自律制御システム研究所(6232)のIPO(新規上場)第一弾初値予想が
IPO想定価格ベース(3,380円)ですが、大手初値予想会社より発表され
たようです。
自律制御システム研究所(6232)の上場日は12月21日(金)で12月唯一
の魔の4社同日上場、IPO主幹事はSMBC日興証券となっております。
<12月21日(金)IPO(新規上場)予定の4社>
・自律制御システム研究所(6232) 公開規模:100.4億円
・テノ.ホールディングス(7037) 公開規模:7.6億円
・EduLab(4427) 公開規模:46.3億円
・ポート(7047) 公開規模:53.2億円
自律制御システム研究所(6232)のIPO(新規上場)初値予想
・自律制御システム研究所(6232)IPO新規上場承認(過去記事)
自律制御システム研究所(6232)のIPO想定価格は3,380円となっている
ため、現時点では公募価格の1.2倍~1.5倍程度の初値形成になるのではな
いかとやや弱めの初値予想となっておりまずが、個人的な評価もやや低め
のC級評価に設定させて頂いております。
この自律制御システム研究所(6232)のIPO仮条件は週明け(12月3日)
決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などに
ついてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
自律制御システム研究所(6232)の事業内容は商業用ドローンの製造販
売が主力事業となっており、ドローン関連銘柄のIPO(新規上場)は初
モノとなりテーマ性もあるためそれなりに人気化しそうです。
とは言うものの公開規模はIPO想定価格ベース(3,380円)で100億円超え
と東証マザーズ市場への上場としては大きく荷もたれ感を感じるサイズ
となっている点は残念ですね。
さらに冒頭でも書きました通り自律制御システム研究所(6232)の上場
日は12月21日(金)で魔の4社同日上場となり、ソフトバンク(9434)の
上場明けや12月IPOラッシュ後半戦も重なって、相当の買い疲れが出てい
るころでしょう。初値の伸びは限定的かもしれません。
自律制御システム研究所(6232)はベンチャー企業ということで筆頭株
主はベンチャーキャピタルとなっており、その他にもズラリとベンチャ
ーキャピタルの存在があります。
一応90日間のロックアップが掛かっていますが公募価格の1.5倍以上にな
れば解除され売却可能となります。このことからも初値は最大でも1.5倍
が目途となるでしょうか。
ただし上述の通り、4社同日上場やソフトバンク(9434)の上場明け、
12月IPOラッシュ後半戦ということも含めて考えると1.5倍まで届かない
可能性も十分あり得ます。例年ですがこの時期の初値は期待以下という
ケースが多いのでやはり過度な期待は禁物かもしれません。
自律制御システム研究所(6232)のIPO株は公募株及び売り出し株合わ
せて25,837枚と比較的多くあるため、初値期待値がそれなりにある12月
IPOの中ではまだ当たりやすい部類に入りそうです。
とりあえず事業内容に新規性がありテーマ性も兼ね備えているということ
から管理人の個人的なこの自律制御システム研究所(6232)のIPO参加
スタンスは中立から全力申し込みに変更しようと思います。
ちなみにこの自律制御システム研究所(6232)のIPO引き受け幹事団は
以下の通りとなっております。
<IPO主幹事証券会社>
・みずほ証券
<IPO引受幹事証券会社>
・野村證券
・大和証券
・SBI証券
・いちよし証券
・SMBC日興証券
・岡三証券
・水戸証券
・楽天証券
・マネックス証券(委託幹事)
・岡三オンライン証券(委託幹事)
<追記>
自律制御システム研究所(6232)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:3,380円
IPO仮条件:3,000円~3,400円
IPO想定価格がほぼ最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。
<追記>
自律制御システム研究所(6232)のIPO仮条件決定後の初値予想が発表
されたようです。
3,500円~4,300円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は
IPO想定価格時点より下ブレとなる初値予想となっているようです。
個人的評価は変わらずC級評価のままで変更なしとさせて頂きます。