今年(2023年)のIPO前半戦26社の公募価格と初値価格と現在の株価がどのように推移しているのか気になったので抽出してみました。抽出とは言うものの、管理人はシステムを組んだりすることができないアナログ人間のため、お恥ずかしながらすべて目視で手打ち入力しています^^;
2023年IPO前半戦26社の初値価格と今の株価比較
IPO銘柄 | 公開価格 | 初値価格 | 5月2日終値 |
テクノロジーズ | 1,000円 | 3,650円 | 1,804円 |
プライム・ストラテジー | 1,390円 | 3,130円 | 2,561円 |
SHINKO | 2,200円 | 2,250円 | 2,533円 |
ハルメクホールディングス | 1,720円 | 1,981円 | 2,237円 |
日本ナレッジ | 1,500円 | 3,750円 | 2,445円 |
アイビス | 730円 | 2,121円 | 1,843円 |
カバー | 750円 | 1,750円 | 1,656円 |
Arent | 1,440円 | 1,802円 | 4,295円 |
アクシスコンサルティング | 1,950円 | 3,030円 | 2,835円 |
モンスターラボホールディングス | 720円 | 1,050円 | 1,070円 |
AnyMind Group | 1,000円 | 1,000円 | 1,028円 |
住信SBIネット銀行 | 1,200円 | 1,222円 | 1,677円 |
ビズメイツ | 3,250円 | 5,310円 | 3,430円 |
ノバシステム | 1,700円 | 2,565円 | 2,916円 |
ココルポート | 3,150円 | 4,135円 | 6,230円 |
Fusic | 2,000円 | 6,530円 | 4,370円 |
エコム | 1,680円 | 1,714円 | 1,620円 |
トランザクション・メディアNW | 930円 | 1,388円 | 1,306円 |
ispace | 254円 | 1,000円 | 1,010円 |
日本システムバンク | 1,880円 | 1,700円 | 1,500円 |
ジェノバ | 470円 | 2,106円 | 1,237円 |
エキサイトホールディングス | 1,340円 | 1,700円 | 1,339円 |
南海化学 | 1,740円 | 2,533円 | 2,284円 |
楽天銀行 | 1,400円 | 1,856円 | 1,843円 |
レオス・キャピタルワークス | 1,300円 | 1,730円 | 1,455円 |
Ridge-i | 1,750円 | 4,445円 | 3,000円 |
上記をまとめますと本日5月2日(火)終値ベースで初値価格を上回っているIPO銘柄は10社ですが、公募価格を上回って推移しているIPO銘柄はなんと23社です。これはかなり優秀な成績で、個人的にはかなり驚いています。
逆に公募価格を下回って推移しているIPO銘柄3社のうち2社は地方(名証メイン)上場案件となるエコム(6225)と日本システムバンク(5530)で、残る1社は惜しくも1円届かずのエキサイトホールディングス(5571)です。地方(名証メイン)上場案件は仕方のないところでしょうか。
IPOの初値は需給で動くことが多いため、上場後に乖離していた株価はしばらくすると適正価格(公募価格)に戻る傾向がありますが、今年(2023年)はIPO地合いが好調だったことからか、いまだに強い株価で推移しているIPO案件が予想以上に多くあるような気がします。
人気業態など需給メインで初値が飛び過ぎたIPO案件に至ってはさすがに下落傾向にありますが、地味で初値自体は落ち着いたスタートになっても老舗企業や業績が堅調なIPO案件に至っては株価も上昇傾向にある銘柄が多い印象です。IPOセカンダリはキラキラ案件が王道(?)ですが、中長期で見ると当たり前ではありますが、やはり地味でも堅実な企業がしっかり株価に反映されている形です。
この良い流れのまま6月IPOに突入してくれれば、地合いは引き続き好調となりそうです。と考えると余計にIPO新規上場承認発表が待ち遠しくなりますね。
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