Retty(7356)のIPO(新規上場)初値が無事に公募価格を上回る形での初値形成となりました。IPO地合いが急激に悪化していることや同業となるぐるなび(2440)が100億円近い赤字決算を発表したことでどうなるかと不安視されていましたが、当初の市場コンセンサスまでは届かなかったものの「Go To イート」などの政策が後押しとなったことからか公募割れすることなく堅調なスタートとなりました。
Retty(7356)のIPO(新規上場)初値結果
公募価格 | 1,180円 |
初値(10月30日)価格 | 1,611円(10時06分) |
初値売却益 | +43,100円 |
初値売買代金 | 30.0億円 |
初値出来高 | 1,867,400株 |
10月30日終値 | 1,735円 |
市場コンセンサスとなっていた節目となる2,000円までは届かなかったものの、公募割れすることもなくプラスでの着地となったので、とりあえず個人的にはホッとしています。ご当選された方はおめでとうございます。
Retty(7356)日中足・5分足チャート(2020年10月30日)
初値形成後は予想外に強い展開となり、ストップ高(2,011円)に迫る勢いで高値1,990円までありました。しかしやはりベンチャーキャピタル(投資ファンド)の売り出し株中心の大型株であることの警戒感やIPO地合いが悪かったせいからか今一歩で届かずとなりました。終値は1,735円と初値価格(1,611円)を上回る形での大引けとなりました。ベンチャーキャピタル(投資ファンド)から売りが出たのかは不明です。
Retty(7356)及びその他IPOセカンダリ
Retty(7356)のIPOセカンダリ参戦は連敗中だったことや週明けに控えているアメリカ大統領選挙、そしてベンチャーキャピタルうじゃうじゃ銘柄だったことから参戦は致しませんでした。参戦しないときに限って取れそうな動きになっているんですよね。まさに投資格言「人の行く裏に道あり花の山」でホント難しいです^^;
そして先日(10月28日)外出先からポジポジ病発症で無理矢理IPOセカンダリ参戦したカラダノート(4014)とプレミアアンチエイジング(4934)とさくらさくプラス(7097)3社の売却を本日(10月30日)すべて完了させました。
とは言うものの持ち越していたのはカラダノート(4014)だけだったのでプレミアアンチエイジング(4934)とさくらさくプラス(7097)については当日中に売却(損切り)しております。
計算しやすいように手数料や税金除くと上場日当日はプレミアアンチエイジング(4934)が31,000円の損失でさくらさくプラス(7097)が27,000円の損失。合計58,000円の損失となりました。
そして持ち越していたカラダノート(4014)は上場日初日には一時的にストップ安を付けていたのでおおよそ20万円ほどの損失を覚悟していたのですが、本日無事に初値価格(1,890円)+105円となる1,995円で生還することができたため、500株で+52,500円にて取引終了。結果的に上記2社の損失分を差し引きすると-5,500円の軽症で済み、運良く気絶投資法が功を奏しました。
さすがに上場日初日にストップ安まで急落したときはやってしまったと思いましたが、なんとか無事に生還できて良かったです。危うく大怪我になるところでした^^
いよいよIPOセカンダリバブルも終焉の匂いがするので、これまでのような初値形成後ストップ高張り付きのようなことになるのは厳しいと思われるため、今後のIPOセカンダリ戦略を練り直さないといけない時期に来たようですね。
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