昨日(6月26日)より値付かずで持ち越しとなっていたブリッジコンサルティンググループ(9225)と本日(6月27日)上場のGSI(5579)とエリッツホールディングス(5533)とクオリプス(4894)のIPO(新規上場)初値が付きましたので、簡単ではありますが、ご紹介させて頂きたいと思います。
ブリッジコンサルティンググループ(9225)のIPO初値結果
公募価格 | 1,300円 |
初値価格 | 4,110円(2日目 10時13分) |
初値売却益 | +281,000円 |
初値売買代金 | 6.5億円 |
初値出来高 | 158,600株 |
6月27日終値 | 4,810円(ストップ高) |
市場開場直前(8時59分)のこのブリッジコンサルティンググループ(9225)のフル板の合致点は4,175円(初値売買代金:4.2億円)となっていたので、寄る寄る詐欺も無く、およそ65円ほど引き下げられた4,110円(初値売買代金:6.5億円)での初値形成となりました。それでも初値売りで+281,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
初値形成後の値動きはやや活発さを取り戻し、連買いからの特買いとなり、そのままストップ高(4,810円)まで急伸となりました。まさにこの流れですね。この流れが無いとIPO市場は盛り上がりに欠けてしまいます。このブリッジコンサルティンググループ(9225)が起爆剤となって後続IPOにも良い流れとなりそうです。
ブリッジコンサルティンググループ(9225)IPO5分足チャート(2023年6月27日)
大手初値予想会社さんへの不満ではありませんが、直前初値予想は6,980円だったので、つい期待してしまいましたが、実際の着地は4,110円と、結果的には2,870円もの乖離がありました。利益はしっかり出ているものの、ある意味287,000円の利益を取り損ねた感があり、管理人も当選していただけにどこかしら残念な気持ちです><
しかもIPOセカンダリ参戦しようかと思ったのですが、直近IPOの弱さにビビってしまい注文を取り消してしまったというダブルパンチ。得はしているものの、得した事よりも得しそこねた事の方が心には残りやすいと言いますが、まさに今回はこれに当てはまりそうです^^;
GSI(5579)のIPO初値結果
公募価格 | 1,350円 |
初値価格 | 1,242円(9時20分) |
初値売却益 | -10,800円 |
初値売買代金 | 1.2億円 |
初値出来高 | 97,300株 |
6月27日終値 | 0,000円 |
市場開場直前(8時59分)のこのGSI(5579)の合致点は1,250円(初値売買代金:不明)となっていましたが、およそ8円ほど引き下げられた1,242円(初値売買代金:1.2億円)で、シンジケートカバー取引による初値形成となりました。初値売りで-10,800円の損失となります。
昨日(6月26日)上場のQLSホールディングス(7075)も地方上場案件で堅調スタートとなった上にストップ高を付けたことから地方上場案件でも活路はあると思っていましたが、残念ながら公募割れスタートとなってしまいました。
GSI(5579)IPO5分足チャート(2023年6月27日)
本日の高値は1,288円までしかなく、公募価格(1,350円)には届かないまま1,217円で終了となりました。流動性に不安のある地方上場案件ということで、今後、公募価格を奪還するまでには時間を要しそうです。
エリッツホールディングス(5533)のIPO初値結果
公募価格 | 1,580円 |
初値価格 | 2,000円(9時53分) |
初値売却益 | +42,000円 |
初値売買代金 | 2.8億円 |
初値出来高 | 140,000株 |
6月27日終値 | 2,500円(ストップ高) |
市場開場直前(8時59分)のこのエリッツホールディングス(5533)のフル板の合致点は2,200円(初値売買代金:2.4億円)となっていたので、寄る寄る詐欺も無く、逆におよそ200円ほど引き下げられた2,000円(初値売買代金:2.8億円)での初値形成となりました。それでも初値売りで+42,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
初値形成後も順調に上昇して行き、ブリッジコンサルティンググループ(9225)のストップ高の影響を受けたことからか、11時09分にはストップ高(2,500円)到達となりました。これまたIPO的には良い流れです。
エリッツホールディングス(5533)IPO5分足チャート(2023年6月27日)
ブリッジコンサルティンググループ(9225)がストップ高、このエリッツホールディングス(5533)もストップ高、この流れを引き継いだのか、昨日(6月26日)初値形成のARアドバンストテクノロジ(5578)までもがストップ高となっています。IPOバブル復活となるでしょうか。
クオリプス(4894)のIPO初値結果
公募価格 | 1,560円 |
初値価格 | 1,680円(9時10分) |
初値売却益 | +12,000円 |
初値売買代金 | 9.6億円 |
初値出来高 | 575,500株 |
6月27日終値 | 1,312円 |
市場開場直前(8時59分)のこのクオリプス(4894)のフル板の合致点は1,640円(初値売買代金:7.4億円)となっていたので、およそ40円ほど吊り上げられた1,680円(初値売買代金:9.6億円)での初値形成となりました。初値売りで+12,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
事前予想よりも低い位置での着地となった上に、初値形成後も良いとこ無しと、IPO的には残念な展開となってしまいました。元々人気薄銘柄だった上にIPO市場が不安定だっただけに仕方ないところなのかもしれませんね。
クオリプス(4894)IPO5分足チャート(2023年6月27日)
地方上場案件となるGSI(5579)と赤字のバイオベンチャーとなるクオリプス(4894)は、元々不人気要素があったためか、残念ながらこの良い流れに乗れなかったようです。
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