スパイダープラス（4192）とAppier Group（4180）のIPO（新規上場）初値結果とIPOセカンダリ！

本日上場2社スパイダープラス（4192）とAppier Group（4180）のIPO（新規上場）初値が無事に公募価格を上回る形での初値形成となりました。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

とは言うものの両社ともに市場コンセンサスよりも大幅に下回る初値形成となったことからIPO当選者は満足行く結果ではなかったかもしれません。もちろんスパイダープラス（4192）のIPO株を100株頂いていた管理人も満足行く結果とは思っていません＞＜

今日のような海外勢参戦型大型IPOは小型IPOとは別腹と思っていましたが、そうではないようですね。売買代金もこれまでの海外勢参戦型大型IPOと比べて伸び悩んだ感じですし、これは今後のIPOにとって厳しい逆風となりそうです。

Appier Group（4180）のIPO初値結果

スタート直後の合致点は1,850円で売買代金は35億円ほどでしたので、180円上ブレでの初値形成となりました。寄り前に微妙に寄る寄る詐欺が発生したものの、おおむね素直な初値形成となりました。

ただ9時45分には気配値2,000円に対して合致点が2,001円とわずか1円差で寄らずとなり、その後30円だけ引っ張れたので1単元で3,000円得した感じですね。

Appier Group（4180）日中足･5分足チャート

上記チャートをご覧の通り、最近のIPO同様に右肩下がりとなっています。終値も初値価格を下回りました。寄り付き後に一瞬だけ見せ場はあったものの残念な展開です。

Appier Group（4180）のIPOセカンダリ

あまりに安寄りしたので久しぶりにIPOセカンダリ参戦致しました。信用買いができなかったため現物での購入となりました。この信用買いができないというのも少なからず初値に影響したのかもしれませんね。

OCO注文で売り2,200円の逆指値2,020円に設定しましたが、2,200円にはあと一歩届かずで2,020円の逆指値に引っ掛かり10時31分にあっさり約定。

手数料込みで-3,770円の損失となりました。結果論ですが終値ベースで見ると微損で済んで良かったと思っています。

スパイダープラス（4192）のIPO初値結果

スタート直後の合致点は1,700円で売買代金は25億円ほどでしたので、寄る寄る詐欺はわずか22円とほぼ発生することなく素直な初値形成となりました。

ただ9時過ぎぐらいに20万株から100万株ぐらいの大口（？）が1,700円で買いを出したり引っ込めたりバタバタとおかしな挙動でしたが何がしたかったのでしょうか。

スパイダープラス（4192）日中足･5分足チャート

長時間1,700円の分厚い買い板に支えられていたものの、14時過ぎに急落となりました。こちらもAppier Group（4180）同様に終値は初値価格を下回りました。何度か見せ場はあったものの残念な展開です。

スパイダープラス（4192）のIPOセカンダリ

こちらも安寄りしたのでIPOセカンダリ参戦致しました。

上記Appier Group（4180）の教訓を活かして、次こそはと欲張らずOCO注文で売り1,850円の逆指値1,700円に設定しましたが、これまた1,850円にはあと少し届かずで1,700円の逆指値に引っ掛かり11時22分にあっさり約定。

1,700円にまとまった買いがあったので1,699円で逆指値入れようとも思ったのですが、上述の通り寄り前気配の時点で1,700円の買い板の動きが怪しかったので見せ板かもしれないと疑ってしましました。結果的には本物の買いだったようです＾＾；

こちらも手数料込みで-7,370円の微損で済んで良かったです。Appier Group（4180）の損失と合わせて-11,140円の損失となってしまいましたが、スパイダープラス（4192）のIPO当選分の初値売り利益が手数料込みで+55,870円あるため、相殺すると+44,730円の利益。と、あまりの自分の下手くそさに負け惜しみでも言っておきます＞＜

海外勢巻き込み案件ですらこの弱いスタートとなると今後のIPOの初値に大きな影響が出そうですね。個人的に昨日せっかく東海東京証券からIPO当選を頂いて喜んでいた表示灯（7368）が東証二部の地味案件ということで、なんとなく地雷に見えてきました＾＾；