ピーバンドットコム(3559)がIPO新規上場承認発表されました。
上場日は3月9日(木)で今のところは単独上場、上場市場はIPOに人気の
高い東証マザーズ市場への上場でIPO主幹事はSBI証券となっています。
2日連続のIPO新規上場承認発表となりましたが、上場日はしっかり別の
日となっており、しかもIPO主幹事は待ってましたの昨年(2016年)は
個人的に一番相性がよくお世話になったSBI証券です^^
⇒ 2016年のIPOはSBI証券からの当選がダントツで多かった
設立:2002年4月5日
業種:卸売業
事業の内容:プリント基板のEコマース事業の運営
上場市場 | 東証マザーズ |
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コード | 3559 |
名称 | ピーバンドットコム |
公募株数 | 150,000株 |
売出株数 | 650,000株 |
OA | 60,000株 |
主幹事証券 | SBI証券 |
引受幹事証券 | SMBC日興証券 松井証券 藍澤證券 岩井コスモ証券 エース証券 極東証券 東洋証券 マネックス証券 |
上場日 | 3/9 |
仮条件決定日 | 2/17 |
BB期間 | 2/21~2/27 |
公募価格決定日 | 2/28 |
申込期間 | 3/2~3/7 |
想定発行価格 | 1,550円(155,000円必要) |
市場からの吸収金額は想定価格1,550円としてOA含め13.3億円。
規模的に東証マザーズIPOとしては中型サイズとなります。
このピーバンドットコム(3559)の事業内容はプリント基板のインター
ネット販売を中心に運営しているということで、IPO的に人気化しやすい
いわゆるドストライクのネット関連銘柄とまではいきませんが、それでも
一応はEコマースなのでネット関連銘柄となります。
公募株より売り出し株が多い点は気になりますが、市場からの吸収金額
は13.3億円と小型ではないものの、それほど大型でもありません。ただし
需給という面で見ると微妙なゾーンですね。
そしてやはり気になるのはこのピーバンドットコム(3559)のIPO主幹事
がSBI証券なのでIPOチャレンジポイントを使用する価値があるかどうか
という点ではないでしょうか。複数配分であればそれなりに価値があるか
もしれませんが、100株配分であれば微妙なところです。
昨年(2016年)上場したエルテス(3967)はおよそ2,000枚程度だった
ためか配分は100株配分でしたが、フィル・カンパニー(3267)は3,000
枚程度で複数(200株)配分でした。
ちなみに上記IPOは個人的にどちらもSBI証券さんから頂きました^^
今回のピーバンドットコム(3559)のIPO株数は公募株及び売り出し株
合わせて8,000枚あるので複数配分の可能性は十分あります。
しかしながらとりあえず現段階での管理人のこのピーバンドットコム
(3559)のIPO参加スタンスは中立でまずは大手初値予想会社の第一弾
初値予想を待ちたいと思います。
ピーバンドットコム(3559)IPOの経営指標
※上記画像はクリックで拡大します。
ピーバンドットコム(3559)IPOの売上高及び経常利益
※上記画像はクリックで拡大します。
IPO幹事団の中にIPO裏幹事(委託幹事)としてではなく普通幹事として
松井証券があるのは珍しいケースですね。
社名もピーバンドットコムということでひと昔前は社名にドットコムを
付けるのが流行っていましたが、その名残りでしょうか。