すでにお気付きの方も多いと思いますが、今年(2017年)のIPOの仮条件
は想定価格に対してほぼすべての銘柄が上ブレ設定となっております。
東証5社のIPO仮条件(リート及び札証は含んでおりません)
※上記画像はクリックで拡大します。
シャノン(3976) 東証マザーズ上場
IPO想定価格:1,400円
IPO仮条件:1,300円~1,500円
安江工務店(1439) JASDAQスタンダード上場
IPO想定価格:1,130円
IPO仮条件:1,130円~1,250円
日宣(6543) JASDAQスタンダード上場
IPO想定価格:1,540円
IPO仮条件:1,540円~1,600円
フュージョン(3977) 札証アンビシャス上場
IPO想定価格:1,000円
IPO仮条件:1,000円~1,140円
レノバ(9519) 東証マザーズ上場
IPO想定価格:660円
IPO仮条件:660円~750円
ユナイテッド&コレクティブ(3557) 東証マザーズ上場
IPO想定価格:1,400円
IPO仮条件:1,400円~1,620円
一番初値が高騰しそうな雰囲気がプンプン漂っていたシャノン(3976)
は中間値での仮条件設定でしたが、それ以外はすべて上ブレ設定となって
おります。結果的にシャノン(3976)は大化けしましたが。
ここまでIPO仮条件の強気設定が続くことは私のIPO歴10年の中でも記憶
にありません。IPOが追い風であるという証明であるとは思うのですが、
これだけ強気設定が続くともう上ブレ設定が当たり前という感覚になって
しまい、逆に通常設定となった場合はどこかしら気味が悪い気がするかも
しれませんね^^;
C級銘柄及びD級銘柄と思われるIPOでさえ上ブレ設定となっているため、
とりあえずは今後のIPOの仮条件設定にも要注目です。そして昨日の記事
でも書きましたがこうしてIPOが追い風の間に当選に絡みたいところです。
今晩は一部証券会社より日宣(6543)のIPO抽選結果発表がありますが、
本命はやはり明日朝発表のIPO主幹事である大和証券になるでしょうね。
安江工務店(1439)に続き当選報告をさせて頂きたいところです。