MFS(196A)IPO新規上場初値が付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。結論から申し上げますと、今回もまた低位株安全説が崩された形となっています。

MFS(196A)のIPO初値結果

公募価格400円
初値価格368円(9時12分)
初値売却益-3,200円
初値売買代金3.2億円
初値出来高878,300株
6月21日終値345円

市場開場直前(8時59分)のこのMFS(196A)のフル板の合致点はIPO幹事の引き受け価格となる368円(初値売買代金:2.8億円)となっていたので、そのままシンジケートカバー取引が絡んだ368円(初値売買代金:3.2億円)での初値形成となりました。残念ながら公募割れスタートとなってしまいました。

シンジケートカバーはギリギリまで入らず、IPO株保有者としてはヒヤッとしましたが、市場開場5分前に20万株、3分前に20万株、1分前に残り全株(約24万株)入り全弾投入での初値形成となっています。シンジケートカバー分を初値形成時に消化したと考えると実需は1億円にも満たない計算となります。

そしてまたしても単価400円という超低位株だったにも関わらず公募割れとなり、昨日(6月20日)上場のタウンズ(197A)に続き、IPO地合いが悪いと超低位株でさえも公募割れするということが立証された形となりました。これで低位株安全説は完全に無くなってしまいました。

単独上場というスケジュール面での優位性があったにも関わらず、今回も初値形成時の売買代金は二桁億円はおろか、最近のコンセンサスとなっていた5億円にも満たず3.2億円しか入っていません。

その上、初値形成後も冴えない値動きで高値は直後の371円(初値比:+3円)までしかなく、前引けに掛けてV字回復で初値価格まで戻すかと思いきや失速。その後はヨコヨコで鳴かず飛ばずの展開となりました。

MFS(196A)IPO5分足チャート(2024年6月21日)
MFS(196A)IPO5分足チャート2024.6.21

終値は初値価格(368円)を23円下回る345円と安値圏での取引終了となっており、本日1日の出来高は4,712,300株で、OA含めた公開株数(4,972,800株)の1回転程にも届かず低商い、東証グロース市場の出来高ランキングも9位となっています。

MFS(196A)のIPOセカンダリ

公募割れスタートとなったため、援護射撃の意味合いも含めて600株のIPOセカンダリ参戦を致しました。計算上は当選分の300株の初値売却損失が-9,600円で、今日中に公開価格(400円)まで戻ることは無いと考え、倍の600株購入し、384円で売却すれば+9,600円となり、損失分と相殺できるという甘い考えでした。

上記のことから初値価格(368円)+16円384円ぐらいなら戻す可能性もあると考え、IPOセカンダリ突撃後にOCO注文で384円に指値売り設定、350円に比較的多い買いがあったのでその下の349円に逆指値設定をしていたところ、目論見はまったく当たらず、あっさり逆指値(349円)に引っ掛かってしまいました。

MFS(196A)IPOセカンダリ2024.6.21

結局は無駄なあがきをしてしまったことで、当選分300株の損失-9,600円に、600株のIPOセカンダリ損失分-11,400円が加わり、合わせて-21,000円まで傷口を広げただけとなりました。やはりIPO地合いが悪い時は「弱いものはとことん弱い」という法則を無視してはいけませんね^^;

ちなみに昨日(6月21日)上場のPostPrime(198A)は2日連続でストップ高となっています。起爆剤というにはやや物足りないかもしれませんが、これをキッカケに少しづつでもIPO地合い回復となってくれることを願います。

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