本日の気配上限となる585円で、売りが2,172,300株に対して買いは8,991,600株で差し引き6,819,300株で買い越し、売りに対して買いはおよそ4.1倍程度で初値買いに入っている資金は52.6億円と多く入っているものの、銘柄的にはやや少ない印象です。
昨年(2022年)11月上場のウェルプレイド・ライゼスト(9565)以上の需給ひっ迫が想定されていましたが、本日値付かずが想定されていたことからか、ひとまず初日はそこまでの勢いは無かったように思います。
明日は即金規制(買付代金の即日徴収、成行買い禁止)が掛かるため買いは減少し、本日売り注文を出していなかった投資家の売りも足され、売りは増えることが予想されます。どの程度の売り買い増減があるのかはわかりませんが、4.1倍程度の売り買い差し引きがあれば、明日も引き続き「買い気配スタート」となりそうです。
そして大手初値予想会社の明日のispace(9348)の2日目のIPO初値予想は以下の通り引き続き当初予想の1,200円と同値となる1,200円となっており、この初値予想価格通りで推移すれば後場13時15分頃の着地予想となります。
ちなみにもう一社の大手初値予想会社のispace(9348)の明日2日目の初値予想は当初予想の600円から大幅に上ブレとなる1,300円となっているようです。
ispace(9348)2日目のIPO(新規上場)気配運用
そしてispace(9348)の明日2日目の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。
基準価格:585円
気配上限:1,346円
気配下限:439円
上限気配更新:10分で30円づつ。
下限気配更新:3分で通常の更新値幅(700円未満の場合は10円)
注文受付価格の範囲:147円~2,340円
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