セイファート(9213)のIPO直前初値予想と気配運用が発表されました。本日(2月3日)上場の新年第一号IPOとなるRecovery International(9214)はまさかの公募割れとなり、新年早々IPO市場に暗雲が漂っています。
そして同時に、およそ20年以上と長きに渡り続いた「新年第一号IPO案件に公募割れ無し」のアノマリーは幕を閉じてしまいました。悪い意味で歴史的瞬間に立ち会ったわけですが、何よりこれが一番残念でなりません。
さらに昨日(2月2日)は今年(2022年)早くも2社目となる上場中止案件も登場し、IPO市場は波乱の幕開けとなっています。今後のIPO参加スタンスは大幅な見直しが必要かもしれませんね。
ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)に続き昨日(2月2日)はノーザ(4269)の上場中止が発表されました。偶然にもビッグツリーテクノロジー&コンサルティング(4266)の上場中止発表の文面はノーザ(4269)のIPO新規上場承認発表記事の中に記載しております。この2社は何かしら縁があったのかもしれませんね。
Recovery International(9214)のIPO初値結果
公募価格 | 3,060円 |
初値価格 | 2,640円(9時26分) |
初値売却益 | -42,000円 |
初値売買代金 | 5.4億円 |
初値出来高 | 206,300株 |
市場開場前直前の合致点は850円とまさかの売り気配持ち越しになるかと思わせるような気配値でしたが、開場後途中でシンジケートカバー取引を入れない証券会社として有名(?)な岡三証券が買いを入れたのか、急激に買いが増え、公募割れとなったものの、なんとか本日中の初値形成となりました。とはいえ、初値買い資金は5.4億円しか入っていません。
いやはや本当に株式市場はおろかIPO市場も昨年(2022年)末から回復していないということを改めて思い知らされてしまったようです。いずれは必ず回復期がやって来ることはわかっていますが、それがいつになるかはまったくもって不明です。とにかくIPO愛好家として今は1日も早いIPO市場の回復を願います。
セイファート(9213)のIPO(新規上場)直前初値予想
個人的にこのセイファート(9213)のIPO参加スタンスはほぼ全力で申し込みましたが、全滅となったため手元にIPO株はありませんので静観のみとなります。IPOセカンダリについても今の環境ではとりあえず様子見になるかと思います。
<セイファート(9213)のIPO関連過去記事>
・セイファート(9213)IPO上場承認発表
・セイファート(9213)IPO(新規上場)初値予想
・セイファート(9213)のIPO(新規上場)抽選結果
IPO想定価格:1,120円
IPO仮条件価格:1,060円~1,120円
(IPO想定価格が最上限となる一般的な設定)
公募価格:1,120円(IPO仮条件の最上限価格で決定)
そして大手初値予想会社のセイファート(9213)のIPO直前初値予想は以下の通り公募価格同値(1,120円)となっており、この初値予想価格通りで推移すれば市場開場と同時の着地予定となります。
もう一社の大手初値予想会社のセイファート(9213)の初値予想は1,300円となっているようです。そしてこれまでのこのセイファート(9213)の大手初値予想会社(前者)のIPO初値予想経緯は以下の通りとなっています。
第一弾初値予想:1,500円~2,000円(B級評価)
第二弾初値予想:1,500円~1,700円(B級評価)
第三弾初値予想:1,200円~1,500円
上場直前時点(今回)初値予想:1,120円
ちなみにこのセイファート(9213)の訂正目論見書による幹事のIPO引き受け価格は1,030.40円です。
セイファート(9213)のIPO(新規上場)気配運用
そしてセイファート(9213)の明日の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。
公募価格:1,120円
気配上限:2,576円
気配下限:840円
上限気配更新:10分で56円づつ。
下限気配更新:3分で通常の更新値幅(1,500円未満の場合は30円)
注文受付価格の範囲:280円~4,480円
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