IPO愛好家の方であればご存じの方も多いと思いますが、基本的にIPO(新規公開株)を申し込む際にはその申し込むIPO価格相当分の前受け金を証券会社に預けておかないといけない、いわゆる見せ金が必要というのが一般的なルールとなっていますが、中にはIPO申し込み時の前受け金(見せ金)が不要の証券会社もあります。
今回はそんなIPO愛好家にとってありがたいIPO申し込み時に前受け金(見せ金)が不要の証券会社を8社、簡単な特徴などを含めてご紹介させて頂きたいと思います。個人的な勝手な主観も入っておりますことをあらかじめご了承下さい。
ご紹介させて頂く8社の中でも特に今年(2021年)はライブスター証券がSBIネオトレード証券へ商号変更したことによるIPO取り扱い件数の拡大にも期待したいところです。もちろんSBIネオトレード証券へ商号変更しても引き続き当ブログ限定口座開設タイアップキャンペーンは継続中です。
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ちなみにこのSBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)ですが、7年連続で「オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」の「取引手数料」部門において1位を受賞しています。
野村證券
・大手五大証券会社の1社であるが、おそらく証券業界ナンバー1の実力。
・引き受けIPO株数の10%以上を完全抽選。
・例年年間を通してIPO主幹事を務めることが多い。
・野村ネット&コールと野村ホームトレードとの同時IPO申し込みは不可。
証券業界ではナンバー1と言われていることから口座数も圧倒的に多く、その分ライバルも多いためIPO当選はそこそこ困難という印象が根強くあるものの、個人的には年に1回程度はIPOに当選するイメージがあります。
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SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)
・引き受けIPO株数の100%を完全平等抽選。
・2017年からIPO界に参入、同時にIPO申し込み時の前受け金不要を発表。
・IPO申し込み時は専用申し込み画面があるため、ログイン後の管理画面からのIPO申し込みができない点は要注意。
まだ口座数自体が少ないため、ライバルが少なく引き受け幹事となった場合はチャンスあり。現に管理人は当選しませんでしたが、2018年は延期にはなったもののレオス・キャピタルワークス(7330)のIPO当選者を多く見掛けしました。
さらに昨年(2020年)10月1日からSBIグループの傘下に入ったため、SBI証券と兄弟会社になることから今後IPO幹事件数の拡大が名言されており、口座数がうなぎ登りに増えているようです。現に以下の2020年12月後半のSBI証券主幹事案件4社すべてに絡んでいました。
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松井証券
・引き受けIPO株数の70%以上を完全平等抽選。
・2018年9月からIPO申し込み時の前受け金不要制度スタート。
前受け金不要になってからIPOの取扱い件数が増えた印象。IPO取扱い件数の増加に伴い当選報告も増えたイメージ。ただ残念ながら管理人はまだその恩恵にあずかれていません。未成年口座の開設も可能で今年こそはひさしぶりのIPO当選を引き当てたいところですね。
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岡三オンライン証券
・引き受けIPO株数の100%を完全平等抽選。
・2015年9月からIPO申し込み時の前受け金不要制度スタート。
・IPO裏幹事(委託幹事)のため引き受け株数が少ない。
宣伝広告はよく見掛けますが、お世辞にもIPOに当選しやすいとは言えませんし、当選報告も見かけたことがありません。日本証券業協会の資料「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」を見てもほぼ5単元配分なので仕方ないかもしれませんね。
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DMM株
・引き受けIPO株数の100%を完全平等抽選。
・2019年1月からIPOの取り扱いスタート。
・IPO裏幹事(委託幹事)のため引き受け株数が少ない。
・フル板と呼ばれる「東証FLEX Full 板情報」が条件付きで使える。
・月額4,400円(税込)の株式新聞Webを無料で読むことができる。
残念ながらこれまでIPO当選を見かけたことはありません。もちろん当選画像すら見たことがありませんので、IPO当選はかなり至難の業だと考えられます。しかしながらやはり無料でIPO申し込みができるため、数%でもIPO当選の可能性がある限り申し込むようにしています。たまに忘れますが。ただ個人的な年間IPO申し込み回数にはカウントしていません^^;
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むさし証券
・引き受けIPO株数の10%以上を完全平等抽選。
・2017年6月からIPO申し込み時の前受け金不要制度スタート。
・まだ口座数が少ないため引き受け幹事となった場合はチャンスかもしれません。
記憶では大昔に1回だけ当選したことがありますが、それ以降当選したことがありません。でも実際に当選経験があると気持ちが強くなれます。そもそも平幹事でも比較的下の方となるため、引き受け株数が少ないので仕方がないところでしょうか。
エイチ・エス証券
・引き受けIPO株数の10%以上を完全抽選。
・2017年7月からIPO申し込み時の前受け金不要制度スタート。
・IPOポイント制度もあり。
こちらもむさし証券同様に過去に一度だけIPO当選したことがありますが公募割れ。IPOブロガーの間では色々な黒歴史を持つ証券会社としても有名で、個人的にはあまり好きではありません。ただもちろんIPOは別腹となるため、前受け金も不要なので毎回申し込んでいます。
いちよし証券
・引き受けIPO株数の1%以上を完全抽選。
もう抽選配分改悪を発表してからは少なくとも完全抽選派のIPO愛好家からは相手にされていないイメージです。IPO愛好家は証券会社にとって上客とは言えないため、それはそれで良いのかもしれませんが、せめて日本証券業協会の会員であれば抜け道を使わず正々堂々とルール通り配分してほしいところです。
ということで今回はIPO申し込み時の前受け金が不要の証券会社をご紹介させて頂きました。管理人のように資金力の少ない方でIPO投資を行っている方やこれからIPO投資を始めようとお考えの方でまだ上記証券会社の口座をお持ちでない方は是非この機会に口座開設をご検討されてみてはいかがでしょうか。
もちろん上記証券会社はすべてIPO当選したあとの購入申し込み時はIPO公開価格相当分の資金が必要ですのでお忘れなく。ちなみに上記証券会社はすべて口座開設費や口座管理料などの維持費などの経費は一切不要ですのでご安心下さい。
野村證券以外はほぼIPO主幹事になることが無く、平幹事や裏幹事(委託幹事)となるためIPO引き受け株数も少なく、その分IPO当選確率も低くなってしまいますが、完全無料で参加できる宝くじと割り切れば作業も楽になると思います。参加しないと当たることもないというのがIPOですので。
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