トライト(9164)IPO新規上場初値が付きましたので、簡単ではありますが、ご紹介させて頂きたいと思います。結論から申し上げますと、残念ながら7月後半IPOラッシュは2連敗となってしまいました。

それと同時に今日は明日(7月25日)上場予定だったフラー(5583)が上場前日にして上場中止を発表するという前代未聞の出来事まで起きてしまいました。異例の7月後半IPOラッシュは早くも波乱の展開となっています。

7月IPOラッシュの中の出口(イグジット)4兄弟のうち2兄弟が公募割れとなり、残りの2兄弟にとっては大きなプレッシャーとなりそうです。もしかすると今後さらに上場中止(延期)という選択肢を取る会社も出て来るかもしれませんね。

トライト(9164)のIPO(新規上場)初値結果

公募価格1,200円
初値価格1,133円(9時09分)
初値売却益-6,700円
初値売買代金71.0億円
初値出来高6,275,300株
7月24日終値876円

市場開場直前(8時59分)のこのトライト(9164)のフル板の合致点は1,134円(初値売買代金:70.5億円)となっていたので、ほぼ同価格となる1,133円(初値売買代金:71.0億円)でシンジケートカバー取引による初値形成となりました。残念ながら公募割れスタートとなったため、初値売りで-6,700円の損失となります。

8時45分頃にシンジケートカバーと思われる買い注文が200万株ほど入り、その後また8時50分頃に200万株ほど追加され、8時58分頃に200万株と全弾(600万株)出されたものの、それを上回る売りが入っていたことから公募割れスタートとなってしまいました。

初値形成時の出来高は6,275,300株となっておりますが、シンジケートカバー取引分(600万株)を差し引くと275,300株しかありません。となると吸収金額552億円級の東証グロース上場案件の実需がわずか3.1億円程度しか無かったことになります。

初値形成後も高値は初値価格(1,133円)となっており、公募価格(1,200円)を目指す雰囲気は1ミリとしてありませんでした。シンジケートカバーが無ければと考えるとゾッとするほどの不人気IPOとなっています。終値も本日の最安値となる876円での大引けとなりました。

トライト(9164)IPO5分足チャート(2023年7月24日)
トライト(9164)IPO5分足チャート2023.7.24

本日の出来高は16,760,200株でOA含めた公開株数(46,000,000株)の一回転には遠く及ばず、初値売却や場中での損切りも一定数はあるかと思いますが、それでもまだIPO株取得組(公募価格戻り待ち組)の保有株は相応にあると思われるため、公募価格奪還までには時間を要しそうです。

フラー(5583)のIPO(新規上場)中止

そして明日(7月25日)上場予定のフラー(5583)が上場前日にしてまさかのIPO(新規上場)中止を発表しました。当然ながらIPO(新規上場)中止は発行体の諸事情により、やむを得ずあることではありますが、上場前日のIPO(新規上場)中止はこれまでの管理人の17年のIPO歴の中では記憶にありません。

フラー(5583)IPO(新規上場)中止2023.7.24

上記画像の通りIPO(新規上場)中止の理由は「情報管理に関して確認すべき事項が発生」となっていますが、上場前日にこの対応はあまりに杜撰な感じもしますが、次回また何事も無かったかのようにIPO再承認申請して来るのでしょうかね。取引所としてはこういったIPO案件への再承認時の対応は厳しくして頂きたいところです。

初値高騰が予想されていただけにIPO株に当選された方の残念なお気持ちが伝わってきます。心中お察し致します。IPOチャレンジポイントを使用して当選された方は過去の事例から使用したIPOチャレンジポイントは1ポイント加算されて全額戻って来るかと思われます。

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