田中建設工業(1450)のIPO(新規上場)第一弾初値予想がIPO想定価格
ベース(2,210円)ですが大手初値予想会社より発表されたようです。
上場日は12月18日(火)でテクノスデータサイエンス・エンジニアリング
(7046)と2社同日上場、IPO主幹事は野村證券です。
田中建設工業(1450)のIPO(新規上場)初値予想
田中建設工業(1450)のIPO想定価格は2,210円となっているため、現時点
では公募価格の1.3倍~1.8倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱め
の初値予想となっており、個人的な評価もやや低めのC級評価に設定させて
頂いております。
この田中建設工業(1450)のIPO仮条件は本日(11月28日)決定する予定
となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも
通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
田中建設工業(1450)の事業内容はこれといって特に新規性の無い解体工
事に特化した事業内容となっており、設立からおよそ36年の社歴を持つオ
ールド企業となります。
地味な業種で新規性が無く社歴が長いということはもちろん会社としての
信頼性は高いもののIPO的には初値が上がりにくいということにも繋がる
可能性が高いです。漢字社名ということもオールド感が伝わり、初値が上
がりにくい要素となるかもしれません。
ただし田中建設工業(1450)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,210円)
で7.8億円とJASDAQスタンダード市場への上場としては小さく、株主に
ベンチャーキャピタルの保有株もなく、既存株主ともに解除価格無しで90
日間のロックアップが掛かっているため、この部分での需給面はおおむね
良好と言えます。
上場日が12月18日(火)でテクノスデータサイエンス・エンジニアリング
(7046)と2社同日上場となること、翌日には今年最大で過去最大となる
注目度の高いソフトバンク(9434)の上場が待ち受けていることなどから
上場タイミングは決して良い状態とは言えません。
しかしながら田中建設工業(1450)のこの規模で公募割れは考えにくく、
IPO主幹事は野村證券となるため初値高騰は無いかもしれませんが、安心
感は十分あります。
よって管理人の個人的なこの田中建設工業(1450)のIPO参加スタンスは
現時点では当初の予定通り全力申し込みのままで変更はありません。
ただどちらにしてもIPO主幹事は野村證券でIPO株数は公募株及び売り出
し株合わせて3,100枚しかないため希少性も高く、IPO株の入手は困難と
なるでしょうけどね^^;
ちなみにこの田中建設工業(1450)のIPO引き受け幹事団は以下の通りと
なっております。
<IPO主幹事証券会社>
・野村證券
<IPO引受幹事証券会社>
・むさし証券
・みずほ証券
・ちばぎん証券
・東海東京証券
・岡三証券
・極東証券
・岡三オンライン証券(委託幹事)
<追記>
田中建設工業(1450)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,210円
IPO仮条件:2,210円~2,400円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。
<追記>
田中建設工業(1450)のIPO仮条件決定後の初値予想が発表された
ようです。
3,000円~4,000円
IPO仮条件が強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO
想定価格時点と同値との初値予想となっているようです。
個人的評価も変わらずC級評価のままで変更なしとさせて頂きます。